昨日は退院後2回目のディサービス。
7時に朝食を食べさせ、歯磨き、準備…保育園児かな?
父の性格上、ディで大小をするのが嫌らしいので(ディの意味は)、とにかく今はディに行って欲しいわたしとしては、さっさと朝飯食わせておむつ代えて準備したい。
で、1回排便してオムツ替えたわけですよ。
そしたら直後、
父「出るよ?出るよ?」
わたし「は?今出して替えたばかりなのに?いやまぁいいけど」
父「ええ!」
出物腫物所かまわず。仕方ないですよね。
でもやっとオムツを替えたばかりなのに、一言いいたくもなる。
で、2回目の排便。
父母の準備も終えて、ディにお見送り。ふー。
しかしお見送り前にまた父が、
「俺の保険証は?」
「来週の火曜(ディでお風呂に入れてもらう日)は、俺は病院に行かなきゃならない」
と言い出した。
そんなにディの風呂が嫌か。嫌なのか。でもわたしだって毎日毎日親父のケツ拭くのも、認知の母のリピートに相槌打つのも嫌だよ!!
再び作成したスケジュールを取り出し、
「あのね、今日は金曜日。入院前もディに行く日。お父さんの病院の科は火曜日じゃなきゃ外来診てないからそもそも今日は行けません。保険証もいりません」
「入院したから、病院の予約は再来週の火曜日に移してあります。が、今日は金曜日。来週の火曜日はお試しでディサービスで風呂に入ります。その次の週が病院です」
「そもそも、その状態でどうやって病院行く気?今までみたいに独りでタクシー拾って病院行けばいいってもんじゃないよ。まずは玄関出るところから考えなきゃいけない」
滔々と説明し、送り出した。
疲れる。
で、帰宅してきた途端、
父「大きいのが出る」
わたし「はぁ?また?(だから、家族のそういう負担を減らす為にディ行かせてるんだけど?)」
ここでほぼ確信。
ディでは見栄?プライド?があるので、極力トイレしない作戦だなコイツ。
どうしてくれようか。
いやしかし今はまだ「とにかくディに行く」ことを優先せねば。。
で、帰宅後2回大をしたわけですが、2回目に至ってはなぜか、オムツを外し始めた。
(ベッドに防水シート、シーツ、オムツシートを敷いてるけども!)
わたし「え、なにまさか脱いでそこに出す気!?オムツしたままやって」
父「え、履いたままでいいの?」
…今更????
父は昔から(多分)排便への忌避感が強く、(多分)自宅で大をする時も全裸でし、すぐにシャワーを浴びるタイプ。なんでこんな面倒な質を85歳まで維持してきたのか謎だけど。
ゆえにオムツと尻の間に便があるのが耐え難いのか、入院するたびに「オムツ問題」には直面していた。
今回、自宅で介護状態になって明らかになったのは、
- 大をしたらすぐさま綺麗にしてほしい。
- 小もすぐに体から外したい。小の場合は、ベッドにリハパンとビニールをお置いておくとリハパンを自分で脱いで取り返る。(調子が悪いと汚れたリハパンが散乱してるけど、調子が良ければ自分でビニールにまとめてる)
ということで、後者は楽と言えば楽だけど、うんこした直後に家族がオムツ替えるって現実的じゃない。
母一人ではうんこ入りのオムツなんか替えられないし。
まぁそこはさておき、どうやら今朝から下痢してるらしい。(今更気づくわたし)
午後3回目になると、
父「出すよ出すよ」
わたし「はいはい、買い物行きたいから出して」
…出ない。うんこ待ちかい。
ディに行かせてもヘルパー呼んでも、「家族には見せるけど他人には見せたくない状態(それは介護者にとっては大変なこと)」が頑なにあるってことだよねぇ。はぁ。
父は父で申し訳ないとは多分思ってる。ゆえに早く絞り出そうとしてる。
そこにもってきて、わたしと買い物(というか徘徊)行きたいアルツの母が、
「ねぇ今うんちするの?うんちしようとしてるの?いつ出すの?」
とか言うから笑ってしまうwwww
そんなこんなでひと段落。夕食時に父が「食卓に行く」と言い出した。
や、無理だろうよ…
と鼻で笑ってたら、補助を入れれば食卓まで歩けた!!これには母と二人で大喝采。
わたし「すごいじゃーーーん!歩けたじゃん!やっぱりディサービス頑張ってるのが効いてるね」
父「いや、俺はそうは思わない」
わたし「でも家で1日寝てたら絶対に歩けてないよ!あと痩せたもんねぇ。骨が支える重さが減ったのもよかったね!」
ここぞとばかりに言いたいことを言うわたし。
下痢を考慮して少しの食事をとり、正露丸を飲ませ、再び歩いてベッドへ戻る父。
ようは床に尻を落とすとどうにも出来ないけど、椅子やベッドから立ち上がり、つかまり歩きは出来るようになってきたってことか。
オムツから解放される日が来るかも!
でも待って、無駄に動けるようになるとまた別の厄介も生まれそう…。
と複雑なわたし。
いずれにしても、今は介護認定見直しに1か月もかかる。
要支援だった父は、自費も含めてつっかえ棒や手すり、ディサービスなど使用してるけど、ほぼ寝たきりから回復するにあたっての介護ベッドや車いすは自費。
そこはいいんだけど、
13日退院、15日介護認定見直し申請→1か月後に認定見直し(今回はさすがに要介護になるはず)
この1か月が、家族にとっては長い。
父は特に「急性期」ってことで、退院直後(1番弱ってる)ではなく、家庭での回復を見込んで認定見直しすべきパターンだろうこともわかるし、認定が出れば、ケアマネも見合ったプランを立ててくれるのもわかる。
けど。
今や、近々の具体的なことが解決出来ないのが辛い。
例えば父が気にしてる再来週の通院。CTもあるし、この日に行かないと抗がん剤がなくなる。
わたしは仕事で付き添えない。
介護タクシー?は、院内は付き添い無し。
福祉タクシー?も、介助無し。
じゃあヘルパーを頼んでずっと付き添ってもらうしかないのか???
地域ボランティア系もあるけども、そんなの頼んでいいのか?早めのご予約をって書いてあるぞ。
でも独居で独りで通院できない人も多くいるよね。みんなどうしてんの??
ということがネットでは全くわからないので、今日ケアマネに聴いてみたら、
「介護認定が出ていればヘルパーという手もあるし、もう見直し申請してるから遡ってヘルパー代は何割か負担されますけども…」
「そのヘルパーさんっていくらぐらいですか?」
「えーっと、じゃあ近日中にその辺を説明しに、要介護のケアマネ○○と伺いますね」
ケアマネさんが無能なわけではなく、
- 5年お付き合いいただいた要支援のケアマネさん。父が今回要介認定になったら、要介護のケアマネさんと交代になる。
- しかもそのケアマネさんは、3月いっぱいで別支部へ移動。
- なので、要介護の母のケアマネさんと2人で来てくれるそうです。
(ただし、母のケアマネさんが父のケアマネになるかはわからないし、仮に認定が「要支援」のままならまた別のケアマネがつくという複雑な状況)
すべては介護認定が遅いからぁ~!いや、ウチが退院させたのが早かったのか?
でも父の薬の関係で、包括センター病院も受け入れないだろうとか言ってたしなぁ。
その後、夜。
父がまたテレビ前の椅子に座ってた。
わたし「どうしたの?」
父「いや、トイレに行きたくて(意訳:大がしたい)」
ふんばるけど出ない。
一応オムツを替えたら水様便だった。やはり下痢か…。
母のまき散らした下痢を掃除したのは先週?先々週?だったかなぁ(遠い目)
両親の下痢の始末に追われる日が来るとはねぇ…。
ケアマネに相談しても、認定が未定状態なのでなかなか率先して提案はしてくれない。もちろんこちらが「自費でいいので今すぐここに手すりを!」と言えば設置に動いてくれるんだろうけど、なにせ初めての経験ゆえ、