父の時間見当識

通所してるディ、7月は週1程度の割合で感染者が…

父母もPCR検査したりディが休業になったり、イレギュラーが続いてるorz

そのせいか、父の認知が一層ヤバい。

 

 

chika05.hatenablog.com

 

 

母の右手骨折は一昨日の通院時、「あと2週間」と言われた。

そんな母の徘徊を阻止するプレッシャーもあるのか、今朝も母がトイレに行った時に、

父「ママーー!ママーー!ママー!」

わたし「うっさいわ!!トイレだろうよ(怒)!」

父本人はリビングで微動だにせず、ただ叫ぶだけ。

 

で、さきほど。

わたしは10時~15時で仕事。父母の昼食はない。

前日に余裕があればサンドウィッチでも買っておくけど、今日は自然解凍で食べられる「今川焼5個パック」を「昼に食べな」と父に見せた。

 

で、15時過ぎに仕事を終えて戻ったら今川焼残り2個。

何気なく「あ、今川焼食べた?」と言うと、

母「わたし食べてない!」

父「食べてたよ!」

わたし「とりあえず2人とも食べてるならいいんじゃん?」

残りの今川焼を1つ食べつつ(わたしは本日初の食事)夕食の算段をしてると、母も残りの1つを食べだした。そこで父が、

「俺の食べるものは!?」

 

「は?昼に食べたんじゃないの今川焼!」

父「食べてない!」

じゃあおまえ、15時過ぎまでなにやってたんだよ。昼に母が今川焼食べてるの見てただけかよ。

 

今、何か食わすと夕食に響く。

「じゃあ夕食に響かないようにスイカ食べなよ?あと水分…クリームソーダ飲む?」

父「夕食って、それはまだ何時間も先の話じゃないか」

何時間も先…?父、あんたは今、何時だと思ってる?

わたし「今は15時過ぎ。夕食は18時前。大して時間ないよ」

イカとクリームソーダを提供し、母にシャワーを浴びせ仕事場へ戻っていると、スイカを食べ終えた父が母へ「歯を磨け」と命じてる。

 

母「歯?わたし何も食べてないもん」

その通り。どうも父の認知的には「今、夕食を食べた」ことになってるっぽい…?

父「いいから歯を磨け」

母「なんでよ!ご飯食べたら磨くけど今は磨かない!」

こればかりは母が正しい。仕事の手を止め、

わたし「あのさぁ、これから晩御飯になるわけよ。歯磨きはそれからでいいよ」

父「…え、そんなに食べるのか?」

わたし「あのねお父さん、今は16時半。7時半にわたしが朝ごはん作って食べたでしょ?アレ朝ごはんね。で、わたしは10時~15時で仕事。その間にお昼に今川焼食べなって渡したの。お母さんはそれを食べた。お父さんは食べてないっていうから、今のスイカはお昼ごはんの替わり。これで2食ね。で、これから夕方になり晩御飯になるの。わかる?」

わかってないっぽーーーーい!!!

 

巻き込まれずに淡々と生きねば仕事にならない。

わたしが仕事場に戻ると、また母が「散歩に行く」と言い出してる声が聴こえる。

父「だめだ!!!」

母「なんでよ。散歩くらい行くわよ」

父「○○ー○○ー(わたしの名前)」

 

致し方なくまた母に滾々と説教。

散歩は断念したけど、母だってトイレに行ったり2階に行ったりはする。わたしは耳が良いので、仕事場とリビングを開け放していれば、音で大体のことは把握できる。

(母はトイレに行ったな…)ポチポチポチとお客さんへの案内状を作ってると、

父「ママー!ママー!ママー!」

ポチポチ…

父「ママー!どこ行ったんだー!!ママー!!」

ポチポチ…

父「ママー!どこにいるのママー!」

わたしが動いて、父へ「お母さんは○○にいるよ」と言えば、父の不安は減るだろう。というか、母の所在の責任をわたしが背負っていれば父は安心なのだろう。

でも、そんなのキリがない。無視。

 

わたしは朝から朝食を作り父母に食わせ、飯も食わずに掃除して、昨夜父が粗相したデカいクッションを洗って干してたのに昨夜の雨がしみ込んでいるのに絶望し、朝から仕事して仕事終わって父へスイカとクリームソーダを与え、母にシャワー浴びさせ、母の汚物処理しつつ洗濯したらトイレットペーパーだかティッシュだかが混入しており再び絶望。その処理をして掃除機をかけ、やっと仕事の続きをしはじめたところなんで、朝から晩までぼーっと過ごしてる年寄りの情緒不安に24時間寄り添うとかできない。

 

ってか、こういうことの繰り返しを毎日毎日続け、父と母は確実に知力体力認知力全てが低下し続けていて、わたしはどこまでその落下に付き合うんだろう。

一体どこまで落ち続けるんだろう。

どこが終わりなんだろう。

いつ終わるんだろう。