カオス極まる

さっき父が全裸でリビング徘徊はじめ、母が、

「あの人追い出さないと!!なにをされるかわからない!!」

と仕事場(来客なし)へ逃げ込んで来てカオスだった…。死ぬ。

 

 

先日の門扉転倒の翌日・月曜もわたしは夜も仕事を入れていた。

22時過ぎに仕事終わってリビングに戻ったら、父がキッチンで倒れてたorz

 

chika05.hatenablog.com

 

なんとか引きずり倒し父を座らせ、23時。母が起きてきて、

母「朝ごはんは?」

「今は夜の23時だよ。晩御飯食べて、わたしはその後も仕事して、今仕事終わったとこ。まだ夜!朝ごはんは朝!」

そんなことばかりやってるからか、昨日は…昨日の記憶がわたしもすでに無い(^^;

 

で、本日。

朝からせっせと朝食を作りゴミをまとめるわたしを横に、ディに行く気っぽい父と母。

「だぁら今日は水曜日!ディはないってーの!!!つーかこれ何!まさか使用済みじゃないよね?」

リビングのテーブルの上にリハパンが置いてある。

父「綺麗なやつだよ」

ならまぁいいけども。(いいのか?)

 

今日はやっと盆休み明けで整形が診療開始。

「お盆明けには治ってるかな」と言ってた先生の言葉だけが一縷の望みだったわたしは、朝イチ母を連れていく。

が、

「うーん七割かな。また2週間後に」

7月1日に骨折し2か月かかるのかぁ…。

わたしが不在時はほぼスリングをつけてない母。つけてても肘から外してぶらぶらさせてるし、もう長期戦で行くしかないのかorz

 

帰宅して昼食を作る。

わたしは午後から仕事…だが、父の様子がおかしい。

 

「ねぇ?まさかディに行くと思ってる?さっきも言ったけど今日は水曜日!ディはない!しかも今食べたのは朝飯ではなく昼飯。今は昼の12時だから!どこも出かける予定はありません!」

 

案の定、ディに行く気だったっぽい。

といってディの準備は出来てない。わたしも風呂セットなど渡してない。

昼食時は多少マトモだったのに、多少マシな時と全然ダメな時の差がひときわ激しい。

 

18時前に仕事が終わり(その間、父と母の間でどういう会話があったかは不明。わたしが切って冷蔵庫に置いてたスイカ1/4は2人で食べてる)、まだ目の端に移るテーブルの上のリハパンにイラっとし、TV前の椅子に貼った尿漏れシートが黄色くなってるのを目視。

最近、トイレに行くのが億劫なのか漏れがヒドイ。がとりあえず無視。

 

食後にスイカ1/4と皿を出し、わたしが仕事の後片付けに戻るとリビングが騒がしい。顔を出すと、

わたしが出したスイカの皿は、なぜか片付けられてる。

父の前はティッシュ。その上に山盛りのスイカの皮。当然、テーブルも床もダラダラベタベタ汁まみれ。

 

「はぁ?なんで皿使わないの(怒)」

片付けてるとヨチヨチ歩きで冷蔵庫を開ける父。

昼間、父母に食わせたメロン半分と、頂き物の菓子をテーブルにもっていこうとする。

 

「え、なにやってんの?メロンも食うの?(半日でスイカ半分食ってるのに!?)食べるなら切るんだけど?」

父「…」

テーブル直置きで、半分のメロンを食べようとしてる勢い。

「あんたその行動、頭イカれてるってわかってる?食べるなら切るって言ってんの!皿をつかえ!!!わかんないの?」

父「…あまり、よくわかってないかもしれない」

「うわぁ~あんたマジ認知症検査受けな!?」

父「じゃあメロンは返す」

 

その時、ダイニングチェアの座布団が濡れてた気がした。がもう無視して皿を洗い床を拭き、仕事場に戻る。

明日の資料を作らねば…なのにリビングの会話が丸聞こえ。

 

母「ところでお母さん(祖母)はまだ帰ってこないのかしら」

…最近、母が母親の帰りを待ちわびたり、探しに行ったりする(わたしが仕事中、母がまた徘徊した可能性もある)のを父は耐えられず、なぜか祖母の死にざま(自死)を説明し始める。

 

祖母は最寄りの電車に飛び込み自死しているけど、その記憶すら保持できない母に今、繰り返しそれを言う意味がわたしには全くわからないし、母へ良い影響を与えるとも思えない。

仕方なくわたしも顔を出し、

「お母さんのお母さんは天寿を全うしてとっくになくなってるよ」

母「ええ~そうなの?じゃあ、さっきいたあの男の子は(作話)?」

「男の子なんて我が家にはいません。我が家はじじぃとばばぁとおばさんだけ」

母「あらぁ~w」

 

話題を回収して再び資料を作ってると、再び母が父へ「さっきまでいた男の子」の話をしはじめる。

母「ほら、あの1番小さな男の子がね」

父「説明してやろうか?最期を」

母「最期って?まさか…死んだの??」

父は祖母の話をしてる。母は男の子(自分の子供として)の話をしてる。完全なるすれ違いだけど、両者そこには気づいてない。

そして父も上手く言葉が出てこない。

父「死んだ。それも、人に言えないような死にざまで」

母「それって…まさか誰かに刺されたとか?」

父「…そういう感じだ」

母「そんな…そんなのはわたし、親として認められない!」

父「でもヒドイ死にざまだった」

母「なんで…なんでそんな…」

 

おおおおおおおーい!とんだ被害者一家になってるじゃん!父はバカなのか?母が不穏になるだけじゃん!!

 

しかしいちいち巻き込まれたら仕事にならぬ。そして父の理解力は昔から針の穴のように小さい。この状態で説明しても理解はできない。

わたしが介入しても会話の食い違いは両者理解できないので無視。

 

そのうち、父は洗面所に行き。母が仕事場に乱入してくる。

 

母「あのね、さっき男の子が家に来たのよ」

母には作話が真実だから、誰かに収拾をつけてほしいんだろうなぁ。

「うん、それは詐欺師だね。我が家に男の子はいないから。騙されないでエライ」

母「そうなの?詐欺師…そんな感じじゃないのよ」

「じゃあピンポンダッシュだね。わたしも子供の頃よくやったわ~。家の人が出てきちゃったら逃げたなぁ」

母「でもその子は逃げなかったの」

「でも家には入れてないでしょ?今、うるさいのよ。子供を保護して家に入れても警察が介入してくるからね」

母「そうなの?家には入れなかったの。その子は…その子の親は知らないんだけど、でも帰って行ったの」

「じゃあ今頃その子は、その子の親とご飯食べてるね。いいんじゃない?」

母「あら。よかったのかしら」

合間にトイレに行く母。

 

母「でね、それとは別の話があって、今そこにいたおじいさんがなんかおかしいの。あの…今、洗面所にいた」

うん、おかしいよね。あんたもおかしいけど。

「あーあれねぇ、多分、認知症なんじゃないかな」

母「え!ああ、そうなの…だからおかしいのねぇ」

「いや、お母さん。あなたも認知症だからね」

母「そうなの?大変じゃない」

「そう。大変なのはわたしね。わたしが一人で大変なの」

母「あらぁ~それはうちの娘も結構大変なんだけどね」

「わたしがその娘だけどね」

母、再びトイレへ。スイカ食い過ぎだよ!!!

 

入れ違いで父が洗面所からリビングに戻ってきたらしい。(音から推測)

 

母「ぎゃあああああああああ!大変!」

また仕事場に来る母。なんなん。

母「今ね、あのね、あの人…裸なのよ!!!」

はぁぁぁぁぁ~

リビングをのぞくと父が全裸。おい。洗面所に積んであるリハパンどうしたんだよ(怒)

母「あの人…早く家から追い出さないと!!!!わたし、なにをされるかわからないじゃない!!」

 

仕事場に隠れる母。

リビングの父は「何度やっても同じ繰り返しだ…」ブツブツつぶやいてテレビをいじる。

最近、「自分でテレビを消す→つけられない」を繰り返し続けてる。

父「お、○○テレビがつかないんだよ…」

「テレビなんざどうだっていいんだよ!パンツ履けや!」

朝からあるリハパンに目をとめたわたし。それを父に渡そうとして、

「おおおお~い!使用済みじゃねぇかぁぁぁぁぁぁぁ(怒)!!!!!!」

 

ブチ切れますわね。

 

洗面所からリハパンを持ってきて父に投げつけ、

「とにかくパンツ履け!!!!!もう腹いっぱいだわ!!!!!!」

 

そして仕事場で隠れてる母が不穏にならないように、

「何かくれてるの~あれ、旦那よ?今更旦那の裸でびびらないで(ひきつり笑い)」

母「え、そうなの?なんだぁ~そうなんだ~」

 

頭をめぐるのは、

  • わたし自身はさておき、夫婦だけで考えたら、別々の施設に入れるとかより、土地か家を売って夫婦1室で有料にぶち込むのが(母へ依存してる父には)得策なのかなぁ~と漠然と思ってたけど、わたしや父の認知が危うい母的に、奇行しだした父はもう「危害を加える他人」ってパターンに突入?
  • 母の不穏に父が巻き込まれ、父の不穏に母が巻き込まれてカオス化がまた加速するのか?
  • まずは父に認知症検査受けさせて投薬…いや待て、2人とも認知症だと家を売るにもくっそ面倒くさいよね。

色々考えるも、答えが出ないorz

 

明日はケアマネが来る。

全部ぶちまける予定だけど、ケアマネはそろそろ介護認定見直ししてもよいのではないかと。

これでだめだったら、心のダメージがデカすぎるので躊躇してたし、いっそ認知症認定出てから…いやでも不動産売買がなぁ…と躊躇してた。

でも、今はとにかく申請はしよう!という気持ちに傾いてる。