オムツ投入。

明日は介護認定調査。15時予定だったけど、
「15時まで待てずに救急車呼ぶかもしれない。早い時間に変更できませんか?」
と10時半に変更してもらった。

何が何でも!要介護認定を貰うためのコマを進めたい!

 
と追い詰められるほど、父の腰が悪化した。
悪化するような転倒、床で寝るを繰り返してるのは本人なんだけど。
「痛い痛い」と騒ぎ、まったく脚に力が入らないので、わたしではもう床の父を起こせない。2月の救急搬送時と同じ状態になってる今日。
 
実は昨日は転倒がなかった。
久々に父に理性が戻った日。出来る出来ないを理解しベッドで過ごした。
 
しかし今朝、フルチンで床に転がる父。散らばるリハパンは4つ。
何時から転がってたか知らないが、TV前の椅子に張ったシートには黄色いシミ。まぁたぁぁぁ椅子に座ったな!
昨日安心した分、わたしのブチギレも半端なかった。
 
リハパンを投げ「自分で履け!」
父が倒れてるダイニングの椅子に朝食を置き「自分で起き上がりな!」
言い捨て母を起こしに上がる。
母「あらー朝ごはん?いまお父さんの相手してたのよーつかれたわぁ」
寝起きの母にイラッ。さらに母もノーパン。
パンツを投げつけ、
「今すぐパンツ履けやぁぁぁ!朝から両親にパンツ履かせるために生きてんじゃないから!!!」
 
今日は朝から込み入った仕事があり、両親には恙なくディに行って欲しいだけなんだ。
 
階下に降り、父を起こそうにも「痛い痛い!」。
脚に全く力が入らず手に負えない。
「痛いの?救急車呼ぶ?」「絶対いやだ!」「じゃディのお迎えの時に頼むわ。それまで転がってな」
父を放置し仕事の準備に入る。
しかし母は目を離すと徘徊。
寝起きにわたしにキレられてるからね‥不穏になるよね‥。
 
母を往なす間に父は起きあがろうと椅子やテーブルを引き寄せガタガタ。
「ディの人来るまで待て!」怒鳴るわたし。
「え、そうなの?」このやりとりを繰り返す。腰痛くなるの当たり前だよ。
 
来てくれたディのスタッフさんはガタイがよい男性。でも足が動かない父を起こすのはめちゃ大変そう。
また車椅子をリビングに入れなんとか乗せる。それを見て「ああ。もうわたしじゃ無理だ」悟ったのが今朝。
 
仕事中、お客さんの休憩時に一瞬リビングを確認しに戻った。
ベッドシーツにもシミがある。もしや、椅子に座ったのはベッドで漏らしたからかな?
気持ち悪くて椅子に移動し、転倒??
…だとしたら、キレ過ぎて可哀想だったかな…
朝、わたしが降りるのを待ちながら床に寝てたのかな。わたしが父を起こしてあげられなくても、もう少し言い方があったかな。
シーツのシミを見ながら、朝の一幕を思い出しなんとも言えない気持ちになる。
 
ホントは仕事中にそんなモチベーション、あり得ないんだけど。
今日はどうにもダメだった。
ディの帰宅は15時過ぎ。仕事は16時まで。
父が帰宅してしまったら、汚れたシーツを取り替えられない。
なんだかんだで上手く15時過ぎにお客さんたちにお帰り頂き、すぐリビングでシーツを交換中に父母が帰宅した。
 
帰宅時もリビングまで車椅子を入れ、ベッドへの移乗は汗だく。プロでもこうなるレベルかぁ。しかも父は「痛い痛い」と大騒ぎ。
 
帰宅した父は爆睡と覚醒、幻視を繰り返す。これはベッドでの座位も保てないのでは‥?
床に転倒→痛がる→救急車…コロナ禍で申し訳ないが、痛がる以上は仕方ない。
だが、明日の介護認定調査はどうする!
また入院になれば伸び伸びじゃん。いや待てよ、入院になれば診断書の問題はなくなるのか?しかしこのコロナ禍、また上手く入院できるとは限らないし…
 
とりあえず3月退院時に買い漁ったオムツ、パッドを押入れから引っ張り出す。
徘徊に出る母と手を繋ぎ「吸い飲み」を購入。
父をたたき起こし水分を補給させ、
「晩御飯食べる?無理なら果物‥」「食べる!」
……座位、取れるのか?ってか食欲あるの???すげーな。
 
介助してなんとかベッドで座位にし、少量ながらも全部食べた父。
しかし座位から寝ることも自力でできない。
寝かせると今度は「腰が痛い痛い」とうめきだす。
「救急車呼ぶ?」「嫌だ!」
うめくほど痛い痛みがあるなら、病院行きたい気がするけどなぁ。よほど嫌なんだね。
 
今朝の一幕があるので、オムツを取り出し、
「今日はオムツにするから。これなら一晩漏れないから。トイレに行こうとしちゃだめだよ」「うん」
久々にオムツLサイズ。どうやるんだっけ。アレ、でかいなw
 
22時半、猫を寝かせに降りたら父が「ゴキブリがいる」。
わたしはゴキが死ぬほど嫌い。
しかしどうやら幻視。
 
父「大丈夫だよ。俺が退治する」
…昔から、気が強いわたしのことを「唯一、かわいいところはゴキブリが嫌い。だから俺が退治する(実際は母が退治することが多い)」と言ってたなぁ。
とはいえ今はそんな場合じゃない。微妙に起きあがりそうな気配があるので、
 
「またオムツ替えておく?」「うん」
今度はМサイズをつけてみた。明日…どうかな。ベッドに寝ててくれるかなぁ。
 
 
ちなみに在宅医療、一昨日電話して「担当不在」だった医大
昨日の朝も掛かってこず、母の接骨院に行きたかったわたし(母の骨折はまた2週間後に診察…治らない)はこちらから電話。
「担当が席を外しておりまして」
「じゃあ全部伝言しといてください」
父の患者ID、名前、在宅医療のクリニックの名前、主旨
全部をメモらせた。変なタイミングで電話が来ても、頭が回らない今間違えそうだし、メモ持ち歩くのも嫌だから。
 
そしたら、母のレントゲン見つつ診察してる最中に電話がきた。
マジ、医大!!!
待合で電話してたら受付の人に怒られ(当たり前だけど)、入り口で電話を受けつつ中を伺うと、母が診察室から出てきて転びそうになってるのが見えて。
マジ、医大!!!
しかも「では先生からクリニックへの紹介状が出来ましたらまたご連絡いたします」。
あの担当医、外来は木曜日しかないけども…もしかして1週間待つのかな???