母の不穏、加速中

今朝の父。

 

全裸で床。ケツの下には尿。

またTV前の椅子がフルリクライニングされ、下に倒れてた。

ベッド上は綺麗だから、ベッドを汚して椅子に逃げるわけじゃないらしい。

汚れたリハパンは2枚転がってる。

 

先日の「オムツ引き裂き」行為を調べたら「パッドが嫌」で行為に及ぶパターンがあるらしく。

以降、夜はパッドもつけずオムツにも変えずリハパンのままにしている。

自尊心の問題もあるのかなぁ…と、夜はわたしがオムツに替えてたのもやめてみた。

 

関係あるのかないのか、あれ以来オムツを引き裂いて撒き散らすことはなくなった。って、あの惨劇は6日か!

体感1週間だけど、まだ2日しか経ってないの…ブログって役立つなぁ。

 

chika05.hatenablog.com

 

父を跨いで朝食用意。

母を起こし便失禁発見。処理をする。

 

今日はディがあるから、父を自力で起こす気は毛頭ないわたし。

階下に降り父にリハパンを投げ履くように指示。驚いた顔する父に、

「あたしはお母さんのウンコの処理して、これから資源ゴミ出しに行かなきゃならないんだよ」

父は、母の失敗談を聞くと「まったくママは仕方ないなぁ」的な嬉しそうな顔をする。

 

だがしかし。わたしからすれば「2階に便失禁の母・1階にフルチン&垂れ流しで床に寝る」だ。

「おめーも同じだよ!」

フルチンの父から笑みが消えた。言わなきゃいいけど言っちゃうよねぇ‥。

 

仰臥したままの父にズボンを履かせ、昨日放置されてたサンドウィッチをトースト。

あと父母が好きな大福を2皿に分けテーブルに乗せた。

わたしが2階へ着替えに行き戻ると‥

仰臥したまま再びフルチンになってる父。テーブルの2皿が空になってる。

???

「お母さん、まさか…2皿食べたの?」

母「ううん、違うのわたしは食べてないの」

父「ママは!俺に食わさず1人で食べた!」

 

母よ‥昨夜、夕食後にスイカとかぼちゃの煮物を食い続け(わたしが気づいて止めるのが遅かった)便失禁したというのに…。

こういう因果関係が分からなくなるのが認知症。父も同じだ。

 

仰臥のまま父の手を拭きリハパン、ズボンを履かせ、大福、トースト、水、薬を飲ませる。

母の着替えを済ませてディの準備をしてると、1階のトイレに入った母がまた2階に上がる音。

嫌な予感がして追いかけると、

母「ついてこないでー」

「いやトイレ失敗したでしょ」

案の定、また便失禁。

目の前のものを食べ尽くし下痢を繰り返す癖、やめてほしい。

 

そんなこんなでやっと2人をディに送り出す。週4日コレをやるのもキツいが、家にいて転倒、徘徊を繰り返されるのもキツい。。

 

 

で、本日わたしは18時まで仕事。

リビングとのドアにはこの数年、母の突撃を防ぐために、

「〇時〜〇時まで仕事。絶対ドアをあけるな!」

と張り紙もしてる。(もう字も読めないから意味ないけど)

 

ディ帰宅後の15時半頃、ドアは開けなかった。

が、仕事場の掃き出し窓の外に母がいた。怖っ!

ニコニコして手を振る母。

可愛いけど反応したら負け。突撃される。

幸いお客さんたちは母とは逆側を向いてる。わたしも無視を貫いた。

 

その後18時前。

「〇〇〜〇〇〜(わたしの名)」

ヤバい。母の声。

お客さんたちもアレ?という顔になる。

「ちょーっと、すみませーん」

お客さんには笑顔、振り向いて鬼の形相でリビングとの二重ドアを開けるも、リビングは父が高鼾で寝てるだけ。

 

あっ、玄関か!

 

仕事の玄関に行くと母が乱入直前だった。とりあえず押し戻し自宅側の玄関に戻す。

「なに?なんなの?」

母「お母さん大変なことをしてしまってね‥。お父さんは違うって言うんだけど(以下意味不明)」

「や、大変なこと起きてないから!またお母さんのお母さんはどこ?とか言って怒られたの?」

母「違う。お母さんのお母さんはみんながもう死んでるっていうし、それは言わないんだけど」

「じゃあなんも問題ないし、わたしは今仕事中!」

母「早く終わらせてね」

いやいやいや、認知症の不穏に合わせて仕事を切り上げられるか!

 

仕事を終えリビングに行くと、エアコンもTVもついてないリビングで父が高鼾。母はポツンと座ってる。

今まで、

(多少は)頭が明瞭な父と、アルツハイマー悪化中だけど身体は動く母で何とか過ごせてた時間も、もう無理かもなぁ。

 

母に突撃理由を訊くも、要領を得ない。

夕食を作り、爆睡する父を「起きろ!夜だよ!晩ごはん!!!」と叩き起こした後、

母「ほら。これはお父さんじゃないの。外国で買った服を上下着ている知らない人」

 

…いや父の服の上下はユニクロ。わたしが買い与えてる。

 

母「違うの。誰かの服だから返さないといけないの」

「返さないよ。わたしが!買った!お父さんの!服!まさかそんなことで仕事中に入ってきたの?」 

父「そうだそうだ!」

わたしが仕事中、父も母からそれを問い詰められたっぽい。

しかし父には「これは俺の服で、○○が買ってきた!」と言い切るほどの認知力がない。

母は「知らない服を着てる人=知らない人がいる!」レベルまで妄想が加速したんだろう。で、仕事場に乱入したっぽい。

 

Tシャツは何の変哲もない無地の物で割と最近買った。しかし初夏に買ったスウェットパンツを父はこの夏着倒してる。

母「えーお母さん初めて見たわ」

こんなことで不穏のスイッチ入るのか‥。いやスイッチなんて何でもいいんだろうな。

父が多少なりとも「動いたり、話したり」していればともかく、夕方は母もただただ不安なんだろう。

 

一時、母が玄関から乱入する時期があり、その頃は鍵かけを徹底してた。

最近はリビングとのドアから乱入するので、いくつかの業者に「ドアを鍵付きに交換」を打診してる。でも小さな仕事だから、まだ返信もない。

 

わたしのところに来たかったけど「張り紙」があるから我慢して、窓からのぞいてみたり、玄関を廻ってみた母を思うと可哀相になる。

 

 

 

だがしかし。

これ以上仕事を減らすのはわたしの死活問題。乱入は事業の信用失墜問題。許すまじ。

 

と悩んでると、夕食後また父がTV前の椅子でうたた寝してやがった。耳元で、

「寝るならベッド行け!!!」

自力でベッドに歩いて行った。

 

父は明日の朝も床に転がってるのかなぁ~

明日は在宅介護の初診日だけど、夜中にまた不穏になってリハパン引き裂くと嫌だから、明日になってから伝える予定。