今朝の父。
全裸で床。ケツの下には尿。
またTV前の椅子がフルリクライニングされ、下に倒れてた。
ベッド上は綺麗だから、ベッドを汚して椅子に逃げるわけじゃないらしい。
汚れたリハパンは2枚転がってる。
先日の「オムツ引き裂き」行為を調べたら「パッドが嫌」で行為に及ぶパターンがあるらしく。
以降、夜はパッドもつけずオムツにも変えずリハパンのままにしている。
自尊心の問題もあるのかなぁ…と、夜はわたしがオムツに替えてたのもやめてみた。
関係あるのかないのか、あれ以来オムツを引き裂いて撒き散らすことはなくなった。って、あの惨劇は6日か!
体感1週間だけど、まだ2日しか経ってないの…ブログって役立つなぁ。
父を跨いで朝食用意。
母を起こし便失禁発見。処理をする。
今日はディがあるから、父を自力で起こす気は毛頭ないわたし。
階下に降り父にリハパンを投げ履くように指示。驚いた顔する父に、
「あたしはお母さんのウンコの処理して、これから資源ゴミ出しに行かなきゃならないんだよ」
父は、母の失敗談を聞くと「まったくママは仕方ないなぁ」的な嬉しそうな顔をする。
だがしかし。わたしからすれば「2階に便失禁の母・1階にフルチン&垂れ流しで床に寝る」だ。
「おめーも同じだよ!」
フルチンの父から笑みが消えた。言わなきゃいいけど言っちゃうよねぇ‥。
仰臥したままの父にズボンを履かせ、昨日放置されてたサンドウィッチをトースト。
あと父母が好きな大福を2皿に分けテーブルに乗せた。
わたしが2階へ着替えに行き戻ると‥
仰臥したまま再びフルチンになってる父。テーブルの2皿が空になってる。
???
「お母さん、まさか…2皿食べたの?」
母「ううん、違うのわたしは食べてないの」
父「ママは!俺に食わさず1人で食べた!」
母よ‥昨夜、夕食後にスイカとかぼちゃの煮物を食い続け(わたしが気づいて止めるのが遅かった)便失禁したというのに…。
こういう因果関係が分からなくなるのが認知症。父も同じだ。
仰臥のまま父の手を拭きリハパン、ズボンを履かせ、大福、トースト、水、薬を飲ませる。
母の着替えを済ませてディの準備をしてると、1階のトイレに入った母がまた2階に上がる音。
嫌な予感がして追いかけると、
母「ついてこないでー」
「いやトイレ失敗したでしょ」
案の定、また便失禁。
目の前のものを食べ尽くし下痢を繰り返す癖、やめてほしい。
そんなこんなでやっと2人をディに送り出す。週4日コレをやるのもキツいが、家にいて転倒、徘徊を繰り返されるのもキツい。。
で、本日わたしは18時まで仕事。
リビングとのドアにはこの数年、母の突撃を防ぐために、
「〇時〜〇時まで仕事。絶対ドアをあけるな!」
と張り紙もしてる。(もう字も読めないから意味ないけど)
ディ帰宅後の15時半頃、ドアは開けなかった。
が、仕事場の掃き出し窓の外に母がいた。怖っ!
ニコニコして手を振る母。
可愛いけど反応したら負け。突撃される。
幸いお客さんたちは母とは逆側を向いてる。わたしも無視を貫いた。
その後18時前。
「〇〇〜〇〇〜(わたしの名)」
ヤバい。母の声。
お客さんたちもアレ?という顔になる。
「ちょーっと、すみませーん」
お客さんには笑顔、振り向いて鬼の形相でリビングとの二重ドアを開けるも、リビングは父が高鼾で寝てるだけ。
あっ、玄関か!
仕事の玄関に行くと母が乱入直前だった。とりあえず押し戻し自宅側の玄関に戻す。
「なに?なんなの?」
母「お母さん大変なことをしてしまってね‥。お父さんは違うって言うんだけど(以下意味不明)」
「や、大変なこと起きてないから!またお母さんのお母さんはどこ?とか言って怒られたの?」
母「違う。お母さんのお母さんはみんながもう死んでるっていうし、それは言わないんだけど」
「じゃあなんも問題ないし、わたしは今仕事中!」
母「早く終わらせてね」
いやいやいや、認知症の不穏に合わせて仕事を切り上げられるか!
仕事を終えリビングに行くと、エアコンもTVもついてないリビングで父が高鼾。母はポツンと座ってる。
今まで、
(多少は)頭が明瞭な父と、アルツハイマー悪化中だけど身体は動く母で何とか過ごせてた時間も、もう無理かもなぁ。
母に突撃理由を訊くも、要領を得ない。
夕食を作り、爆睡する父を「起きろ!夜だよ!晩ごはん!!!」と叩き起こした後、
母「ほら。これはお父さんじゃないの。外国で買った服を上下着ている知らない人」
…いや父の服の上下はユニクロ。わたしが買い与えてる。
母「違うの。誰かの服だから返さないといけないの」
「返さないよ。わたしが!買った!お父さんの!服!まさかそんなことで仕事中に入ってきたの?」
父「そうだそうだ!」
わたしが仕事中、父も母からそれを問い詰められたっぽい。
しかし父には「これは俺の服で、○○が買ってきた!」と言い切るほどの認知力がない。
母は「知らない服を着てる人=知らない人がいる!」レベルまで妄想が加速したんだろう。で、仕事場に乱入したっぽい。
Tシャツは何の変哲もない無地の物で割と最近買った。しかし初夏に買ったスウェットパンツを父はこの夏着倒してる。
母「えーお母さん初めて見たわ」
こんなことで不穏のスイッチ入るのか‥。いやスイッチなんて何でもいいんだろうな。
父が多少なりとも「動いたり、話したり」していればともかく、夕方は母もただただ不安なんだろう。
一時、母が玄関から乱入する時期があり、その頃は鍵かけを徹底してた。
最近はリビングとのドアから乱入するので、いくつかの業者に「ドアを鍵付きに交換」を打診してる。でも小さな仕事だから、まだ返信もない。
わたしのところに来たかったけど「張り紙」があるから我慢して、窓からのぞいてみたり、玄関を廻ってみた母を思うと可哀相になる。
だがしかし。
これ以上仕事を減らすのはわたしの死活問題。乱入は事業の信用失墜問題。許すまじ。
と悩んでると、夕食後また父がTV前の椅子でうたた寝してやがった。耳元で、
「寝るならベッド行け!!!」
自力でベッドに歩いて行った。
父は明日の朝も床に転がってるのかなぁ~
明日は在宅介護の初診日だけど、夜中にまた不穏になってリハパン引き裂くと嫌だから、明日になってから伝える予定。