今朝、階下に降りようとしたら!トイレに半分身体を突っ込んだ全裸の男が1階の廊下で仰臥してた!
変質者ではなく父。
今日は日曜日。ディもなくヘルパーも来ない。
昨夜「明日は誰も来ない。床に寝るな。杖は万能じゃない出来ないことを理解しろ」と伝えてあるが、今日なにかやらかすんだろうなーとは思ってた。
が、朝イチこれかよ!早すぎる!
しかもこのトイレ、わたしが腐海と呼ぶ場所。
父母しか使わないトイレだが、2人‥とくに頻尿の父が尿便撒き散らし、便座には尿石がこびりつき、とにかく掃除が追いつかない。
わたしは1度も使ったことがないトイレだし掃除を放棄して久しい。つか掃除のために入るのも嫌。
しかし、いつか父がトイレで転倒するだろうと予想し、ダスキンのクリーニングを依頼してる。それが明後日。
で、今日トイレで倒れるんかい。父の後頭部から身体はこの汚いトイレの床に触れてるわけだ。まじ許せん。
「杖を手に入れたからってトイレ行けると思ったの?」父「そう」
「ふざけんな。てめぇでリビングに戻れよ」父「もちろん」
この認知の歪みが本当に!マジで!こっちのメンタルを抉る!
一昨日も床からベッドに押し上げた。
今日もあの汚い身体をずーっとリビングまで引きづって、ベッドに上げる気力も体力もねーわ。
で、リビング行ったら杖は昨夜と同じ場所に放置中。
‥え?どゆこと?
「四点杖を手に入れた→歩ける!」という気持ちだけで「杖は持たずトイレに行き、転倒」か。ドネペジル…仕事して…
(杖があっても同じ結果だろうし、父には杖を使いこなす認知が足りないだろうけど)
そこに父「ママーママ―」!2階の母に向かって叫ぶ。
どうやら服を持って来てくれと言ってるらしい。
階下に降りて来た母、今はもう3月から父がリビングで起居してることすら認めない。
ゆえに、リビングの一角に積んでる父の服もそれと理解できない。
リビング収納を端から開け、
母「お父さんの服がないの」「いや、目の前に積んである」
母「ええ~そんなのお母さん聴いてないわ」出た。
「聴いてる聴いてないじゃなく、お父さんは3月から1階のこのベッドで寝起きしてるの。あなた見てるでしょ。服も1階にある。つかコレね。今見ればわかるでしょ」
母「へぇ~聴いてないわ。知らなかった!」
最近の母は「見たくない、知りたくない現実そのものを拒否する」ようになった。
記憶できないのではなく、はなから見ない。理解しない。
この人たち、認知症相乗効果半端ない。
母の不穏回避のためにも、痛む背中に鞭を打ち手袋をはめた。
父の両足を持ってリビングに…
父「おい、なにするんだ!やめろ!」
「とりあえす部屋の中に入れるんだよ!」
父「大丈夫だ!自分で出来る!やめろ!」
90度でカーブしてリビングがある。が、身体を突っ張って拒否する父。
これは保護責任者遺棄になるんでしょうか?家族はどこまで責任を担うの?
「もう埒あかねぇし。いいわ施設申し込むわ。8月から毎日毎日こんなん無理だろ」
施設行け!は何度か言ってるけど「申し込む」と言ったのははじめてかも。
このニュアンスの違い、父にわかるだろうか。
7日…介護認定が降りたらとにかく特養申し込むか。
で、今洗濯物を干すためにリビングドアを開けたら、父の股間。
発見時も全裸でわたしがリハパンを履かせた。
それをまた脱いでる。
「あんた今どういう状況かわかってる?」父「わかってる」
「玄関開けたら全裸でフルチン。新聞屋の集金でも来たらアウトだわ」
母は父の服を探すのをさっさ忘れ、また2階に寝に行った。
この両親の安全・健康を独りで背負い続ける自信が見当たらなくなりつつある。