こんな出来事があった翌朝(昨日)。
朝、リビングに行くと父はTV前の椅子にいた。
四点杖買ってから調子乗ってる。が、床に寝てるわけじゃないからまぁ良いか…いいか…
ベッドの上に、堂々たる立派なウンコが載ってる。
全然良くないじゃん(怒)
その前日は、ベッドの上で脱ぎ捨てたオムツの中にウンコ。
それは全然OK。
オムツの中にウンコするのと、オムツを外しベッドにウンコするのは天地の差がある。
「ベッドの上にウンコが鎮座してるから」父は椅子に避難したんだな。
前夜は母が床にまき散らした尿を掃除し、朝は父のウンコ。
気力がなくウンコ放置のまま朝食を準備。ディに行く準備もさせねばならない。
すると父、四点杖を手に椅子からよろよろ立ち上がる。
目の端で追ってるとベッドに向かい…
「ちょーーーーー!!!!ベッドに寝るな!!!ウンコあんだろうがぁぁぁぁ!!!」
ベッドど真ん中にあるウンコの上に、父が寝るところだった。
椅子に座ってる間に、ベッドにウンコしたこと忘れるの?認知症だから忘れるの?
で、デカデカとベッドで主張するウンコをスルーしてその上に寝転ぶの??
でもあの惨事が起きた理由が推測出来た。嬉しくないけど。
そして今朝。
リビングにあったはずの四点杖がトイレ横に。トイレ横のゴミ袋には父のオムツが無造作に突っ込まれてる。
昨夜、浴室乾燥で乾かし畳んで洗面所に置いてた父母の服が、なぜか再び洗濯機の中で洗濯済み。
父、夜中に杖でうろついた挙句、車椅子でリビングに帰ったらしい。
8月9月の波乱がリターンするのか。リターンて、数日前にはトイレに半身突っ込んで全裸で仰臥してたから、たまたま成功しただけかもしれないが。
そんな本日、父の介護認定は見事に!
要介護4!
だ、よ、ね!
4月の介護認定員、マジ腹立つ。
当時の父の身体も認知も、どう考えても要支援2じゃなかったし!
8月30日に抗がん剤止めて在宅医療に切り替えると独断してなければ、未だ父は抗がん剤を飲み、医大に通いながら床に転倒し続け垂れ流してた。
そう考えるとぞっとする。
ケアマネさんも在宅医も、わたしが細かに記録を取り押しつけたり、来訪時に父の奇行を実際にみてるから、ものすごく心配して協力してくれた。
介護認定に限らず、
人として普通に死ぬのは大変だな…
ケアマネさんは本日、父の認定結果と母の介護認定見直し調査に来た。
そんな今日は母の脳神経外科の診察日。
まずは病院に行き、
「父、レビー小体認知症だったんですよ!!」
なにしに来てんだって話だけど(笑)
医師「ええ…それは…お元気な時を知ってるから、切ないというか、悲しいというか…。お母さん、お父さんに抜かれちゃいましたね」
母「ええ、でもわたしは母みたいに出来ないので(わたしを見る)」
「いや、わたし母じゃないんで。娘ですからあなたの」
母「えっ、そうなの?」
・・・。
先生の「娘さん、無理しないでね」という目線が優しかった。
帰宅後、本日15回目の予定宣言を父母に。30秒で忘れる2人。
「いいですか?15時半にケアマネが来ますから」
ケアマネさんが来訪すると、なぜかオムツを替えてくれと要望する父。
「お父さん、ヘルパーさんじゃないよ。ヘルパーさんは夕方でしょ。これはケアマネさん。介護のボス」
父「ああ、神さま」
・・・。
オムツはわたしが替え、母の認定調査。
もちろん、この1週間ほどのエピソードは全部記録して押し付ける。
ケアマネさん「でもお母さん、身体はお元気ですものね。とても80代に見えないわ」
喜ぶ母。手をたたく父。
母「そうなの~兄と比べて若いでしょ」
「…いやコレ、兄じゃなくあなたの旦那!」
母「え、そうなの?お兄さんじゃないの?」
・・・。
ケアマネさん「まぁ、身体が元気だとそこまで介護認定は上がらないんですよね。あとは認知の方がどの程度か」
「ええ、その辺は全部記録を見てください!」
母「まぁ~わたしは全部、母に任せっぱなしで~」
「あのね、何度も言うけどわたしはあなたの娘!あなたがわたしのお母さん!」
母「えっ、そうなの?」
ケアマネさん「はい、いいもの頂きました!その辺も認定調査でしっかりと。はい」
そんな母、病院から帰宅した後は「わたしの妹(わたしは1人娘)」を探してた。
夕食時は「ママ」を探してた。
分刻みで「母の独自設定」が変わるので、脳内で何が起きてるのかわからない状態。
母の徘徊を防ぐためにも、母のヘルパーを入れたいので、要介護2くらいに上がればいいなぁ。
でもまぁ…
「要介護4の父と要介護2の母、双方重度認知症を仕事しながら1人で在宅介護」
となると、それはそれで重すぎるんだけど。
完全に仕事にしわ寄せ行ってるから、在宅介護長くも続けられないと思うけど、施設への切り替え時をどうすればいいか…決めかねてる今。