夜中だからご飯食べない

今日、父母在宅。わたしは10時〜18時仕事。

両親2人だけで1日過ごせない(主に排泄・食事)から、7月以降は半日仕事になるよう調整してきたけど、終日仕事しなきゃ収益にならない。

もう悠長なことやってられないので、12月は割と終日仕事を入れてる。

 

今日は昼に抜けられる状況。

13時過ぎにリビングに顔を出して父母のリハパン交換。食卓に置いておいた菓子パンと大福は食べてない。

「お腹空かないの?これ食べなよ」

与えたら母はすぐに貪り食う。

「18時過ぎまでわたしは戻らないからね。晩御飯は準備してあるから」

米といで炊飯器にセット。レトルト牛丼の具を温めて、あさりの味噌汁を作る。

 

で、18時過ぎに仕事終えてダッシュでリビングへ。炊飯器にスイッチ。

18時からのヘルパーさんが来ていて父は排泄介助中、母はソファに座ってる。

「すぐご飯だよ~」

母「え!こんな夜中にご飯なの?お母さんもう食べたよ」

出た!

最近そのモードなの⁈

chika05.hatenablog.com

 

「あのね、わたしはは今仕事終わったの。ヘルパーさんもいま仕事できてるの。夜中じゃありません。世間的には夕方!」

母「でもお母さん、さっき晩御飯食べたのよ」 

テーブルの上には菓子パンの袋、大福の残骸がそのままある。

「それ昼飯。13時過ぎにわたしがパンと大福あげたの。今は18時半で晩御飯‥いや待て

食べない?食べないなら作らないよ?その方がわたしも楽だし」

 

わたし1人ならめちゃ簡単なんだよ。まず猫に餌あげて、仕事の片付け明日の準備してゆっくりなんか食べる。父母がいるから、こんなに急いでるんだが。

 

母「わたしは食べないわ〜。お父さんは食べるの?」

父「食う!」

食うんかい!!(ガッカリ

 

「もう夜だから寝なきゃ!2階に行く」と言い張る母を食卓に座らせても、一昨日は2人分のおでん捨てたしな。

「じゃ寝なさい。その前にパンツ替えるわ」

2階で母のリハパン交換してる間も、

母「もうこんな時間だもんー寝なきゃ」

「いま何時?時計見て。18時半だよ」

母「うん。だから夜中よね」

時間伝えても・実際仕事終え戻って来たわたし、仕事で来てるヘルパーさんがいても・(おそらく)空腹であろう母自身の身体があっても、

「夜中。だから食べない」

と言い張るなら打つ手はない。認知症マジこわ。

 

階下に降り父の食事は作らねばならない‥せめて夫婦で足並み揃えてくんないかなぁ!?

 

以前の母は、夕方不穏で「ご飯作らなきゃ(でも作れない)」から徘徊がひどかった。

だからわたしは昼間に夕食を準備する。

または「お母さん(祖母)はいつ帰ってくるの?」攻撃、最悪な妄想・作話で半狂乱になるのはメリマーで抑えられてる。

今は「もう夜中」攻撃なんだな。多分、しばらくそれは続くんだろう(白目)。

 

今日の母は、

朝、トーストとヨーグルト、みかん

昼、菓子パン、大福

以上。

 

1日中、寝る・座る・排泄しかしてない84歳のカロリー的には足りてるだろう。

待てよ。

昼に大福を与えた時、わたしも朝昼食べる暇がないので大福を1つ食べたんだ。

先ほど夕食時、テーブルに大福が2つ残ってた。

4個入り大福だったから、昼間は父か母…どちらかしか食べてないんだな。

 

今朝もソファに座る母へ「ご飯できたよ」「うん」と会話しても、動かない。

その会話自体を秒で忘れるから。

「ご飯だっての」「さっさと座れ」「今すぐ食え」

何度も声をかけて、ようやく腰を上げて食卓へ。

食事を前にしても、TVや他のことに気が散れば「食事すること」を忘れる。食事を放置し移動する母をつかまえ、

「ご飯だって言ってんの」

母「え~そうなの。ご飯なの」

というパターンもだった。最近多い。

 

わたしが一緒に食べながら、

「ほらこっちに刺身あるよ。食べて。はいテレビ見過ぎ。箸止まってるよ」

と指示を出せば食べ終えるけど、朝、昼にそんな暇はない。

 

認知症末期って、どうやって「食べることも忘れて行く」んだろう?と思ってたけど、母はこういう感じなのかなぁ~。

4日ほど前、母が、

何皿もあると分からなくなるから、食事はワンプレートにしてほしい。

と言い出した。

 

「介護ベッド…?そういう便利なベッドがあるの?したい」

とか(先日、介護ベッドに替えた)、

「この階段、いつまで登れるかなぁ」

とか(来週、階段の手すり増設)、

わたしが薦めるのもあるけど、父と違って母は「予見的な発言」を自分でする。

 

ベッドでの起床や座位、階段の昇降、食事…そう遠くないうちに、出来なくなるんだろうな。

 

とはいえ昨日は父母のディサービス帰宅を迎えた。

ディサービス後はテンション上がって徘徊しがちな母と手をつなぎ、徒歩2分の美容院へ送り届けた。

美容院の人に送ってもらい、髪を切ってご機嫌な母。

「買い物に行く」という母をいなし、一緒にカリフラワーを切り、普通に夕食をとった。

 

ようは、何もない1日は母にとって長すぎる。18時半が深夜に感じるほどに。

家事も出来ない・やりたがらない。裁縫も編み物もやらない。塗り絵も折り紙も集中力が秒で尽きる。電話もかけられない。父は話し相手にならない。

多動が出れば徘徊に行く。

でもメリマーである程度抑えてるので、母はただただ長い1日を過ごしてる。

 

ディサービス週5日、6日に増やしたらかなりの自費負担だし、週4日の送り出しすら困難を極めるのに、わたしが持たない。

それだったら施設入れた方が認知症進行は留まるのかな~。悩ましい。