元旦から父には連打されている。
ので、日曜日10時に頼んでいた訪看の浣腸を水曜日も追加し、週2回に。
今週は水曜日16時半に浣腸し、便秘による不穏や異常行動を緩和する対策をとった。
看護師さん「これは気がおかしくなりますよねぇ…。週2回の浣腸で改善されるといいんですけど…」
「ですよね。もう介護殺人待ったなしだから、改善を願います。」
看護師さん「介護殺人はもうね…どうしょうもないですよね…」
と父の前で話した水曜夕方。
なのに土曜日の朝(今日)、早々にウンコまき散らしてたっていうね。キチガイ。
しかも、最近クエチアピン(鎮静)が効かない。
夜もギラギラ目を光らせ、ベッドから降り廊下の車椅子をリビングに運び、テレビをガン見。
ライターは隠してるので火事は大丈夫だろうけど、いつまた車椅子で排便したり、車椅子の座布団に排便し洗濯機で攪拌するか…異常な状態。
車椅子は毎晩廊下に出すだけじゃなく、畳んで玄関の土間に置くことで対策してる。
訪看を増やすことで他のサービスを削らねばならず、諸々わたしの手間だけ増え続けてるが、それもウンコまき散らしを減らすため…だったのに、早々にまき散らすって畜生以下。
夜は19時に寝る母。最近朝が早い。
今朝わたしが7時にリビングに行くと、ソファに座る母。ダイニングの椅子に座る父。
(このじいさん、ベッドから降りるなって言ってんだろうが)
呆れながらベッドを見ると、無残にウンコに塗れた防水シーツと布シーツ。それを回避するために敷いてる使い捨てシーツは丸めてある。
ベッドの惨状もだが、この異常事態をよそに平然とテレビを見る認知症夫婦に心底ぞっとする。
わたしの絶叫に反応し、よろよろ立ち上がりベッドに向かい歩く父。
今日はディサービスもあるし、わたしはわたしの仕事の準備もある。
とりあえず父母の朝食を作らねば(現実逃避)。
父とすれ違いわたしはキッチンに。
ベッドシーツを引っ張る父。クソの役にも立たないが、多少はマズいと思ったのか?シーツは丸めてくれよ…思いながら朝食を作り、土間の車椅子を組みリビングに入れたら…
ウンコまみれのベッドの上で、父が寝てた。
ぶっちーーーーーん!!!!!
「このキチガイが!!!!!少しは自分で処理する気になったかと思えば、まさかウンコまみれのベッドに寝に来てるって、あったまイカレてるにもほどがあるだろうが!!!!」
年末年始から加速した父の異常行動…いや、投薬してるのに異常行動が復活してる事実とウンコ処理でわたしは限界だ。
「おまえ、毎朝毎朝わたしにウンコとおっしこの始末させてっけどな!もしわたしが病気でベッドにウンコまき散らしてたら、おまえは始末したか?あ?オイ、答えろよ!」
父「…」
追いつめられてる今、つまるところコレを考える。
立場が逆だったら、父や母はわたしの排泄不始末を介助したか?絶対にしない。
2人がもっと若く、認知症じゃなかったとしても、
- 父はそもそも自分のウンコすら嫌な人(なのにウンコまみれになるから認知症は業が深い)。そもそも面倒ごとは母にパスして生きて来たし、脳卒中で倒れた母のことすら施設送りに躊躇なかった。
「しかも○○(わたし)はママのオムツ替えないんだろ!」と謎の理由で。 - 母は自分優先の人ゆえ、自分の楽しみや交友を断念して子供の介護・看病なんざ絶対にしない。
「おら、答えろよ!わたしがウンコまき散らしてたらおまえどうなんだよ!」
父「…そうならないことを祈る」
「っじゃねーんだよ!なった場合のこと訊いてんだよ!!絶対にわたしの面倒見ないだろ。てめぇの女房のオムツすら替えたことねぇもんな!わたしは今、おまえら2人のシモの世話、三食から掃除洗濯更に仕事、1人でやってんだよ。気ぃ狂うに決まってんだろ!しかもてめぇらキチガイ2人を相手にしながらな!おまえ出来るか?出来ねぇだろ?」
母「ええ~お母さん、今もそんなウンチまき散らしてるの?」
そんな時でも自分のことが心配な母が参戦。
「お母さんは、わたしが完全にオムツ替えるようにしたらまき散らしはしてない」
母「じゃあよかった!関係なくて」
「…ちょっと待て。コイツはあんたの旦那!とりあえずアンタも聴いて。ウンコ塗れの旦那を見ろ」
母「え~この人、わたしの旦那じゃないわ」
はぁぁぁぁぁぁぁ(溜息)。
自分が寝たのがウンコの上と認知した「ウンコ嫌いの」父、自力で車椅子に移乗しようとする。
「ちょっと待てやぁぁぁ!!!!」
ウンコの上に寝たから、履いてるリハパンの外側もウンコだらけなのに、そのケツで車椅子に座ろうとするのを制す。
新しいリハパンを履かせ、古いリハパンを切って…
「ぎゃあああああ!中もウンコ塗れじゃん!!!」
おしりふきシートで父のケツを拭き、新しいリハパンを履かせながら、
「あーもうマジ狂うわ。つか殺すわ。おまえ、精神病院と施設どっちがいい?今すぐ選べ!」
父「…施設」
年末年始、父が不穏にならず鎮静剤も効いていればここまで追い詰められなかったと思う。前頭側頭型認知症って本当に恐ろしい…。
母のアルツハイマーは投薬がある程度効くので、ドネペジルとメマリー10m、クエチアピン投与してもこの揺り返しが来るとは想定出来てなかった。
昨日は在宅の先生が来た。
「今、コロナでなんとも言えないんですけど、再来週2泊3日でショートスティ。しかしこの不穏、夜間徘徊、オムツ外し…断られたらどうしよう」
と訴えたら、
先生「そうですね。施設もなんの武器もないと困りますよね。頓服でリスペリドン処方しましょう」
と処方してくれた。
クエチアピンとリスペリドンて、ガチ精神病じゃんね。
処方箋薬局でも、クエチアピンで鎮静できないことを相談した。
クエチアピン、飲ませ始めた当初は傾眠が激しく、わたしも仏心が残ってたので、
(統合失調症の薬だし、あんまり飲ませないに越したことないなぁ…ディサービスがある日は夜だけ鎮静かけて、ディがない日は1日2回飲ませよう)
と極力飲ませない方向だった。
ディがない日は朝昼晩3回服用させている今、
「ディがある日も1日3回処方した方が効果出たりしますか?」
薬剤師「継続的に飲ませた方が効果は出ます。でも、効果に波はあるんですよね…」
ほぉ。じゃあ、仏心出さずに毎日3回飲まそう。廃人?今でも変わらねーよ。
今日から朝昼晩クエチアピン投与に切り替えた。
返す返すも、精神病院ぶち込んで投薬治療できたらよかったのに。
1か月40万と提示されても入院加療を願ったのに…。
結果、自宅で効果があるかもわからない薬漬けにするしかなく、わたし1人でその決断と投薬調整するってのも、実にストレス。
再来週、ショートスティが実現したとして、
今の投薬で施設入所が叶うのか、個室より大部屋の方が人目があっていいと思うけど、そもそも父は大部屋で対応できる状態なのか(オムツ外し、深夜徘徊、排せつまき散らし)、大部屋で追い出されるくらいなら最初からユニット型にぶち込むべきなのか…
施設側に確認・検討して、2月には特養申し込み施設を絞らねばならない。
父を入所させても、母の問題は丸ッと残る。
この介護生活がどこかに着地できるのか、わたしが先に倒れるのか、予想できない。
わたしの倍は食う両親を見てて、
わたしが収入もキャリアも削り、こいつらに飯を与え続け、飯を食ったから出てくる排泄物処理に追われ続けてる…。非合理的じゃね????入口から入れなければ、出口からも出てこないじゃんね?
と考え始めてる。