今朝、階下に降りていったら玄関の壁にべっとり血がついてた。
リビングに曲がった壁にも血。ホラーか。
父が土間から上げたらしい車椅子は、廊下にそのまま放置。(なぜ上げた)
母の靴が土間から上がり框に上げられてる。(なぜ)
ついに頭打ったか?遺体はどこへ?
リビングに入ると、父は尿まみれのベッドに寝てた。
傍らには昔使用してた一点杖。ベッド上に散らばるオムツパッド。
「夜、転んだでしょ」
頭に傷がないことを確認しつつ尋ねる。
父「いや。…ああ、転んだ」
「どこから血が出たの」
どうやら傷は上体・腕らしい。腕を擦りむいて?壁に血まみれの手をつき立ち上がったのか????
わたしも仕事なので、ざっくり見て何もしなかった。
とりあえず身体機能がアホみたいに回復してることはわかった。
数年前から、床に転がるとわたしが介助しない限り、自力で立ち上がれなかったもんな~。
そして、認知機能は更に低下してることもわかってる。
馬鹿力。微妙に動ける(不穏時はかなり動く)重度認知。もちろん行動阻止するとキレる…というか止まれない・止まらないから殴るか縛らないと行動阻止できない。
最悪なルートだなぁ。
この数日、リスペドリンを飲ますと「汚れてないリハパンを脱ぎ、新しいリハパンを履き続ける」「裸になる」症状が少し治まってた…気がした。
なので昨夜も飲ませたんだけど、うーーーーん?
多分、深夜いつものように理由もなく車椅子を探しに行き、いつものように土間から上げ、
そこで「四点杖」を思い出したのか?手前の傘立てにある昔の「一点杖」が目に入り手を伸ばしたのか?
この「常同行動のスイッチ」が急に切り替わるのが最悪。
今日の状態を防ぐだけなら、夜間も車椅子を室内に置いておく手もあるが…
以前は、
「車椅子の上で排泄」「車椅子に乗り洗面所へ。洗濯機にウンコ突っ込む」「車椅子でトイレに行き大転倒」
など、不穏時に車椅子があると被害が拡大する一方なのでそれはナシ。
というか、今の身体機能なら、以前拘ってた「トイレに行く」のも出来そうだが、まだそこにはスイッチオンしてない。
過食の今、彼は甘いものが食べたくて仕方ない。でも、「自分で冷蔵庫を開ける」スイッチも入ってない。
この辺がホント、認知症。
もしスイッチが切り替わり、昼夜トイレに行き始め、玄関廊下も排泄まみれ、昼夜冷蔵庫を漁り食い尽くし、結果また便をまき散らしはじめたら。
何より「全裸で新聞取りに外に出る」なんて事態になったら。
となると、
転倒・ケガ・死亡リスクは変わらないわけで、車椅子に執着しておいてもらいましょうかね…(遠い眼)
今日の血痕、玄関入った正面なので非常に印象悪いけど、放置することにした。
昨年、母が血まみれで帰宅(右手骨折)した時に持ってた「血まみれの日傘」もそのまま保管してある。
血まみれになろうが「その記憶自体を喪うのが認知症」。証拠が必要。
さっさと父の行先(施設)を決めて追い出し、父の金で糞尿まみれになってるリビングの床と壁をリフォームすることだけが、父への殺意を緩和してくれるんだけど…
玄関の壁紙も加わったな。