ドネペジル中止

今朝もまた父はベッド〜ダイニングまでをウンコまみれにしてた。

水曜日の夕方、訪看さんに両手二杯の摘便してもらってる。

日曜(明日)10時も訪看さんを入れてる。

本日は土曜日朝。週2回の浣腸では足りないほど過食なんだよ(怒)

訪看は単位数が高いから、週3回頼むには他のサービス削らねば。しかしこれ以上削れない。

どう考えても食わせないのが1番効率いいんだな。

 

昨日、在宅の診療日。

父の投薬・行動記録や近況はプリントアウトして渡してるけど、先生と逢うのは久々。

 

年末からの多動・過食が継続中の話をしたら、

先生「うーん。ドネペジルやめてみましょうか」

えっ…!!!

ドネペジル投薬前はこんなんですけど…

chika05.hatenablog.com

 

chika05.hatenablog.com

 

ドネペジル、幻視と妄想には劇的に効いたんだよな…。

でも確かに、5mに増量したら多動になって3mに戻した。

父の…いや重度認知症の多動、何が厄介って糞尿被害が拡大すること。

ドネペジル3mで5か月経ったし、辞めてみてもいいのだろうか。

また「電波が」「虫が」言い出したらわたしが発狂しそうだから、悩む。

 

 

 

昨日も、先日の流血転倒をモノともせず土間の車椅子をリビングに持ち込んでた父。

普段は「車椅子はただ置いてるだけ」だけど、昨日は珍しく車椅子に座ってた。

ベッドの使い捨てシーツを見るに、久々にベッドに排尿しなかったらしい。よしよし。

 

朝食を作り、まずは母のシモの世話。

母は最近、リハビリパンツ(4回分吸収)+2回分吸収パッドすら飽和させ、ズボンを濡らす。

一昨夜はウンコを漏らし下半身全部拭いて着替えさせ、夜間に洗濯した。

朝一の雪の中、その洗濯物を干した直後、今朝の母は尿漏れで衣服全滅。

 

次に父を見ると、車椅子に尿を漏らしてたorz

ベッドが無事で油断してた。

雪の日、父母の衣服から車椅子の座布団まですべて洗う自分に疑問が湧いてくる。

介護は洗濯地獄。

 

その後、何をするでも会話するでもなく、ぼーーーっとリビングでTVを見る父と母。

雪で仕事予定が変わったわたしは、買い物と郵便局に行き、洗濯物を干し、昼食を作り出す。

過食の父は、わたしがキッチンに立つと「何か食べれる!」と、いそいそ車椅子に移乗しダイニングテーブルにつく。

「立つ=食事が出来る」じゃねぇんだよ。これから作るんだよ(怒)

 

父、母、わたしと3人分の卵とじうどんを作りテーブルに置くと、母が一言。

「コレ(わたしのうどんを指し)誰の?おばあちゃん?」

こいつマジで殴り倒そうか。わたしのだよ!

わたしのことを「お母さん」と間違えることも多々あるが、わたしを前に、

「○○(私の名)はどこ?ご飯よって呼ばないと。え?あなたが○○?違うのもっと若い○○」

とか平気で言い放つ。その飯作ってんのは○○(わたし)なんだが、理解できないのか理解したくないのか。

 

朝から晩まで両親のシモの世話して朝昼晩の飯を作って一緒に食卓囲って、夜は母に布団までかけてるわたしを、一体「どのポジションの人」と思ってんのか。女中か?

母の性格的に「誰の世話にもなってない」と思いたいから、わたしの存在(娘に全ての負担をかけてる)と認知したくないんだろうと推測はしてる。

が、キチガイに心を添わす気は毛頭ない。

 

「ざぁけんな!てめぇらの下の世話して洗濯して、朝昼晩の飯作って食わせてんのはあ・た・し!てめぇのばばぁは40年前に死んでるって毎日毎日言わせるんじゃねぇ!」

母「えっ、そうなの。死んじゃったの!」

毎日毎日10回ほどこの会話をしてるので、さすがに刷り込まれて来てるのか、以前のような、

母「お母さんが死んだなんて聞いてない!!!!内緒にされた!!!」

と発狂しなくなった。一昨夜なんて、

母「そうなの。じゃあ毎日いない人の名前出されて気分悪いわね。お母さん言わないようにする」

とまで言った。

言った直後に「で、○○(私の名)はどこ?」と探してたが、頭のどこかでは理解してるんだろう。受け入れられないだけで。

つーか、わたしの立場は??めちゃ可哀想じゃんな。

 

その後、在宅医が来て雪の中処方箋薬を取りに行く前に、

「おら、漏らすと面倒だからパンツ替えるぞ」

母「パンツ?替えないわよ」

「替えます。なぜならあんた最近毎日漏らしてるから。おまえら夫婦そろって洗濯物が乾かねぇんだよ!」

母のリハパンを交換したら、すでに漏れてた…。

 

朝から15時頃まで「吸収4回」じゃ持たないのか。(トイレに詰めるから、わたしが仕事じゃない昼間はパットなしにしてる)

 

朝と同じく母のズボンを脱がせ、新しいズボンを履かせる。

車椅子に座ってた父が、なぜか靴下を脱ぎダイニングテーブルの上に置きベッドに向かう。こっちもアヤシイ。

見ると、父も再び車椅子の上に漏らして座布団・ズボンずぶ濡れ。ずぶ濡れでベッドに寝るからベッドの使い捨てシーツも黄色いシミ。

そういえばこの数日、「汚れてないリハパン脱いで、新しいリハパンを履く」常同行動がなくなった。

替わりに、パンツを替えずに尿でポリマーが決壊してるのか。

認知症「周辺症状の波」がホントに読めない。クソ厄介。

 

「待て待て待て待て」

父のズボンを脱がし、新しいリハパンとズボンを履かせ、まさか?とダイニングテーブルの靴下を触れば、

「おお~い!濡れてんじゃねーか!なんで尿まみれの靴下をテーブルの上に置く!!!」

除菌スプレーを手に叫ぶと、むくりと起き上がりベッドから車椅子に移乗しようとする父。

その背中にまで、大きな尿染み。

「うわぁぁ~待て待て、そのTシャツ脱げ」

父の身ぐるみ剥いで、車椅子の座布団もすべて洗濯。

 

ダイニングテーブル、車椅子、車椅子の座布団、あらゆる場所を除菌。

雪の中、2度目の洗濯。

車椅子の座布団、3枚を使いまわしてるが、もう1回汚されたら替えがない。また仕事場から持ち込むしかないという…

 

この排泄撒き散らし、キリがないんだよ(怒)!!!

マジ、せめて父が寝たきりであればベッド周りだけで済むんだが。

 

ようやく薬局に行き、帰りにおでんの具を買い、昼から煮てた大根にぶち込む。

と、また車椅子を移動させダイニングに着く父。

まだ4時ですよ。おでんって煮込むの。わかる?

 

朝食を食べ、ぼーーーーっとTVを見る。(その間にまき散らし)

昼食を食べ、ぼーーーーっとTVを見るか寝る。(その間にまき散らし)

で、そんなに腹が減るか?減らないだろ????

わたしは朝食食わないし。洗濯2回して買い物2回行って仕事して、それでもまだ昼のうどんが効いてて腹は減らない。

認知症は満腹中枢がイカれるのはわかってる。わかってるけど、

排泄処理、食事作り、排泄処理、食事作り、排泄処理、食事作り…エンドレス

畜生だってもっと有益に生きてるわ!!!!

 

で、夕食後。

母に歯磨きをさせ19時前。

母「もう寝る」

最近の母は、19時前に就寝するのはいいけれど、20時、21時に起きて家内徘徊しはじめる。

洗い上げた食器を移動したりしてるから、深夜も徘徊してる気がする。

その食器触る手は、ほぼ汚物を弄ってる手。

「まだ19時前だよ。TVでも見てな」

母「TVは見ないの」

本や新聞も意味が分からない。最近TV見ても意味がわからない。家事も出来ない。趣味もすべて忘れた母。

2階でオムツを替えようとすると、母の部屋の床暖にエラーが。

給湯式なので、野外の専用機に水を投入しなければならない。こんな日になぜ…

 

母に待つように伝え、暗い野外でお湯を投入して玄関に戻ると、真っ暗な玄関で母がサンダルを履いてついて来ようとしてた。不穏気味だなー。

「いや、暗いし寒いしもう終わったから。大丈夫だから」

 

部屋に戻りオムツを替える。

母「もう行っちゃうの?」

…おしゃべりしたいんだろうよ。

「眠くないなら下でTV見れば?この部屋のTVつけてあげようか?」

母「ううん。TVは見ない」

 

よく介護はプロ(施設)に任せた方がいい。

家族は家族にしか出来ないケアがあるのに、家族が介護に追い詰められたら本末転倒。

という意見も見る。

ホント、それ。

 

仕事の合間、風呂を準備してたら、

母「○○お風呂入るの?お母さんも入る!」

2階の部屋からまた母が出てきた…。もう少し身体が動けてたら、夜間徘徊出てるパターン。

 

「あ~お母さんのお風呂は明日ね。ヘルパーさん来るから」

母「そうなの?じゃあTV見る」

階下に降りてくる母。母が理解できそうな番組を探し、チャンネルを合わせる。

父はせっかくベッドで爆睡してるので、出来ればこいつをこのまま寝かせておいて欲しい。

でも、人恋しい母はそれじゃつまらないんだろうな。

 

やはり母も人が大勢いる施設の方がいいのか。でも帰宅願望が強いんだよなぁ。

 

なんて翌朝(今日)、また父のウンコ処理して、ウンコまみれの防水シーツ廃棄して、リビング中を除菌。また朝から山のように洗濯。

起きてきた母は「もう何人か起きてるのね!」嬉しそう。だが、この家には今リビングにいる父とわたし、そして母しかいない。

「何人かじゃねーよ!これで全員だよ」

ベッドを除菌しつつ言えば、

母「え、そんなことないわ。もっといるわ」

「いいから飯食え」

 

またぼーーーっとTV見て垂れ流して食うだけの1日が始まるわけだ。

(今日は祝日でディサービスは休み)

 

よし。ドネペジルやめてみよ。

もうどうでもよくなってきた。