要介護3の母(アルツハイマー)

介護認定見直しをした母は「要介護3」になった。

 

排泄問題

この2か月はわたしが朝晩ズボン・リハパンを脱がせて着用させている。

転倒は多いけどトイレは一応行くので、それで事足りてたのは1か月前まで。

「…トイレではいったい何を??」と思う程、リハパンに出す尿便容量が多い。

4回吸収のリハパンに2回吸収のパットを装着。それでも漏れてズボンや椅子を汚す。

 

結果、朝・昼・晩の3回母のリハパンとパット交換してるが、その度にズッシリと重い。

もちろん1日3回のリハパン交換が出来ない日もある。仕事の状況で昼間パンツを替えられないと、垂れ流しの惨事が起きる。

しかもパッドは外しやすいからか、母は汚れたパットを外しトイレに詰める。

 

身体状態

今年は7月に転倒・右手骨折。10月に転倒・頭部を縫う怪我をしてる。パーキンソニズムがひどく階段を上りながら、

母「いつまでこの階段上がれるかしらぁ~」

と言うようになった。

 

1階で起居する父を馬鹿にし、自分は健脚だし介護ベッドなんか絶対に嫌と言い続けた母が。

 

母の部屋は2階。しかも母はお気に入りの畳ベッドを使用してる。

低い畳ベッドでリハパンを替えるには、母にベッド脇に座ってもらわねばならない。

「はい朝だよ!起きて起きておーきーろー!まずは起きて座れ。パンツ替るよ!」

母「無理ぃ~起きられない~」

「じゃあお母さんもオムツに介護ベッドにする?」

母「するぅ~」

という会話も増えた。以前は厄介だった「自尊心の強さ」も失われつつあるのか。

 

昨日、介護用品屋に言われた。

「あ、じゃあお母様も1階に介護ベッド置いて過ごす感じになりますかね?」

・・・。

ソファかカップボード捨てれば介護ベッド2台入るかもね。排泄テロの範囲が狭まり、多少は楽になるかも?

でも、ウチ介護施設じゃないんで!それでお金貰ってる介護スタッフが常駐してるわけでもないんで!

「そうなる前にまずは父を出して、母を1階にスライドさせますw」

 

父の入院先から「退院を。抗がん剤使用だと老健も施設も無理です。ご自宅に戻りますか?もう2階には上がれません」と宣告され、数日悩んでリビングの家具を廃棄し、速攻1階に介護ベッドを入れたのが今年3月。

あれから8か月。あっという間に母も衰えたなぁ。

 

 

認知機能

認知と身体機能は衰える一途だけど、

  • なにかやりたい。わたしにはやるべきことがたくさんある。
  • 人が好き。多くの人がいる場所にいたい。おしゃべりしたい。

母の根本部分は変わらない。(この辺が、父の前頭葉側頭型認知症とは違う所以)

 

しかし話す内容が支離滅裂なので、友達も離れた。

例えば、12,3年前に母が脳卒中で3か月入院し、寝たきりから奇跡の回復を遂げたことも、友達は覚えてるけど母は記憶にない。

友「でもあなた元気だわよ~。あの脳卒中の時だってお見舞い行ったらさぁ」母「ええ?わたし?わたしは病気なんかしたことないわよぉ」友「…(察する)」

傍で聴いてても「これじゃ友達も辛かろうよ…」と共感する。

母は距離を取られたことは察知するので孤独感は増す。

 

家事全般も、過去の記憶があるから「家でやることがいっぱいある」と思ってる。

でも「じゃあご飯作る?」と委ねても、もう米がどこにあるのかわからない。

米の場所を教えても、それをどうすればいいのかわからない。

「このボウルに1合とって、水でといでね」と指示しても、その手順が出来ない。

一事が万事そうなので、わたしも時間があればやらせようとするけど、母のタイミングが合わないと今度は「やりたくない」という。

母がやる気でも、わたしに時間がなければ何も頼まない。

 

友達との交流も家事もないと…

本も読めない。TVもつけれない。番組表で番組を探すことも出来ない母はやることがない。

 

そもそも12,3年前の脳卒中後の麻痺と高次機能障害で、趣味だった「書道」「短歌」「手芸」が出来なくなってた。

アルツハイマー初期は「読書」が出来たので、よく図書館へ一緒に行って本を借りさせてた。でも読めなくなって久しい。

「これは今後ヤバいぞ」

と思い、折り紙・塗り絵を教えてた2年前も、そもそも好きじゃないらしく投げ出した。

昨年冬は編み物を薦め編み針などを買い与えたけど、出来ないらしい。出来ない理由を「編み物の本がないと出来ない!」→本を買い与えても意味が分からず、本があることすらすぐ失念するので「(本を手に持ちつつ)編み物の本がないと出来ない!」。

と自尊心を損なうばかりなので断念した。

 

父と違って「母はこうなんだろうなぁ」「こうだから母は一層やる気にならないんだろうなぁ」と推測できるから、妄想・作話がコロコロ変わるのも致し方ないのかなと思う。

しかし妄想に突き動かされ徘徊に出るのはいかん。

転倒も多く信号も分からない今、24時間見守りがないと危うい状態が続いてる。

…その結果、骨折や頭部裂傷がすでに起きてるんだけど。

 

 

昼夜の見当識

以前はディが無くても、わたしが仕事じゃなければ朝食・昼食を食べさせ、

「15時に買い物行くよ」

と言えば、なんとなく朝~晩が買い物を軸に1日過ぎていた。

昼過ぎ・夕方前に買い物へ行き、わたしが夕食を作り(時に母も付き合い)、食べたら夜。寝る。

 

しかし最近は身体機能が落ちて来て、買い物にも「行かない」という日が増えて来てる。

時計も読めない母にしてみれば「いつが朝で、いつが夜か」も分からない。

食事の度に「これは昼ごはん。今は昼だよ」と言っても、食事の記憶ごと抜けるので意味がない。

「外暗いでしょ。今は夜の19時」と言っても、「暗い=夜」の認知もなければ時間の概念もないので意味がない。

 

昨夜は、パーキンソニズムで足元が危うい中、真っ暗な階段を母が降りていくのを発見。

「どこに行くの?」

母「トイレ」(1階と2階にトイレがある)

「2階のトイレに行きなよ。ほら、こっちにトイレがあるよ」

実はわたしは「おまえ、また2階のトイレにパッド詰めて使えなくしてるんじゃ…」と恐る恐る2階トイレのドアを開けた。無事だった。

母「ええ~それはトイレじゃないの。トイレは~確かこっちにあるの」

真っ暗な階段を降り続ける母。慌てて階段の電気をつける母。

 

もちろん日によって「1階2階のトイレの場所が分からない日」「トイレは分かっても使い方が分からない日」もある。

ただ、パーキンソニズムの悪化と「電気をつけない階段を夜中に降りる母」のコラボを見て、

  • 階段から転倒して大惨事になるのも遠くないかもな。
  • 今は「トイレ」が行先だけど、玄関から出ていく可能性も出て来たな。

と思った。

 

母の奇行すべては(おそらく)、今は失われた「過去の充実した自分」「過去取り巻いてた人たち(肉親・仲間)」探しなんだろうなぁ。

 

父の前頭葉側頭型認知症レビー小体型認知症とは明らかに違うアルツハイマー

3種の認知症を介護し比較してるわたしとしては、人間味が残るアルツハイマーが1番切ない。

 

 

 

在宅医と治療方針を話す

先ほど在宅医の診察だった。

 

大病院の検査データを踏まえて、言いにくそうに言われたのが、

医師「データで前頭葉の血流や萎縮の状態を見ると、明らかなレビー小体型認知症というよりは、前頭側頭型認知症の方がマッチしてるんですよねぇ…」

 

!!!!!

レビーがメインじゃなく、前頭側頭型認知症がメイン!?

1番衝撃だったかも!!!じゃあもう打つ手ないじゃん!(投薬が効かない)

 

医師「当初の幻視・妄想やこのパーキンソニズムは確かにレビーの症状でした。でも、全裸になるとか、オムツ脱いでウンチするとかは(先生は全裸で床に寝る父も目撃してる)前頭側頭型認知症の問題行動ですね。お母さんのアルツハイマーとも違って、1番問題行動が多くて大変なんですよね…」

 

このブログもアルツハイマーの母より父の記事が多いように、父の問題行動は母の問題行動と別種なのは痛感してた。

母の問題行動も悪化の一途。

汚れた肌着を隠し続けたり、妄想作話がさく裂して外に飛び出したり、リハパン脱いで垂れ流すわ、オムツパッドつければトイレに詰めるわ…今、クッソ大変。

でも、

「排せつ失敗した自分を認めたくないから隠すのね」「パッドが汚れて気持ち悪いからトイレに詰めたのね」

といった母の人間的な動機や、介護者の妄想かもしれないけど「気が強い母だからなぁ」と母の人格を探せる。探そうと思えば。

母という人間や社会性や羞恥心と、認知症の周辺問題行動に因果関係が推測できるからいちいち記事にして発散しなくてもわたしの中で処理できる。現実的対処は難しくなってるけど。

 

しかし、父の問題行動は当初から動物じみてて、気持ちに添おうと推論や洞察をしても人間性も社会性も見えずゾッとするだけだった。

だから文章にすることで発散してたんだけど…

傍から見れば同じ「認知症の排泄問題行動」。

でも両者は全然別物。

これは奇遇にもアルツハイマー認知症と、前頭側頭型認知症を同時に在宅介護してるからよくわかる。

 

前頭葉が壊れる=人格が壊れることだもんね。

道理で父のことを処理しきれないはずだわ。

 

医師は元々わたしに同情的で施設入所を薦めてる上に、まさかの前頭葉側頭葉型認知症だったので、

医師「とりあえず薬は現状継続で様子を見ましょう。ドネペジル5ミリにしてまた変な元気出ると娘さん大変でしょ」

そう…メインは「レビー小体型認知症」と思ってたので、今日は投薬について相談したかった。

 

パーキンソニズムを改善する薬を使えば、ほぼ寝たきりの父の身体は少し動くかもしれないけど幻視・妄想は悪化する。

幻視・妄想が復活した上に多少動けるようになると、また屋内徘徊してウンコまき散らすわけので、認知症2人抱える介護者としては絶対無理。施設一択。

 

しかし、父のQOLを考えれば、幻視・妄想は増えても身体機能が回復する(特に自分でトイレに行ける)方がいいのかもしれない。でも、父は施設入所は嫌なわけで。

自宅で寝たきりか、施設でパーキンソニズム投薬か。

否、介護施設は治療はしないので、パーキンソニズム治療するなら入院か…。

と悩んでた。

 

しかし、前頭側頭型認知症なら、父が動けるようになればまた「オムツ1枚で外に出たり」「全裸で廊下に寝てみたり」が「常同行動」として復活するってことで…

(ないだろうけど)万が一歩けるようになったら、父は公然わいせつや万引きをする可能性も否めない。

っていうか、そういう不気味さがあったからわたしも処理できずブログに垂れ流してた。

理由も理屈も通じず人格は破壊されてくのに、身体は動けるなんて最悪。

パーキンソニズム出ててよかったわ~。寝たきりでよかったわ~。

 

「先生。わたしは今、父の身体を動けるようにしてあげたいという気持ちはゼロです!」

医師「そりゃそうですよねぇ。そうなりますよねぇ。娘さんもう充分ですよ。施設入れた方がいいですよ」

投薬治療方針に関しては、当面パーキンソニズムの治療はしない方向であっさり決まった。

 

しかしまぁ…

8~9月、父の問題行動には手を替え品を変え説得・泣き落とししてきた。

でも、前頭側頭型認知症は他者への共感もなくなるし(泣き落としは無駄だったね)、常識や社会性もなくなるし(オムツ1枚で外出て恥ずかしくないの?わたしのお客さんとかち合ったらどうしてくれんの?と訴えても無駄だったね)、人格も社会性も壊れていくわけだから、

全部無駄だったわけね!

そりゃあ、動物を相手にしてる気分になるわなぁ…。

 

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こういう一連も「常同行動」ね…うん、そんな気はしてたよ…。

 

 

今、全容が見えてからわたしの顔左側の痙攣が止まらない。

今までの精神的葛藤や負担は、全部無駄じゃん!

ってストレス反応が出てる気がする。

いや8割レビー、2割前頭側頭型認知症くらいなら「まぁそうでしょうね」的に受け入れたけども…

よりによってメインが前頭側頭型認知症とは。

 

仮に当初から分かってたとしても、わたし自身の振る舞いは変わらないだろうし、今後も変わらない気がするけど…

人格も理性も喪失し続ける父を相手に、わたし自身の楽しみもキャリアも収入も犠牲にして「人としての」衛生環境や食事を提供し続けるのは虚しい。

今まで虚しいことを続けて来て、今後も続けるのかと考えると寝込みそう。

 

 

前頭側頭型認知症とレビー小体型認知症

先日、10月に父と通い詰めた大病院の検査結果が出た。

 

父の診断は、詳細な検査結果を診てもレビー小体型認知症らしい。

シンチやMRI画像診て「この辺にレビー小体が…」と説明されるのかな(場所により症状が変わるので)?と思ってたけど、

医師「データは全部在宅の先生に送っておきますから!」

初診断なら「今後の治療は?」など話すことも多いだろうけど、ウチは在宅の主治医が投薬もしており、その指示で「画像診断依頼」してるから、詳細は在宅医に丸投げっぽい。

 

医師「あと、ふたつめの所見は前頭側頭型認知症ですね」

ぜんとうようそくとうがた…なんだっけそれ…とても嫌な予感…

あ、ピック病か!

「ピック病」の名前を思い出したのが10分の診察後だった。

最悪なコラボレーションじゃねーかぁぁ!

 

認知症も種類がある。

アルツハイマーはとにかく記憶を喪失する。家族を忘れるなんて序の口で、最期は食べることも話すことも忘れて死んでいく。

母も、1年前は「食べることも忘れるって想像できないな~」と思ってたけど、今は容易に「こうやって進行するなら、食べることも話すことも忘れるでしょうね」と想像できるレベルに進行してる。納得。

 

レビー小体型認知症や前頭側頭型認知症アルツハイマーに比べて記憶は保持される。しかし幻視・幻聴・妄想がヒドイ。そしてパーキンソニズム。

元々父の摺り足はレビーを疑ってたし、8月からドネペジル投薬するまでは幻視・妄想が大ブレイクしてた父。

メインは確かにレビー小体型認知症なんだろう。納得。

 

前頭側頭型認知症は…というか前頭側頭型認知症の多数を占めるピック病は「人格障害・暴力・暴言」が有名。

わたしの中では、

アルツハイマー>>>レビー小体型認知症>>>>>>>ピック病(前頭側頭型認知症

父のレビー小体型認知症も「幻視きっつ!!」とは思ったけど、異常行動(人格障害)で、万引きや他害の反社会的行動に出るピック病よりマシだ!とセルフ洗脳してた。

なのにまさかミックスとは。

 

全裸で自宅徘徊したり、リハパン1枚で玄関の外に出ていたのはピック病の「異常行動」か…。

TV前の椅子に固執したり、延々とTVのリモコンを弄り続けたのはピック病の「常同行動」か…。

1番腹が立つ「オムツをわざわざ脱いで、車いすやベッド上に排泄する」のは…異常行動+常同行動か?

うんざり。

 

 

高齢者の前頭葉が萎縮するのは普通だから、認知症と疑いつつ「=」にはしなかったけど、数年前から、

「こいつ(父)、マジ前頭葉委縮してるな」

とは直感してたんだよねぇ。

高齢者の前頭葉が萎縮するのは普通だけど、アルツハイマーの母の奇行とはまた別種の歪さを感じてた。

 

例えば‥

我が家は生協で食材を頼んでる。週1注文&週1配送。

今年2月の入院前までは、わたしが食材チェックした後、父が自分が食べたいものをチェックしてた。ゆえに、

「父がハマった食べ物(甘い物や果物が多い)」が異様なペースで注文され続けてた。

消費量と注文量の関連が理解できず、消費量に倍する量を毎週注文→同じ食材が溜まりまくる。

 

一昨年だったか「鯖」にハマった父が毎週大量な鯖を注文し続けた。

焼き鯖・しめ鯖とにかく鯖三昧。冷凍庫に鯖が溜まる。

「冷凍庫に山ほど鯖があるから。今週は絶対に鯖を頼まないで!」

父「分かった」

説明し、承諾しても父は鯖を頼む。わたしはこれ以上鯖が溜まらないように夕食に鯖を出す。でも夕食に週2,3回が限界なので鯖が冷凍庫を占める。

 

最終的には、わたしが夕食に出した鯖を捨て、

父「俺は鯖は好きじゃない!」と言い出し、正気を疑った。

「おめぇが鯖を頼むから鯖を出すんだよ!冷凍庫は鯖だらけなんだよ!見ろ(目で見ないと理解できないのかと、定期的に冷凍状態の鯖を見せてた)!今週もまた鯖が来るんだよ!付き合わされてるのはこっちだよ!」

「鯖は好きじゃない!」と言った後もしばらく鯖を注文し続け、注意しても本人も首を傾げる始末。

 

食事を作るのはわたしだから鯖の印象が深いけど、食事外のヨーグルト・アイス・果物などに対しても同じ。

母も一時期、油揚げを毎日買って買ってきたりしたけど、あれは「まさに認知症アルアル!」と思った。

父はそれとは微妙に違ってとにかく「前頭葉ヤバいな」って印象だった。

 

今回の所見でピック病を調べたら「食行動の変化」「特定の食べ物ばかり食べる」「甘味や味の濃い物に執着」って症状がある。

それか。それだったのか。

 

 

在宅の先生は、

「(検査して診断がつくことで)ご家族が、あの奇行は認知症の症状だったのか、と納得・理解できるから…」

と言ってたけど、わたしはむしろ納得できなくなった。

 

この数年、父の異常行動や常同行動を「それと思わず」尻拭いをし続けた。

自分が払った労力に「理由」が欲しくなるのが人間。

 

  • 身体が悪くなり、自分で買い物に行けなくなったから生協の注文書見て弾けちゃうのかなぁ。
  • 戦中生まれだから、不安なのかなぁ。
  • 前立腺がんの薬の副作用で口が渇くから、果物ばかり注文して溜め込むのかなぁ。
  • 老齢で生命力が弱ってるから、補完するために食べ物を集めたいのかなぁ。

 

色々推測し、異様な注文量・食への執念にぞっとしつつ、父の嗜好を尊重しようとしてきたけど、最初から「理由なんかない。前頭葉の萎縮が原因」だったのか。

バカバカしいにも程がある。

 

 

あれやこれや

間が空いてしまったけど、

父のレビー小体型認知症検査デスマーチ通院は無事に終了!

その間も全裸で廊下に寝たり、糞尿垂れ流したり、車椅子ごと背後に大転倒したり色々あった。

 

母はまた外で転倒し頭部から出血。

父が2月に入院した救急病院へ駆け込み、CT検索は異常なし、傷もひと針?ホチキスで留めて1週間後に抜糸という診断に。(抜糸は明日)

 

まぁ、ロクな毎日じゃなかった。

 

母の垂れ流しも日々悪化。

「過介護になってマジ何も出来なくなるのでは?」と懸念し躊躇してたけど、色々諦めて朝晩わたしが「パンツ替えますよ~」と装着させてる。

それでも、夜間自分で脱いで布団を汚物塗れにしたり、4回分吸収のリハパンじゃ横漏れして椅子類を汚す。

母、よくトイレ行ってるんだけど、一体トイレでなにしてるんだろう???

 

アルツハイマーで徘徊転倒癖もあり、7月右手骨折、10月頭部流血。排泄垂れ流し…母は母でガチ入所検討時期だな。来月の介護認定を待つけど、ケアマネさんいわく「お母さんも要介護1よりは上がるだろう」とのこと。

 

「要介護4」の父は現在、週6「排せつヘルパー」、週4「ディサービス」と、介護ベッドや車椅子の福祉用具数点をレンタルしてる。

で、在宅医師のアドバイスもあり「訪問看護(浣腸)」も入れることにした。

 

レビー小体型認知症自体が、また服薬の副作用でも「便秘」の症状が出る。

 

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この頃から予兆はあったけど、今は便秘が敵。

 

今朝も、冷え込んできた11月だというのに、父は全裸で廊下に仰臥してた。

父の横には脱ぎ捨てたオムツと一本グソ(お固め)。

 

数日前の日曜日も同じことしてる。

さらにいえば先週の金曜。仕事終えたわたしがリビングに戻ると、TV見て笑う母、ベッドに寝てる父、ベッド下の床にデカいクソ(お固め)。

 

全方位に切れたわたし。

 

「オムツ脱いでクソすんじゃねぇぇぇぇ!ベッドも床もトイレじゃねぇんだよ!!!!」「おまえ(母)もおまえだ!!なんでこのウンコの横に普通に座ってられんの?」

 

この時は「ベッド上でリハパン脱いで排泄する父に、ベッドはてめぇのトイレじゃねぇ!とわたしが怒る」から、「ベッドじゃなく床に排便した?」と思ったけど…(それも問題あり)多分、

ウンコが出にくいから試行錯誤した結果「床にクソを落とした」

っぽい。

金曜日の翌日土曜日はオムツの中にウンコしてた(お固め。ただオムツの中なら介護的に問題なし)。

 

で、日曜は全裸で洗面所…この時はウンコとの関連付けはしなかった。

が、朝から検査通院してた月曜日。

病院でも「ウンコしたい」と騒ぐ父。

わたし独りなら一喝するが、通院ヘルパーさんが車椅子ごと障碍者用トイレに入れ、父を便座に移乗してくれた。

トイレ前、2人で待つこと15分。出ない。

様子を見に行くと、

父「入口が硬くて出ない!!!!」

いや〜金曜日は床にクソしてる。土曜日朝はオムツのクソをわたしが回収してる。

明けた月曜日、通院中に大騒ぎするほど便秘だとは思えないんだが。、

 

母のディに合わせて先に帰宅予定だったわたしは、踏ん張る父をヘルパーさんに託した。

帰宅後にヘルパーさんに訊いたら、やはりクソは出なかったそう。

 

実際「便秘がち」なのは確かだろうけど、本人が自認してるほど便が溜まってるわけじゃない。

  • 認知症のスイッチが便秘に向かってるのか。
  • (自認できないだけで)出口に痔などの症状があるのか。
  • またはレビー小体型認知症の「腹の中になにかいる」妄想なのか。

 

どうでもいいんだけど、クソが引き起こす面倒が多すぎる。

訪問看護に摘便、浣腸を頼んだ方が早い。とケアマネさんに訪問看護手配を頼んだ月曜日。

 

そんな今朝の「全裸で廊下」「一本グソ」。

ははぁ「便が詰まってる感」がトリガーになり深夜の不穏・徘徊が起きるのかな?

と思った次第。

 

父「でも、俺も覚えてないんだよ…」

 

父本人、なぜ自分が夜間トイレ・洗面所に行くのか分からないそうだ。

認知症だから記憶が持たない」のか、妄想や不穏に突き動かされての行動だから記憶にないのか…

わからない。わからないけど、とにかくわたしは朝から晩まで両親の排泄物に追われてる。

 

今朝、父の一本グソと玄関回りすべてを掃除。

母のリハパン交換。

猫のトイレでウンチを掃除しつつ、「両親と猫一匹。全員分の排泄掃除してんじゃん!!!!」密かにキレる。(猫はいい。全く問題ない)

午後、部屋にこもって寝続ける母のリハパンが飽和しないか気になり、声をかける。

案の定、膨大な糞尿を吸った母のリハパンを処理し、父にもついでに替えよう…お?すでにリハパンが脱ぎ捨ててある。

その父のリハパンの中に、またウンコ。

父、むしろ快便なんじゃないかと思うんだけどね??

 

キャリアと収入を減らし、朝から晩まで糞尿の始末をし続ける(しかも無償)なんて鬱まっしぐら。

 

父の訪問看護まで入れると、要介護4でも点数枠がオーバーする今の状態。ケアマネさん曰く、ヘルパーさんを削ることになりそうだが、それでも浣腸ぶちかましたい。

 

しかし、要介護4の介護枠全部使って、ディサービス、ヘルパーを入れても、深夜から早朝に全裸で仰臥してる父を引きまわしベッドに上げるのはわたし。その折の排泄垂れ流しの処理も掃除もわたしだし。

今日の夕方もヘルパーさんは来てくれるけど、今、父のウンコのリハパンを処理するのはわたしだし。

 

ディサービスもヘルパーさんも頼りの綱だけど、結局、排泄トラブルのタイミングは24時間。

介護してる家族の実質負担はさして変わらないんだよねぇ。(精神的には楽になるけど)

 

本人が「ウンコは極力、人手がありトイレで出来るディで済ませる」と自認してれば状況が違うかもしれないけど、父にはそんな配慮はないし。

 

これはもう、お金もらって介護するプロに24時間見てもらうしかない。

 

 

ってことで、来週とりあえず1件特養見学に行ってみる。

 

特養、ショートステイのアレコレを父の前で聞きほじったので、なんとなく見えて来た。

数件見て、申し込みして、出来れば入れそうな(入れるのかな…)特養でショートスティからはじめたい。

年末年始ショートにぶち込みたいけど、すでに出遅れてるっぽくて残念。

 

それにしても、朝晩冷えるこの時期の日曜・木曜、

全裸で、廊下で一晩(多分。23時頃は暖かい部屋のベッドで寝てるのを確認するので)過ごして、風邪もひかない85歳の父。

 

わたしがリビングまで引きずる時、ベッドに押し上げる時、

父「腰が痛い痛い!」

「ったりめーだろうが!!!!!裸で廊下に寝てりゃ誰だってそうなるんだよ!!!!!」

と一刀両断するけど、その頑強さに「こいつ、長生きしそう…やっぱり特養しかないな」と、かなり引いてる。

 

 

 

 

 

俺はゴルフの予定があるんだよ!

父の検査通院1日目「脳シンチ(ダットスキャン)」。

 

昨夜、腰を痛がる父にロキソニンを与えた。

今朝、なぜか廊下の車椅子がリビングに移動してる。

 

一時的に痛みがなくなり、夜中に廊下に出たのか。

ベッドの座位から車椅子移乗まで、わたしに全力で被さって来てわたしの肩~腰はまた悲鳴を上げてるのに、父は夜中にベッドから降りて歩いて廊下に行ったのか。イライライライラ

 

今日、わたしの仕事はお客さんのニーズで9時スタートだった。(普段は10時から)

キレてる暇はない。

深夜にいらん徘徊したくせに、「痛い痛い」と騒ぐ父を車椅子に移乗。

父母に朝飯を食わせ、母のディの準備、父にヘルパーさんが10時半に来ることを言い含め、ヘルパーさんに腰痛の件含めた手紙をプリントアウトしドアに貼り…

クッソ忙しい。

 

そんな中、ドネペジルを3ミリに減少したら「TVへの執着」が復活気味の父が、TV前からわたしを呼び止めた。

父「俺は今日、ゴルフの約束してるんだよ」

はぁぁぁぁぁ???

父「だから、電話しなきゃいけない」

「誰に!?電話する相手の名前は?電話番号は?ってか約束してねーよ!」

父「いや、約束してるんだよ。名前は…わからない。電話番号もわからない」

出たよ!毎回お馴染み、病院嫌々の作話・妄想!

「名前がわからないなら電話出来ないね。つか、約束してるのに今日のゴルフにあなたが参加してなかったら、先方からとっくに電話来とるわ」

相手にせず、母の準備を進める。

 

もう9時になる。ディの送迎電話まだかな…。仕事前に見送らないと、母はわずかな時間で徘徊出るからな…

「お父さんもベッド戻るよ!ヘルパーさん来るまで1時間半、無人になるんだから」

父「俺は電話しなきゃいけないんだ!!!」

TVを弄り続ける父。

「これはテレビ!!!テレビで電話は出来ません!!!!!」

父をベッドに連れ戻し、母は見送らずにわたしは仕事へ。あとは野となれ山となれ。

 

 

仕事の昼休憩、12時半過ぎに帰宅したヘルパーさんとちょうど逢う。

次は13時45分に介護タクシーがまた来る。

ヘルパーさん「病院でも痛い痛いって騒いでましたよー」

手回しがよいわたしは、ヘルパーさんに手紙で、

「父の「腰が痛い」とか、妄想作話は無視して通院してください」

と申し送ってる。

 

痛いなら仕方ない。父にロキソニンを飲ませるために、大福を食わせようとすると…

父「俺はゴルフ場に電話しなきゃいけない」

ヘルパーさん「ああ、病院でも言ってましたね」

往生際が悪い。悪すぎる!!!

 

「どこのゴルフ場?」父「○○カントリークラブ」(流暢に言いやがった)

速攻スマホで検索。電話できる状態にして突きつける。

「じゃあ電話するわ。予約名は?あなた方の予約名を言え。でなきゃ電話してもゴルフ場が困るんだけど」

父「・・・」

 

毎回毎回通院のたびに得体のしれない妄想・作話に付き合わされる身にもなれ。

わたしだって仕事減らしてまでの通院付き添いや手配、父のやらかしの手回しまで、フル回転でやりたくねーことやってんだよ。

 

父「俺、明日は循環器内科の診察がある」

予約一覧に印字された循環器受診日は7月。明日の骨シンチ予約の印字を無視して7月の予定ぶち込んできた。

わたし「何言ってんの?明日は骨シンチだっつの。その予約日見てみ」

父「いや、俺は循環器内科の予約が入ってるんだよ」

切れますよね。

わたし「その紙の、その日付をよく見ろ!それでも明日が循環器内科の予約日だと思うならもうそれいいよ。明日、認知症検査行くから!」

父「……」 「骨シンチグラフィー」

 

 

 

聴く耳持たずに、わたしは仕事へ戻る。

 

途中、ディから帰宅した母に乱入されたりして、なんとか16時過ぎに仕事を終えた。

2回目の通院から帰宅してた父は、ベッドで死んだように寝ている。

レビー小体型認知症認知症薬に限らず、薬全般への過敏症があるらしい。

今日はロキソニン2回飲ませたからな…

明日はディ帰宅後、仕事後のわたしが車椅子を回収して介護タクシーに乗り換え病院。MRI予定。

明朝はロキソニン飲ませず、ディの昼食後に飲ませてもらうか。

ディに指示の手紙と薬を…こんなことばかりやってて嫌になる。その上、当人の作話・妄想にまで付き合えない。

 

そういえば、介護タクシー2往復いくらだろう?

8月以来、はじめて父に財布を持たせ自分で払わせた。わたしが準備して持たせた父のカバンを探し、タクシーの領収書を探したら、脳シンチの領収書が出てきた。

9,458円

脳シンチ、高っ!

骨シンチより高いけど、保険が2割になったからかなぁ…。

あと3日間ある検査も全部こんな診療費????

医師は「あれもこれも検査しておきましょう」と地獄のスケジュール入れてくれたけど、医療費と介護タクシー代だけで結構な金額では…

(検査内容はレビー小体型認知症でよく見る検査なので、悪徳ではない)

 

急な医療費が準備できないレビー小体型認知症患者は、正確な診断が受けられない感じだなぁ。あ、車椅子まで進行してなければタクシー代は抑えられるか…

 

こんなに労力とお金をかけて、認知症なんて治らないんだし、医療の進歩とかいらなくね?高齢化止めるかじ取りしろよ日本。

 

 

まぁそれはそれとして。

ロキソニン朝昼飲んでるほど腰が痛いらしいのに、夕食はテーブルに行くと騒ぐ父。デジャビュ

またわたしが渾身の力で移乗させ、テーブルへ。

食後移動そはヘルパーさんに頼もうと放置してた。

 

仕事場に聴こえる母の声。

母「ねぇ、早く2階に行って寝なさいよ」

母「え?そのベッドで寝るの?ずいぶん大勢の人があのベッドを使うのねぇ」

母「じゃあそのベッドに行けばいいじゃない」

やばい、また母に変なスイッチはいるか?

「お母さん、もう眠いなら2階に行っていいよ」

母「あの人、やっと少しベッドに寄ったんだけど、ダメなのよ~。あそこにいたら気になるわ」

…やはり、父に「なにか世話を焼かねばならない」とプレッシャーでおかしくなるのか?

 

「んじゃヘルパーさん来ないけど、お父さんベッド行くよ!」

うつろな目をする父をまた全力でベッドに投げ込む。母「随分丸まってるわ」

ベッド上の体制を整えるため、わたしがどんだけ身体をすり減らすと思ってんの!

「いいよこの体制で。そのうちヘルパーさんが来るから」

母「そう?よかった~!やっと2階に行けるわ!」

 

微妙な気持ちの反映か、最近父のヘルパーが来るとそそくさに逃げ出す母。

最初は、人が来るだけで喜んでたんだけど‥

多分「本当は自分がやるはずの父の介護」とどこかで思ってるのかも。

わたしが父の介護やってるのを見るのも微妙な気持ちになるんだろうな。でも自分はやりたくない。

外部の人に父の面倒を見させるのは尚更「母のプライド」が傷つくのか。

 

こんな人、いなくなればいい。

こんな人、わたしの(面倒見なきゃならない)旦那じゃない。

でも実は「わたしが面倒見る」と常々言ってた旦那である。

 

色々な葛藤があるのかもね。

 

また寝たきり再来

金曜日、在宅医療の往診日。

興奮状態であることを伝えドネペジルを5ミリ→3ミリに減量することに。

この金曜日は、わたしも制する気力を削がれたほどリビングの中を動き回ってた父。

ここだけ切り取れば「回復しましたね!」なんだけど、案の定…

 

昨日、土曜日は朝から「腰が痛い!」。ベッドで座位を取らすのも大変な状態に。

「うるさい!2月も9月も救急車呼んで、骨に異常はないんだよ!」父「いや、折れてるかもしれない!!」

おめーが変な姿勢と歩き方で徘徊・転倒し続けるからだよ!

 

こういう繰り返しで、最後は寝たきりなんだろうなレビー小体型…付き合いきれないな…と予想はしてた。

でも、9月の救急搬送前後の「寝たきり」→「徐々に動けるように」→「徘徊」→「また寝たきり」のスピードに震える。

 

しかも今朝はまた、リハパン脱いでベッドに排尿。父の身動き取れない上半身までぐっしょり尿まみれ。

尿塗れのTシャツをハサミで切って捨てた。デジャビュ

 

chika05.hatenablog.com

 

金曜日は自分でベッドから起き上がり杖で椅子まで歩いたのに、日曜日はこのざま。

認知症の「波」がホント嫌。

 

  1. 寝たきり状態だと排泄介助・身体介助で身体がやられる。特にベッドをトイレ替わりにし、排泄物の上に寝られると死ぬ。
  2. 父が少し動ける、けど自力でベッドから降りれない程度なら排泄介助・身体介助は楽になる。
  3. もう少し動けると、父が徘徊をはじめトイレや土間で転倒、洗濯機にウンコ突っ込むなどベッド外で被害が増える。

絶妙な2の時期だけが「穏やかな凪」なんだな。ふー。

 

 

明日からは検査通院ラッシュ。

ベッドで上体を起こすだけで「痛い痛い」と騒ぐ父を通院なんて無理ゲー過ぎる。

日曜だというのに、また在宅医療に電話(先週日曜日は便秘で電話)してみた。

 

「じゃ、ロキソニン処方がご希望ですね!近隣で日曜日営業してる薬局は…イオン薬局ですね。処方箋送っておきます」

 

あっさり処方してもらえた!素晴らしい在宅医療…!

 

しかしなぁ‥昨日の朝から「腰が痛い」と大騒ぎする父を問答無用でディにぶち込んだ。

わたしは終日仕事で、18時過ぎに仕事を終え食事を作り、排泄ヘルパー後に、

「起き上がれない」

と訴える父を見て(おまえガチ腰痛だったらタイミング悪すぎて許さないレベルだぞ)と思いながら、寝たままの父に母からお粥を「あーん」させた。

 

今日はオフだから、朝の状態も痛がり方も全把握。在宅医療に電話し、日曜営業してる遠い薬局までロキソニンを取りに行く決断をした。 

今日もわたしが仕事だったら、決断しなかったし時間がなかった。

タイミングがちょっとズレたら、明日明後日明々後日の検査通院自体が出来なかったかも。薄氷の上過ぎる…。

 

 

 

夕食後、ロキソニンを飲んだ父はテーブルに車椅子でタバコを吸う。

「あんたさっきまで寝たきりだったんですけど!さっさとベッド行くよ」と言うのは可哀相なので放置する。

その後、また母が狂った。

 

父の横であーだこーだ言いながら、母「灰皿はこっちに置くね」

なぜかベッド脇に灰皿移動する母。

「いや、なんでよ。テーブルでタバコ吸ってんだから灰皿はテーブルに置いといて。ベッドでタバコはダメだってば」

父はぼーっとテーブルでタバコ吸ってるだけなので、母に言った。

 

母が眠くて2階に戻りたいけど、父が座ってるから自室に戻れず(そうゆータイプじゃないが)、父を早くベッドに戻し自分も2階でのんびりしたいのか?

「お母さん、歯を磨いたら2階行っていいよ」

声をかけるもリビングに居座る母。

わたしが仕事場に行くと大声(ひそひそ声のつもり)で母の声。

 

母「あの人にタバコダメって言われちゃったから、見つからないように吸わなきゃだめよ?」

言ってねーし。

父「(無反応)」

 

しばらくしたら、母が仕事場に来た。

母「あのね、お父さんがタバコ吸ってるんだけどダメよね?」

「いや寝タバコはダメだけど、テーブルならいいよ」

母「え、そうなの。じゃあそう言ってくるね」

伝書バトのように行き来する母のリピート3回!!!

父は無言でぼけーっとタバコを吸い続けるだけ。4回目で、

「いやもう言わなくていいよ。お父さんテーブルにいるから。寝タバコにならないから!(今の父はわたしが介助しないとベッドに戻れない)」

 

納得したかに見えた母、その後また来る。

母「まだここ(仕事場)にいるの?」

「いるよ。お母さん2階に上がっていいよ」

母「じゃあ、あの人が寝たいって言ったら入れてあげてね。あの人、いつもここで寝てるから」

あの人とは????

 

仕事場には大きなテーブルやホワイトボードがあり、ベッドはない。

仕事場で寝るのは猫だけ。わたしすら仕事場で寝ない…というか寝る場所がない。

母「ホラ、隣(リビング)にいるあの人よ」

「あの人(父)のベッドはリビングにあるでしょ。ここ(仕事場)にベッドがありますか?ないですよね?寝る場所ないですよ」

母「違うわよ。あの人はいつもここ(仕事場)で寝てるの!」

いや、だからここ仕事場…ってか見てわかるでしょ。寝るような場所がない。

 

母を連れリビングへ行く。

「このベッド(ベッドを触りつつ)がお父さんの(車いすの父を指さす)ベッドだよ」

母「ええ~!これはお父さんじゃないわよ。お父さんは今、隣(仕事場)にいた彼!」

「いや、今仕事場で話してたのはわ・た・し!仕事に"彼"なんていません」

母「でもこれはお父さんじゃないの。お父さんは隣で寝てたの!」

 

母の脳内の「彼」をリビングに寝かせたくて、父をわたしの仕事場に追いやろうと思ったのか????

何がトリガー??

「父がベッドにいない」ことが?「タバコ」? 

 

とりあえず父をベッドに戻してみる。

さぁ定位置に戻ったぞ。母よ認知して。

 

母「その人、そこに寝かせるの?わたしの部屋に連れて行こうと思ったのに」

ええ、定位置戻してもダメ?

つか今、車椅子からベッドに移動させるのも大変なの見てたよね?

「階段上れませんし。ここにこんな立派なベッドがあるのに、2階に連れて行く意味ないし」

母「じゃあ彼はどこで寝るの!!!!」

だぁ~か~らぁ~「彼」って誰だよ。

「はいはい、じゃあその彼を連れてきて。ってかそれが旦那さんなら、2階に連れて行っていいですよ」

母「わたしの旦那はこの人じゃない!この人は知らない人!」

・・・言い切った!

父には聴こえてるか??わたしの罵声より遥かにダメージ食らいそうだが…

 

「わたしにとってはこの人(父)がお父さん。わたしが寝る場所を気にする"彼"はこのお父さんだけ。それ以外の家族は知らないわ~」

母「わたしは違うの!今いた彼が旦那なの!」

「うん、じゃあ"今いた彼"を連れてきて紹介して。逢ったことない人の寝場所の話されても、ノレないわ」

 

「お母さんを探す」のは諦めたのか、最近は「旦那は他にいる」モードに切り替わってる。

幻視ではないんだよな…。特に「わたし」を「お母さん」だけじゃなく「何か母にとって都合がいい男性」に置き換えがち。

父への想いが錯綜してるのかな。

 

すっかり老け込んだ無力な父、頼りたいけど頼れないらしい不安とか、お世話したいけど出来ない自分の不甲斐なさとか、悔しさや心配や‥

だから、しっかりした娘を「頼れる彼」に置き換えるのか?

 

そこに同情できるかと言うと‥

ガチで、誰かに頼りたいのはワタクシなんで。

知らんわ!

て思うだけなんだけど。

 

 

メリマー、増量する???

 

 

ウンコを洗濯機に突っ込む父

今日はついに洗濯機がウンコまみれの大惨事…。

 

昨日の朝は玄関土間にフルチン仰臥してた父。

今日はこの数か月で1番足腰に力がある(多分。なぜならベッドの上で久々に「横臥」出来ていたので)。

 

そのパワーで車椅子の座面(座布団)に排便し、車椅子で洗面所に行き、ウンコごと座布団を洗濯機に突っ込み回すという「ナニイッテルノカワカラナイ」暴挙に出たっぽい。

「っぽい」というのは、わたしが見たのは事後の現場だから。

 

 

今日はオフ。社会福祉協議会へ要介護3以上に出る「オムツ助成」の申請をしに行った。

その後、区役所へ「成年後見人」「特養」について聞きに行く予定が、

「助成後に亡くなったり、入所した方のオムツが返品され余ってるので、抵抗がなければ…」

と提案いただき、協議会から3パックのリハパンを持ち帰った。

※協議会から施設等に寄付したくても、開封後や個人宅経由のオムツは受け取ってくれないそう。まぁ万が一があるしね。

わたしのような申請者でも、個人も縁起を担いだりする人は拒否るみたいだが、わたしは全く気にしないのでありがたく頂いた。

 

が、重い。重かった!!!!

ヒーヒー言いながら重いリハパン持ち帰ったら大惨事が起きていた次第。

 

 

今日の父は朝も昼も「ベッドの上でリハパン脱いで排尿」してた。

朝は何も言わなかったが、わたしの出がけの昼にも同じ展開。これはキレた。

「あんたが履いてるパンツはおしっこ5回吸収できるんだよ!それをわざわざ脱いでベッドにおしっこすることで、どんだけ手間かかると思ってんの?ベッドはトイレじゃねーって言ってんだろ!!!このシートだって防水シーツだって高いんだよ!1日何回も取り替えるもんじゃない!今度やったらてめぇで始末つけろよ!」

昼前は防水シートにまで浸透し、床にも垂れてたんだよね。

しかし、これが事態の悪化を招いたのかもしれない…(遠い眼)

 

大量のリハパンを抱えて区役所に行く体力はなく、リハパンを抱え直帰したらベッドに父がいない。

車椅子もない。ベッドは出がけにキレながら整えたベッドシーツ、防水シーツ、おむつ取り換えシートも消えマットレスだけ。

 

廊下に出ると、洗面所を塞ぐ車椅子と父の背中。洗濯機が回ってる。

車両の下にはウンコがついたリハパン。

「…なにやってるの」

父「これ(車椅子)の座布団を洗濯してる」

なぜ?

ってかその横にあるカゴに入ってるのはシーツに見えますが、なぜ?

 

父をどかし洗濯機の蓋を開けると…

「ぎゃああああああ!ウンコこびりついてんじゃん!!!」

洗濯層の中に貼りついたウンコの塊が複数。その中に沈む低反発座布団。

 

とにかく脱水し、座布団を取り出し絞って廃棄(わたしの座布団)。

洗濯槽にハイターをまき散らし手袋をして、便をつまみ出す。

母が2階から降りて来たので手袋をつけさせ、シーツ類を確認させるとこれまたウンコ。

被害が大きいのは車椅子の座布団。だから父は隠したくて?自分で処理しようとまず洗濯機に突っ込んだんだろう。

洗濯機はトイレじゃねーよ!!!

ベッドにも被害があるのは‥ウンコの上に寝る男だから常識では測れない。

分かるのは1つ。

リハパンの中に排泄してればこんな事態にならない。

 

(洗濯機、わたし専用を買うか‥いや、さすがに置き場所がないな)

 

考えつつ掃除してると、元々ウンコとか大嫌いな父は、キコキコ車椅子を動かしてリビングに戻ろうとする。

「待てや。逃げんじゃねぇよ。てめぇがどれほど大変な事態を引き起こしてるか、てめぇの目でしっかり見届けろ!!!何度も言わすな!ウンコとおしっこはパンツの中でしろ!!!!」

父を廊下に据え置き、悲鳴を上げながらウンコ回収するわたしを見物させた。ええ修羅の家ですし。

 

父の身体が回復したとて、今年2月と9月に身動き取れず救急搬送してるわけで…

身体は一時的な回復でしかないのも明白。

そして認知は悪化の一途。

回復と寝たきりを繰り返し、最後はガチで寝たきりになるのがレビーだろう。

この波の中でわたしは翻弄され続けるのか?無理。

だったらもう寝たきりでOKです。

 

1時間ほどかけ始末をつけ、新しいシーツとシートをセットしたベッドに父を連れて行った20分後。

杖でダイニングに歩いて行き、タバコを吸いながらTVに夢中になりだした父。

歩いて椅子に行けるようになったが、全く嬉しくない。

 

「おまえ、ふざっけんなよ!!!昨日の朝は玄関の土間にフルチン垂れ流し!今は糞まみれの洗濯機のクソ拾い!!!てめぇの好き勝手の始末するためにわたしは生きてるんじゃねーんだよ!」

「タバコ吸いたいか?好きに動きたいか?じゃあ洗濯機を糞まみれにしたら、てめぇで全部始末しろ。わたしは"もう家族では面倒見れません"て報告するわ(誰に???)!!!!!」

父「…じゃあタバコはいいや」

杖で歩いてベッドに戻った。あ、まだ施設は嫌なんだ。

 

てか。わたしは誰に「面倒見れません」て報告すればいいのよ。それを訊きに区役所行くはずが、リハパン3パックに負けた…。

 

夕食の準備の為にリビングに行き父を見ると、オムツを替えた時に回収するために吊るしてるビニールを足に通して履いてる父。

「…わたしはオムツをしたまま排泄しろとは言ったけど、オムツを捨てるビニールを履けとは言ってないよ」

父「ああ、そうか」

こんな認知で動き回り、転倒し、排泄物をまき散らす範囲が広がり続ける…悪夢。

 

 

そして、この一件が母にストレスだったのか。

夕食時、昔からわたしが使用してる白い箸を「それ、あの人(父)のよ」

と言い出した。

 

ちなみにこの時父は、車椅子を無視して杖をつきトイレに行き(!)戻って来た。

8月すらトイレ往復1時間以上かかったのに!

でも昨日は玄関土間に仰臥して垂れ流しですから、こういう波がホントに嫌!

 

箸の話から「お父さんは〇〇の仲人になったから、〇〇にお箸を取られたの」

なぜか話が結婚に。

母「お母さんの旦那はあっち(どこか不明)にいるの。〇〇の奥さんはそこ(仕事場)にいるでしょ。お父さんはその仲人」

「へーそうなんだー」

聞き流して仕事に戻ると、母「あいつを納得させなきゃ!」

食事中の母が追いかけてくる。怖!

「なんでもいいけど、ここはわたしの仕事場!奥さんなんざいません」

母「違うの。お母さんは結婚するんだけど、その旦那っていうのはすぐに結婚できる相手じゃないのよ」

「えーと、まずはわたしを誰だと思ってます?」

母「えー!女性よー!」

‥‥範囲、広っ!

なにが怖いって、いつもの作話妄想と違ってゲラゲラ大笑いしながら話す母。

 

「わかった。とにかく飯を食え」

わたしも再びダイニングに戻る。興奮しながら母が話すのは「あの人が」「彼女が」「奥さんが」…誰のなんの話を元に作話してるかも読み取れないが、

わたしを「娘」父を「旦那」と認知してないことはわかる。

 

止まらない母の作話とゲラゲラ笑い。

しかし、ヘルパーさんが来たらピタっと黙る母。

こういう時「介護は家族だけでやるな」って真理だと思う。

 

わたしをどこかで案じてる(から結婚?)部分と。

父の衰退を見たくないから、自分の旦那は別にいると思いたい部分と。

でも言ってることがおかしいと感じてる部分と。

色々混ざってるんだろうけど、尿とクソの処理し続けた1日の夜に聴かされ続ける身にもなれよ。

 

今日一日、

  • 朝、父がベッドに排泄した処理をし、シート貼り替え。
  • 大量に溜まったオムツゴミ、洗面所に時々侵入できるようになった父が隠してるリハパンを探し当て(マジ、寝たきりの方が楽)ゴミ捨て。
  • 母のリハパンを履き替えさせる。
  • 昼前も父がベッドに排泄し床まで濡らした処理をし、父のオムツ助成を受けるため社会福祉協議会へ。
  • オムツ抱えて帰宅後、ウンコまみれの洗濯機と洗面所掃除。
  • 夕食前、歩いてトイレ行く父にドン引きし、母の妄想作話に付き合って、母のリハパンを履き替えさせる。

 

重度認知症の両親を在宅介護するって、

朝から晩まで、尿とクソの始末に追われる

ってことですね。

最近このブログもウンコとおしっこの話ばかりだしな。

 

ケアマネさんも「皆さん、排泄と徘徊が施設入所検討のきっかけです」と言ってましたが、ええ、わかります。我が家は両親ともにダブルですわ。