はじめに

これは介護日記替わりの記録。

 

2010年3月

母が脳幹部分の脳卒中で倒れた。

当時、寝たきり・胃ろう宣告を受けたけど、奇跡的に日常生活を送れる程度に復活。

 

その前年2009年8月、わたしは自宅の一角を改装し、外で開業していた自営業を自宅に一時引き取っていた。(数年したらまた外の物件に移転する予定で)。

しかし半年後に母が倒れて、自ずと介護生活に突入。とはいえリハビリにより向上した母の機能もあり、わたしが担った実務は家事負担が大部分を占める。

 

2018年4月

父が前立腺がんに。腎ろう、膀胱ろうを行い、自宅で2,3か月、管と尿パックのメンテを。父のがんはやや特殊な状況なようで、未だ一進一退治療中。

この頃から母に認知症の傾向がではじめる。

 

2019年1月

母の認知機能がかなり悪化。本気で認知症を疑う。

2019年6月

アルツハイマー認知症との診断・アリセプト5m服用

 

2020年9月

母が自死への行動化。

 

母の認知症が悪化するにつれ、

「父もかなり危ういし、もう老いさらばえる2人をいかに上手く送り出すかだけで、明るい光は射し込まないんだろうな…」

とネガティブになる日もある。

でも、母の脳卒中入院中も体力的に非常にきつく、父の腎ろう膀胱ろう中は初めての下の世話?医療行為?でキツカッタ。でも乗り切ってきた。慣れてきた。

 

だから、これからの自分に向けて、今の状況や気持ちをストレートに書き残しておきたいなと思ってる。

 

 

登場人物

 

わたし

アラフィフ・独身・自営(自宅開業)

 

80代・アルツハイマー認知症

 

80代・前立腺がん

 

わたしの守護神。しかし懐いてない。

 

独身・隣県にマンション持ち。数か月に1度逢ってる。

 

妻・子2人。士業で開業。実家には年1回来る程度。