今朝の父。
- ベッドの下にリハパンのみで仰臥。しかも「足の穴」に身体を入れ履いてるから腹がパンパンに締め付けられてる。
- ベッド上のシートには黄色いシミ。濡れたリハパンがベッド上下に放置。
- リビングに散乱する服。
- TV前の椅子はフルリクライニングで寝椅子のようになってる。リクライニング直せばいいだけ?壊した?壊してるといいな~。
昨夜もこの椅子に座ってた。因果関係は分からないけど、わたしの中では「TV前の椅子→転倒・介助」から「TV前の椅子→座ると翌日父の腰痛悪化」と変化してる。
椅子は暫く放置することを瞬時に決めた。(しかし無駄な仕事は出来る母。いつの間にかリクライニングを直してた!
わたしの体調も悪い。足の震えを堪え父をベッドに押し上げ、父の間違ったリハパンを切って脱がす。新しいリハパンを正しく装着。
とりあえず明後日、金曜日!在宅医療診療までは静観しようと思う。
週2回回収なのに、70リットルゴミ袋パンパンになる父母のリハパンとオムツをゴミに出し、回収した汚れものを洗い洗濯機を回し、朝食を作り‥父は高鼾で寝始める。
起きて来た母はディに行く気満々。
「昨日も言ったけど、今日は水曜日!ディはなし!」
父の朝飯はベッド脇に運び、
「2度とベッドから降りるな」
無駄だけど釘を刺す。ホントに無駄だったんだけどね…。
母には、
「15時までは仕事だから。絶対にドア開けないように。お昼はサンドウィッチ買ってある。ふたりで食べて」
冷蔵庫から探せない母のため、ダイニングテーブルの上に並べる。
母「ふたりって~?」
「1人はあなた。お母さん。もう1人はここに寝てるあなたの旦那。お父さん」
昨日の夕方、母と手を繋ぎ「今日の父母のお昼」を購入しに行ってる。サンドウィッチであれば父もベッド脇で食えるはず。ま、無駄でしたが。
「‥お母さん、パンツ履いてる?」
母「パンツ?履いてるに決まってる!」
確認したら履いてなかった。騒ぐ母を2階に連れて行きリハパンを履かす。
危うくまたダブル排泄テロを喰らうとこだった。
その後、仕事に入ろうとすると母が家から出て行く音。慌てて外で捉まえる。
母「〇〇(わたしの名前)はどこ行ったの?」
「〇〇はわたしですが何か?」
母「違うの。もっと小さい〇〇」
母は母で、徘徊中の事故待ったなし状態。連れ帰ると父は高いびきで寝てる。
これもう24時間介護状態ではなかろうか…。
その後、15時過ぎ。
背中と腰の痛みに耐え、お客さんを笑顔で帰しリビングに行くと‥
- 床に寝る全裸の父
- 父の横でリハパンを持ち「違うのこの足がこうだからうんたらかんたら」。リハパンの構造を説明し続ける母。
- 父のベッドは尿とシーツと服でぐちゃぐちゃ。
- ダイニングテーブルに放置されたサンドウィッチと…山になった茹でうどん‥?
情報が多すぎる。
「手に持ってるパンツはお母さんが履いてるのと同じだよ。さっさとお父さんに履かせてね」
「無」の境地で仕事場に戻り片付ける。
母は父にリハパン履かせられるのだろうか‥?オムツは無理だろうけど、リハパンくらい出来る‥いや出来ないか。
結局リビングに戻り、ずっと何かを喋り続ける母の手からリハパンを奪い、父に履かせる。
「這って。自分でベッドの方に行って」
今朝の介助でわたしの背中もやられてる。
バセドウ病再発疑惑も晴れぬまま、わたしもキレる元気がない。
ベッド上は濡れたシートとタオルケット、シーツ‥床には「なぜこの位置で、このシャツがびしょ濡れに??」と思う物体。
それらをかき集め洗濯機を廻す。
今日から天気悪いんだよな‥これが介護の洗濯地獄か‥
一仕事して戻っても一向にベッドに近づかない父へ指示を与えつつ、
「あのサンドウィッチなぜ食べないの?あのうどんの山はなに?」
母「(色々な妄想作話が混在し、わたしも意味を聞き取る余力がなかった)!!」
「お父さんはなにか食べた?」
わたしがベッド脇に置いた朝食は皿だけ放置されてる。
何時に食ったんだ??いや、母が食ったのか???父にロキソニン飲ませたいんだけど。
母「お父さんも食べた!」
父「違う!ママは一人で食べた!」
なぜか理性を取り戻す父。テーブル上にはまだまだ4人は食えそうなうどんの山がある。
全然わからん。
ベッドに押し上げるも、腕にも力が入らない父。
頭がベッド横の柵に詰まって動かない。
「頭を90度ずらせ!こっちに頭!じゃないと身体が乗らない!」
と指示しても、指示が理解できないのか、身体が動かないのか…。
介護ベッドの足を最大限上げて、渾身の力で父を転がし頭の位置を正位置に。それからわたしが尻から脚を抱えてベッドに‥
「ぎゃああ!なにこれ!」
母「そこ濡れてるの。おしっこ!」
ベッドの下も水溜り。思い切り足を突っ込んでしまった。
わたしの仕事中に何が起きたの???知りたいような知りたくないような。
※
そして今。
- わたしは朝から何も食べてないーサンドウィッチ残ってるなら食べようか。
- いや、あのうどんの山どうすんの。
- 母は‥そろそろ構わないと、また作話か徘徊しそうだな。
- あ、洗濯終わったかな‥雨か。どこに干すんだよ‥最悪今晩もシーツ洗う羽目になるぞ…シーツが足りない問題…
気になること全部放置して、仕事場の床に倒れ今これを書いてる。
今朝から今に至る惨事もまた、父母の記憶からはすぐ消え、同じことを繰り返し続ける。
父は早ければ今夜、また床に転がり尿を撒き散らすだろう。
そこに母。
母「ねぇねぇお母さん(祖母)はいつ帰ってくるの?探しに行かないと」
「お母さんて誰?わたしのお母さんはあんただよ。83歳」
母「そうじゃなくて、もっと上のお母さん」
「はぁ?わたしは今、自分の父母2人の介護で死にそうなのに、83歳のあなたのお母さんっておいくつですか?わたし1人で3人同時介護は無理だから、1人は施設に行くしかないなぁ。さて、誰が施設行きますか?」
母「え、じゃあ…もっと上のお母さんはいないかも」
「上のお母さん、いてもいいよ。でも3人で誰が施設行くか話し合ってね」
母「あっ、いなかったと思う」
ほう。この手があったか。
次からはこの手で行こうそうしよう。
じゃなくて。
介護認定出たらヘルパーも増やして、とりあえず在宅介護の準備かな…と思ってたけど、父の昼夜問わずの転倒・排せつまき散らし。
これ24時間介護状態になってるよね?
仮にわたしが介護離職(絶対にしないけど)してても、疲弊して限界迎えるのは目に見えてる状態だなと実感した日。