今朝の父。
リハパン1枚でソファでうたた寝してた。
ソファは座面が柔らかすぎて介助もできない。もちろん当人も立てなくなるから座るな!とあれほど…
わたし1人では介助できず(母はまだ寝てた)、車椅子(外用)をリビングに持ち込みなんとか父を移乗。車椅子のままテーブルに移動させ、父と母に朝食を。
その後わたしが仕事の準備中、母の悲鳴。
駆け付けたわたしが見たのは、洗面所の入り口を防ぐ車椅子。車椅子と洗面所の椅子の間で床に倒れてる父。
かろうじて車椅子に寄りかかってる。
「母に車椅子を押させ洗面所に行き、洗面所の椅子に移乗失敗orブレーキかけずに移乗しようとして車椅子が移動」だろうなぁ。
わたしがブレーキをかけてる間に、車椅子をよじ上り洗面所に入ろうとする母。
「え!待て待て待て待て、二重遭難やめて!!!!あっ、お父さん寝ころばないで!起こせなくなる!」
母「大丈夫!お母さん細いから、洗面所に入ってお父さんを起こす!」
最近、パーキンソン病的症状がひどく、まだ右手骨折も完治してない母がなぜかはりきる。
「リビングの床からだってお父さんを起こせないくせに、なんの寝言言ってんの」
母を制してる間に、完全に洗面所の床に寝る父。
これはもうどうにも出来ない。今日がディの日でよかった…
(毎回で申し訳なくも、父はディの人に救出してもらった)
車椅子を活用すれば、介助は楽にはなるんだけど、わたしは極力車椅子を介助に使わなかった。
これ以上父の筋力が落ちたらマジ寝たきり一直線!という理由もある。
が、
父が車椅子に味を占めたら、わたし不在時も母に「あの椅子もってこい」と言い、ブレーキを覚えず、空間認知能力が低下し続けてる父母がまとめて玄関から転落するのは想像に難くなかったから。
でも今日はディに行く日だったので、ソファから父を救出し、父をそのまま車椅子に乗せていたわたし;
思ってたより早く、予想通りに展開したな。
介護認定が降りたら、歩行器をレンタルしようと思ってるけど扱えるのかなぁ。
※
ちなみに最近の父、9日を最後に「床に排泄」だけはなくなった。
一昨日10日朝は、珍しくベッドで寝てた。
昨日11日は、わたしがリビングに踏み込んだら全裸の父の頭があった。
「うっわ!!!!!なに!!!!」
危うく踏むのを回避したけど、
父の頭部の横にある仕事場とのドアには「何かがぶつかったような亀裂」。
床には微量の血。
「頭打ったの?」父「打ってない」
調べる限り頭に傷はない。腕に大きな擦り傷。
なにが起きたのかよくわからないし、父に聴いても記憶がない。
で、本日12日はリハパンでソファ。
ディを増やしてるのもあり1日に数回転倒することはなくなり、ベッドで眠ってることも増えた。
ただ、TVモデムのグリーンライトや電源ランプへの敵視が加速中。
父「あれを消してくれ」「消してもいいよ。でもTVも消えるよ」父「それはダメだ、あれだけを押して消してくれ」
モデムのランプはボタンじゃないから押せないよ。
やって見せても納得しない。
連日うるさいので、仕事で使用する黒の厚紙でモデムを覆った。
「ほら、これでライト見えないでしょ。安心しな」父「…(不満げ)」
この数日、夕食後は椅子をTV前に置き、ランプを消すための活動に勤しむ父。
黒い厚紙はすでに外されてしまった。
光の刺激に過敏なのだと思ってたけど、彼には別の意味があるのかもしれない。
そして、椅子から立ち上がれなくなる。
気が済んだ頃にわたしが、
「ほら、ベッド行くよ」と声をかけ、ヨチヨチベッドまで歩く。
ディがあるからいいれど、これでディがなかったらめちゃ早く進行してしまいそう。