ショート帰宅後、キッツイ!
昨日は朝からディサービス。
常なら2階の冷房を切り、冷房が効いた1階でオムツ替えて飯を食わせ、わたしが2階から母の服を持って降りて着替えさせる。
が、最近服にうるさいので、
「文句言うなら自分で服を選べ」
と指示。母はウールのセーターを引っ張り出して来た。
ボトムスは?つか8月なんだけどウール??
丸め込んで夏服を着せてディに送り出す。母が漏らしたパジャマを洗い、17時まで仕事。
母は15時に帰宅する。休憩時にリビングの冷房をつけに自宅へ戻り、15時半頃に一瞬顔を出し、マスクつけたままボケーっと座ってる母に水分を摂らせて鍵を閉める。
火曜は16時から買い物ヘルパー。
だから少し安心。
17時過ぎに仕事を終え戻り、母のオムツを替える‥とすでにズボンまで尿じみが。
自分でトイレに行く回数が減り、トイレに座ってもうまく排尿できず(常に垂れ流しゆえ、脳の信号が繋がってない模様)‥になってから、ほんと毎日ズボンまで染み出してる。
2度目の洗濯でズボンを洗い、夕食を作り、食後に歯を磨かせ‥
母「あら、お母さんはどこ?」
「てめぇの母ちゃんは40年前に死んでるわ」
毎日毎日朝から晩までこの会話。ならまだいい。半日前の記憶がない程度なら全然許せる。が、
歯を磨き終え、2階に連れて行く間に、
母「お母さん、まだ帰ってないわね」
2階でオムツ替えてパジャマに着替える間に、
母「そういえば、お母さんは?」
15分で3回リピート。暑さもありブチギレた。
「てめぇの母ちゃんは40年前に死んどるわ!毎日毎日朝から晩まで聞いてくんな!おまえは今84歳!てめぇの下の始末もできず娘に朝昼晩オムツ替えてもらってる。まさに今!
で?あんたの母ちゃん生きてたら何歳だよ?120歳か?おまえ自分の世話も焼けねーのに120歳の母ちゃん帰って来たらどうすんの?食事、洗濯、下の世話できもしねーだろ!」
母「違うのよ。わたしがいうのはその上のお母さん」
「あ?誰だよそれ!名前を言え!」
母「名前はわからないんだけど、その人が帰ってくるのよ。迎えに行かないと」
「てめぇの母ちゃんすら死んでるのに、その上が生きてるわけねーだろ」
母「違うの。その人が死んだって話は聞いたの」
「あんたいつの、なんの話してんの?」
母「その人が死んだって聞いたのは、わたしが80歳の時」
認知症の作話に付き合うわたしが悪いのか。無視すればいいんだが、ずーっと聞いてくるから断罪したくなるんだよ。
寄り添って「明日帰ってくるかもね」なんて言おうものなら、それだけ覚えてて「まるで生きてて帰ってくるかのようなこと言ったじゃない!」と責めてくる母。だからわたしは事実しか言わない。
その後、22時半。
猫を寝かせるために2階から仕事に降りた。
不審な物音。母がわたしを追いかけるようにギシギシギシギシ階段を降りてる。
無視して猫と遊んでると「トイレ」と言いながら母が仕事場に入ってきた。
「トイレは通り過ぎてんだよ!」
母を階段下のトイレまで連れ戻す。
寝る前にオムツ替えてるし、普段は垂れ流し。
が、ショートスティ先は極力自力排泄させるため、夜間もトイレに行く癖がつくのか。
母をトイレに押し込み、仕事場に戻る。転倒せず2階に戻れるか音に注意してたら、だいぶ経ってから母がリビングからキッチンへ入ってきた。
「トイレ終わった?なら2階行くよ」
母「違うの。あれはトイレじゃないの。ここがトイレ」
いや、キッチンだから!
見るとオムツを下げた状態。これで垂れ流したらまた家中に撒き散らされるじゃん!
仕方なくまたトイレに連れ込む。
「ここはトイレじゃない」と騒ぐ母のズボンとオムツをおろし、便座に座らせる。しばし待つと‥
母「出ない」
「出ない?出ないなら出したくないんでしょうよ。さっさと2階に戻れ」
母「でも出したいの」
「オシッコか?クソか?出したいなら出せ」
母「でも出ないの。なんとかしてよ」
なんとかしてよ?なんとかしてよ??なんとかしてよ???
「あんたがトイレの場所も使い方も分からなくてもいいように、わたしは朝昼晩替えたくもないオムツ替えてんだよ!でもトイレ行くって真っ暗な中降りてきたのはアンタだよな。トイレの場所もわからん、やり方もわからん。そんなアンタのズボンとオムツ下げて便座に座らせてやったのもわたしだよ。
てめぇの腹から出すくらいは、てめぇでやれ!!」
夜間響き渡るわたしの罵倒。
ショートスティでは夜間は各室ポータブルトイレ。
母としては、ポータブルトイレを探したのかもな。ポータブルなら四方に空間があるから、介助もしやすいし、母もそれを期待してんのか?
だがそこは幅が狭い自宅トイレだ!!
埒が開かずに、母をトイレから連れ出し、洗面所でオムツとパッドを替える。
大して汚れてないから、やはり「ショートの記憶」でポータブルトイレ探し歩いたのかな。
便座に座り、
「じゃあなんとかしてよ!」
と喚き続けた母が忘れられない。
尿意便意を感じない、感じても筋肉への指令がうまく行かないのが認知症。それは仕方ない。
オムツ交換、排泄汚染の処理掃除洗濯、クソ暑くクソ狭い中のトイレ介助‥
挙句、爪に詰まった便まで掻き出してやってるのに、母の脳内からの排泄指令が伝達されず、然るべきタイミングに排泄できないことまで面倒見切れない。
認知症だからって、てめぇの腹の中の排泄物が出ないからって娘に「なんとかしてよ!」って‥
よく言ったもんだよ。すげーな認知症。
だから2度とトイレなんざ入るな!一生オムツに垂れ流してろ!
て思っちゃうんだよね〜。
母のQOLを考えた翌日コレ。
仕事中は特養から着信があり、また呼び出し?とドキドキしながら留守電聴いた。ワクチン接種の話だったけどね。
施設入れても介護は終わらないのはよくわかったけど、わたしの介護はマジいつ終わるの?
その時はわたしに何が残ってる??
考えるのも疲れた。本当に疲れた。
でも、ショートスティは断固行かせ続けるぞ。
ここで引いたら、また一からやり直しだしね。