6月19日

6月18日(日)

仕事都合で面会行かず。

 

6月19日(月)本日。

危篤から1週間。そろそろカンファレンスの話があるのでは‥?と都合よい妄想。

15時過ぎにディサービスから帰宅した母を連れ、面会に行く前に母のリハビリパンツを交換‥しようとしたら、トイレに行くという。

で、母がまたトイレにオムツパッド詰めた。

「はぁぁ〜てめ、何回目だよ!面会は16時までだっつーのに!父親は危篤だわ、母親はトイレにパッド詰めてるわ、なんなんだよ」

久々に母へキレる。

 

いやね、高齢者にとって「自分でトイレに行き排斥する」のは大事。最後の尊厳。

しかし、自分でトイレに行こうが、常時尿便失禁してる母は、最低日に3回のリハビリパンツ交換が必須。

トイレ行きゃパッド詰めるわ、壁に便塗るわ‥

だったらもうトイレ行くなよ!て思う。

父も母も介護初期は、

「トイレだけは自分で行ってくれ‥」

と切に願ってたのに。末期だなーと感じる。

 

タクシーで病院へ。

ナースステーション横の父の男女混合部屋、週末に安定して男性部屋に移動してるかも🎵と期待したが、まだ同じ部屋にいる父。

しかし酸素マスクは外れてた。

「まだ退院て段階じゃないんだ〜」

通りすがりの看護師「鼻からは酸素いれてますから。まだですよ」

危篤から1週間。まだか。まだなのか。

 

男性部屋に移動も出来てない状態で説明求めること事態が間違ってるのかもしれない。

が、日参して、入れ替わる看護師捕まえて様子を訊き続けるのも疲れるわ。

 

なにより、明日から1週間、母はショートスティ。

わたしも送りで施設に行く。その時、父の状態とベッドの確保を改めて頼みたいのに、状態不明じゃなぁ。

その間に、病院とカンファレンス⇒施設に退院?と夢見てたけど、気長に考えるべきかなぁ。

医師の説明が全くないから、ついポジティブ妄想が湧いてしまうんだよ。

 

 

 

帰路は歩きで大丈夫!と母が言うので歩き出したら、途中でパーキンソニズム悪化で歩けなくなる。 

病院も自宅も国道沿い。往路はそのままタクシー拾えばいいけど、帰路は国道の信号まで歩き、渡ってタクシー拾わねばならない。

急に歩けなくなられても、どうしようもない。

途中、植え込みなどに座らせながらなんとか帰宅。

 

家まで一息のところで、わたしに片手でしがみつき、もう片手で壁に張り付いた母が力尽きたのか、「先に帰っていいわよ」。

「あほか。見捨てるならとうに見捨ててるわ!あと一息のとこまで来て置き去りにするか!」

置き去りにした後の転倒を回収するのもわたしじゃんか。

 

わたしが1人で自宅に帰宅し、車椅子もって戻るのが早いんだけど、今日の母の認知的に、わたしを待たずに1人で歩き出し転倒する可能性大。

引きずるように母を自宅に連れ帰る。

 

chika05.hatenablog.com

 

「はいよく頑張りました!」

靴を脱がせ母の手を洗い、アイスを与え16時半。

「我が家のご飯は18時すぎね(だから1時間くらい大人しくしてろ!)」

宣言し、母がディサービスから持ち帰った洗濯などをしていると、なぜか母がテーブルの布巾を手にうろついてる。

母「掃除しないと~」

珍しい。

母は元々掃除嫌い。認知症以前に2010年脳卒中で倒れて以来、掃除なんかしたことない。不審に思いつつ、それは食卓の布巾だ。

「おーい、やめ!そこ拭くならそれもう雑巾だよ!」

テレビ台のホコリを拭き出す母。しかも、それを食器を洗うシンクに置く。洗う。

母「2階を掃除する」

‥は?

認知症特有の「モノを集めないと不安」が強まる母の部屋、ゴミとホコリだらけだ。掃除するなら布巾一枚では足りない。

もちろん、本人了承の元ゴミ捨て&掃除出来るなら最高だが、ゴミ袋数枚と掃除機、使い捨て除菌シート5パックは必要な状態。

 

更に、現在の我が家は母の部屋以外、絶賛断捨離中。

母をショートスティに行かせた隙に、わたしが粗大ゴミを捨てまくってる(捨てると知ると母が不穏になるから)。

すでに明後日粗大ごみに出すべき、わたしの年齢より古いダニだらけの布団二組を梱包済み。

「2階に行かないでいいよ!掃除するならリビングの床を拭け」

あーだこーだ理由をつけやらない母。

母「じゃあ2階で寝てくる」

「あ?あと30分で晩御飯だっつーの。あんたさっきは道端で歩けなくなったくせに、なにアグレッシブになってんの」

とりあえず、父がうんこ塗りまくったソファ(もちろんわたしが掃除した。が、気持ち悪いので、父の入所後はソファカバーをかけてる)へ座らせた。秒で徘徊する母。

「‥あ、そうゆうこと。漏らしてんのか」

母の座ってたカバーに盛大なシミがついてた。

「はいじゃあこの椅子に座って。パンツ取り替えるからズボン降ろすよ」

 

通常、ディサービス後にリハパン替えて、夕食後もまたリハパンを替える。

しかし本日はパッド(尿2回分吸収)をトイレに詰め込んでた。

パッドを外したリハパンも、尿4回分吸収タイプ。

夕食後までの3時間くらい、リハパンだけで行けると思ったら漏れたっぽい。

母はウンコ漏らしたり、尿漏れしてると変な言動したり、変な理由付けて2階に行こうとする。

今回は「オムツが濡れてて気持ち悪い→掃除しよう」という新パターンだったのね。

 

母「漏らしてるなんて、わたしはそんなのとっくに知ってるのよ!!」

「あ、そう。じゃあ掃除するじゃなく、パンツ気持ち悪いって言ってくれればすぐ替えたのに」

言っても意味ないことを言った。

下半身が気持ち悪い=オムツが飽和し漏れてる

なんて認知が出来るなら重度認知症ではない。母には不快の理由も、正確にそれを訴える能力もない。

母「そうじゃないの!ずっと知ってたの!知ってて色々なところに座ったんだから!」

ぐっしょり思いリハパンを脱がせ、新しいリハパンとズボンを履かせるわたしに、母が叫び続ける。

母が座る椅子にはすべてガムテで「使い捨てシーツ」を貼ってるけど、全部汚れてるもんねぇ。

濡れたケツ触った手でキッチン触って、布巾触ってたんだろうねぇ。

「掃除する」と言われた段階で、オムツがヤバいな!と判断出来てれば被害を留められたのに。

 

母の衣類もソファカバーもまた洗濯。

椅子3脚のシーツもはがし、新しいものに取り換える。

漏らすのはいいんだよ。

認知症は、そういうの触った手で家中を触ったり、漏らしたケツで座るから嫌なんだよ。だから24時間監視が必要になってくるんだよ!!!

 

ソファにも尿が染み込んでるけど、ガムテでオムツシーツを貼り付け、その上にカバーをかけるべきか…

 

父が入所して、かなりリビングを掃除・整理してる。

父が糞尿をまき散らし続けた床や、血痕を散らしてる壁も全部張り替えたくて、業者も手配してる。

母を1人にすると不穏が増すけど、あの糞尿まき散らしの数々を記憶してるわたしは汚くてリビングにいられない。

しかし、大幅な床・壁紙の変更は母の不穏を招くので、今はまだ掃除とゴミ処理で最低限の衛生状態を維持し、わたしも極力リビングにいるようにしてる。

 

なのに、母自らがコレだもんなぁ~。

せめて父がさっさと施設に戻ってくれれば、母のことだけ考えてられるんだけど、先は長いのか。