明日はデイサービス3回目。
2回目で帰宅時間について文句を言ってた父と母。わたしはそれ以降何もしてないw
(放っておけば諦めるかもと期待)
で、今日。
昼、仕事場から自宅に顔を出したら、父が、
「ケアマネージャーに連絡をして、デイサービスの帰宅時間を…」
と言い出した。
諦めてなかったのか!
自分で連絡した、もしくは連絡する話かと思えば、わたしに電話してほしいらしい。
うーん。
- そもそも契約は16時までなんじゃないのか。帰宅は16時20分。ということは「車が来なくてずーっと待たされてる」のは主観的な体感であり、客観的事実ではないはず。
- ケアマネではなく、デイサービスに連絡して何時まで滞在すべきなのか確認し、その時間の徒歩帰宅を許可してもらうのが順当。
「ということで。まず15時におやつ食べるでしょ?その後ずっとぼーっとしてるわけじゃないでしょうに。施設はおやつの時間以降も何か用意してるはず。あなたたちが帰りたくてそれを認識できてないだけ」
と突っ込むと、
父:それはたしかにそうなんだけど、なにやってるかよくわからない。
母:なんか変なことさせられるのよ。タオル畳んだり、紙を伸ばしたり。(多分、ディのあれこれのお手伝い)
想像通り、デイ的には色々やらせてくれてるけど、午前中ほどのイベント感はなく、父や母の体感が「15時のおやつ」で終了してるだけっぽい。
面倒なのでわたしがデイに電話をしたら、「5.5時間」の契約だから15時半には帰ることは可能とのこと。お互い、
「まずは毎週通う習慣をつけることを優先に」
と合致して、明日は徒歩で帰れることに。ただし、職員さんが付き添ってくれるらしい。
…申し訳ないm(_ _)m
その後、わたしが仕事に戻っていた夕方。
自宅と仕事場の二重ドアがガタガタとなった。
ちなみに、わたしは個人事業で塾的なことをやってるので、父と母に言うわたしの「仕事」は=「来客(生徒)中」。
資料・カリキュラム作り、問い合わせ対応、集客などは、来客中ではないから「仕事」とは言わず、
生徒がいる時間のみ「仕事だから(絶対にドアを開けるな!)」
と伝えてる。
…話はズレるけど、自宅開業の接客業で同居家族が認知症の人、みんなどうやってるんだろ。逃げ場がないというか、仕事にならないというか…
「なので、この感情の倫理観として~」
ガタガタッガタガタッ
「その対の倫理観として寛容さがあり~」
○×△×■~。母の声。
「…ごめんね、ちょっと待っててね」
最初はスルーして講座を続ければ諦めるかと期待したけど、何か言ってる。生徒さんも当然気づく。
なるべく平静を装い、自宅リビングに行くと、
「×△■大変なの◇◒×〇~」
何言ってるかわからないけど、リビングから開け放たれた玄関のドアの外を見ると、
玄関ポーチに父が倒れてた。
自力では立てないらしく、冬の虫のごとくもがいてる。
まさか、郵便受けに新聞取りに行ってこのザマ!?それってもう日常生活送れなくね?
暗譚たる気持ちになりつつ、粛々と父を起こし、玄関内の椅子を外に出して父を座らせ、仕事場に。生徒にとりあえず課題を与え、仕事場の玄関からポーチをのぞいたら父と母は玄関内に入ってた。
…ま、いいか。深く考えるのはやめよう。
そのまま何食わぬ顔で講座を続け、夜。
仕事が終わり自宅側に行くと、母しかいない。
「お父さんねぇ、ほらあの角のアレ、あそこに行ったのよ。で全然帰ってこないから見に行ったの。そしたら何度も何度も転ぶの。だからお母さん迎えに行ったの。そしたら最後に玄関で寝たの」
うん。まったく状況がわからない。
玄関に夕刊取りに行ってあんな惨事になったのではなく、どこかに出かけて帰ってきたとこだったの?(それなら、まぁいいか的なw)
で、何度も転んだの?
「そうなの~3回?4回は転んだかな」
その1回目2回目は、自分で起き上がれたの?(無理だろ)
「うん。なんとかね」
その後、父に聴くと、
- 1キロほど離れた施設に所用で行き、帰宅途中にポカリを買ったと。
- 父は杖をつく。しかも注意してもハンドバックを持つ(リュックは背負うのが大変ならしい)。この時点で両手はふさがってるのに、ポカリ。
- しかし絶妙なバランスで家まで戻ってきたら、父を心配した母が家から出て来た。
- 母が玄関前でバッグを受け取った。ポカリは残った。
- 父の絶妙なバランスが崩れた。
- 惨事。
という顛末らしい。母の言う「何回も転んだ」は妄想ね~。もうなにがどこまで真実かわからないけども、まずは明日のデイサービスが問題。
「デイサービスは行けるよね?じゃあ、明日のデイサービスの帰りはやっぱり車で…」
「いや歩いて帰れるから」
・・・・・・・。
その顛末ならそう言うよね~。うんわかってた。もういいです歩いて帰ってください。
わたし自身が感心したのが、1,2か月前は「仕事中の母の乱入」にはマジ切れしてた。また、父の身体の衰えに直面し、わたし自身が身体介助に入るたびに、
「レビー小体認知症じゃないかな。ってか寝たきりコースだよな」
など色々考えてた。(それでブチ切れて、父もデイサービスに行くことになった)
結果、ノルアドレナリン過剰分泌っぽく
「え。1人で2人とか無理なんだけど。しかも2人とも同時期に認知症とか無理ゲー過ぎる」
と不安になってたけど…
第一階梯の悟りに入ったかもしれない。第何階梯まであるのかわからないけどw
ゆえに母にも、
「そう~じゃあお母さんも大変だったね。おつかれさま」
と言ったら、涙ぐんでた。
父は自分のペースでやりたい人。干渉されたくない。というかぺースが遅いから見られたくない。
母はそんな父を心配する気持ちは残ってる。しかし父のスローペースはバカにするw
父のトラブルはいつも、
父の意をくんだわたしは父を放置
母は父のペースを案じ動く。風呂から出て来ないとか、帰りが遅いとか。
で、父のトラブル発見。しかし自力でどうにも出来ず、わたしに駆け込む。
という流れ。
母が自力でどうにか出来れば、どうにかしてやりたいんだろうな。
でも出来ないから悔しいとか歯がゆいとかもあるんだろうな。
父の帰宅を待つ間も不安で心配で、やっと帰ってきたらポーチに倒れたし、母もホント怖かったんだろうな。
自分が役立ってないのもわかるだろうし、今回は父は「お母さんがバッグを取らなければ転ばなかった」とか言い張ってるし。
今までは、わたし自身の気持ち(や状況)で手一杯で、罵声を飲み下すのが精いっぱいだったけど、この心境まで行きつけたのは今日がはじめて(笑)
介護度が上がれば、そんな気持ちもぶっ飛ぶ可能性も多々あるので、一応記しておく。