今朝の母。
昨夜わたしが作っておいた雑炊を発見し、食わせろとうるさい。ようは通常営業。
やはり昨日は父のクエチアピンを飲んだのか…
もう1つ疑念を抱いてるのは、昨日の母のオムツ、常に硬便がついていた。
便秘…?下痢は血圧下がるけど、便秘で血圧下がらないか??
父母に雑炊を食わせてる間に父の撒き散らした尿とオムツの処理をし、その後2階で母のオムツを替える。
その時、床に濃茶の粉を発見。母のベッドの防水シーツにも付着してる。そして胆汁の匂い。
1年前ならまったく分からなかったが、父の弄便見続けてすぐ気づいた。
かなり硬い便の粉だ!
高齢者は水分不足や認知症薬の影響で、ホントにカサカサの便を出したりする。それを弄便すると、本体とは別に粉状の便が飛び散る。
覚悟して母のオムツを降ろす。が、予想した悲惨な状況ではない。むしろ綺麗すぎる。せいぜい1回排尿した程度…おっとオムツに仕込んだパッドがない!
母は3日に1度はトイレにパッドを詰める。
特に、ウンコをした後のパッドを水洗トイレに詰める。
2階のトイレをチェックするも無事だった。
じゃあ1階か?
昨夜はあれだけ階段上り下りするなと言ったのに?
いや、朝わたしが父の排泄処理してた間か…?
考えながら1階トイレのドアを開けたら、
トイレに詰まったバッド、大量なウンコ。便座も便器内も床も壁までウンコ。
なにをどうやったらこんな状態!!!
3日前はトイレ内の手洗いにクソ塗れのパッドを置いてた。トイレ後に手を洗うことも忘れてしまってる母ゆえ、トイレ内からドアノブ、母が触りそうな場所をすべて除菌したばかりなんだが。
2階に戻り、母に淡々と手袋をつけさせる。
時間が許せばパッドを拾うまでは母にやらせる。3日前もやらせた。それでも、
母「え~お母さん、そんなもの流したことない!聞いてない!」
言いのける母を問答無用でトイレに入れ、パッドを拾ってビニールに入れさせる。
そこから先は遂行障害の認知症には出来ない。
一回り大きなビニールで回収し廃棄。母の手を石鹸で洗う。
トイレ中にハイターをまき散らし、壁にも撒き散らす。
が、落ちない。
ウンコが硬すぎて便座のウンコ、便器内に張り付いたウンコすら落ちない。
「なにこれ?こんなウンコあるか??高齢者こわっ!!!!もしや時間が経ってる…?夜中にしたのか?いやナイナイ。リハパンの汚れを見るにそんな時間は経ってないはず…」
ブツブツ言いながらひたすらウンコを落とす。
壁にハイターぶっかけても落ちないウンコ。
陶器の便器にハイターぶっかけても落ちないウンコ。
トイレをこの状態にした後の母が、手を洗ったとは思えない。仮に洗ったとしても「石鹸」の認知はすでにない。
あらゆる場所を除菌したい。が、仕事の準備もせねばならない。
リビングに戻り、父をベッドに移乗させる。
すかさず車椅子に戻ろうとする父。
「おめ、なにしてんだ。ベッドで寝ろ。オムツかぶれこれ以上悪くすんな」
父「いや、俺は座るんだ」
「てめぇ、毎朝毎朝オムツとおしっこ撒き散らしやがって始末したのわたしだよ。今わたしはお母さんがウンコまみれにしたトイレ掃除してたんだよ。おまえは座ってたい?じゃあご自由に。わたしも自由にするわ。てめぇらのウンコやおしっこ始末すんのも、朝昼晩の飯作るのも辞めるわ」
ピタッと動きを止める父。
飯作るのやめるわ。コレが1番効くのか?情けない。
仕事の合間に昼食を作りに戻る。
父と母のオムツを替えると、母のオムツにはまだ便。
マグネシウム(便を柔らかくする)を1錠飲ませる。
以前は1日2錠飲ませてたんだけど、常に下痢便を垂れ流してたので辞めていたんだけどな~。排泄コントロールは本当に難しい。
夕食も作り、母に、
「いい?わたしは17時まで仕事だから。晩御飯で騒ぐな!」
言い含めた。
仕事場に戻り、本日往診の父の在宅医に電話。
「母が昨日、救急搬送されまして。ええ、大丈夫なんですけども。今後もこういうことあるでしょうし、父が全く鎮静しないんで。もう1人じゃ無理ですから、リスパダール常用にしようかと。クエチアピン増量?でも13錠飲んでも鎮静しなかったし、その後も全裸徘徊したり、ライター買いに行くって家から出ようとするんで、クエチアピンに信頼がなくなりました」
そう。
こんな糞便+キチガイ沙汰に加え救急搬送のミッションは越えられない。
次回、往診に付き合えたら頼もうかと思ったけど、待てない。
検索予測で「リスパダール 廃人」なのが気になるけど、もういいよ。さっさと廃人になってくれ。
ドネペジル辞めて、クエチアピンも辞めて、メマリーとリスパダール。
鎮静かける気満々だけど、これも効かなかったらどうしてくれようか。
で、17時過ぎ。
お客さんを帰し、自宅側玄関に行くと…
玄関ドアに鍵がささってる!!!!!!
このご時世に!!!!!
鍵を抜いてリビングに入ると、母が鍵のかかった仕事場との境のドアに突入しようとしてた。
はぁぁぁぁぁぁ~
母「お父さんがカギを差したの!!!」
いやいやいや…
父「俺がカギを持って行けって言った」
推測するに、母がわたしの仕事場に乱入しようとし、父が「鍵をかけていけ」と命令(なぜ?と問うてはいけない。認知だから)。鍵を持った母は鍵をかけられずパニック。内部からの突入に切り替えた。
ってところかな…。
18時、父の排泄ヘルパー前に飯を食わせるため、秒で夕食を用意し、朝干した父母の洗濯物を取り込みに行く。
父を寝かし、母の歯磨き、オムツ替えを済ませ、在宅医の置いていった処方箋を持ち雨の中、薬局へ。
帰宅したら、起き出して家内徘徊してた母が、
「あら。○○久しぶり~!いつ帰ってきたの?今日は泊っていく?」
はぁぁぁぁぁぁ~
12月上旬までは、4月~9月の父の特養入所に持ちこたえられる?と思える状態だった。
が、もういつわたしがどうなってもおかしくないなぁ~。
殺す!と思う情熱ももうない。
憎悪って情だからねぇ…。今は「鎮静鎮静。廃人おっけー!鎮静歓迎!」モードだわ。