一昨日、電話で月曜日(3日)の検査結果を知らせてもらった。
先週末から看護師に、
「来週の金曜日(母のショートスティで)施設行くんで…月曜日のレントゲン結果を知りたいんです!」
とお願いしてたからね。
医師「月曜日の検査結果もふまえ、入院時はCRPが40。先週は9で、今週は4に落ち着きました」「ただ先週、お腹に発疹が出まして…抗生剤の薬疹かもしれないので、少し薬を替えてみたりね」「食事も、まだ時々噎せることがあるので」
お?割と回復傾向なんじゃないの??
「じゃあその肺が落ち着いたら、膀胱がんの生研ですか?」
医師「まぁ膀胱がんはね、もう所見的に確実だと思うんですよね。ただ、複数のガンがある高齢者は感染症に罹りやすいので、そこも注意して」
先週は、複数ガンがある高齢者は脳梗塞起こしやすいって言ってたな。今度は感染か。
諸々油断できない状態だから、病院としてはあらゆる予測をして鋭意治療中と言いたいのかな。
医師「今後も施設に帰したいとのことですので、そこを目指しています」
おおおお!そう、それを聴きたかったんだよ!
「じゃあ、施設にはそう言っておきますね♪」
今まではわたしが「施設に戻したい!」と騒いでた。今回は医師から、
「施設に戻る前提で治療中」
と聴けた。わたしが「施設へ戻したいんで」と断言してたからだろうけど、とりあえず前進したような気がする。
今の父が施設に戻ったとしても、妙に満たされていた施設ライフ(ポータブルトイレで自分で排泄出来て、オヤツを食べまくる)に戻るには時間がかかるだろう。
筋力は恐ろしいほど落ちてるし、嚥下も問題山積み。
でもさ~入居1か月で危篤宣言。そのまま入院3週間だからねぇ…。
少なくとも、半年は施設で落ち着くだろう。
今まで雪だるま式に増えてた父の介護費・在宅医療費と、父が無駄に消費するオムツ代が、施設費用の固定費になる。
その間に、無駄な契約全部解約して、父の保険なども調べて、年金が少ない母の介護方針を熟考しようと思ってた矢先だったので、わたし自身、次の一手を選べない。
ちなみに、父入居後は母も月に2回10日~14日ほどショートスティに行かせてる。
夕方不穏に限らず、徘徊・室内転倒・オムツ外し垂れ流し…母も目を離せない状況にある。
週4日のディサービスは9時~15時過ぎ。その後から夕方不穏がスタートするので、帰宅後の母を1人にしておけない。
よって、利用月の2か月前にショートの希望を出し、滞在予定日に終日の仕事を詰め、ショートに行かない時期は15時前に仕事が終わるように調整し…
と思ったけど、なにせ接客業。
お客さんのニーズとショートの日程が合わなかったり。
むしろショート滞在中は予約が空き、母が家にいる時に仕事が詰まってしまったり。
(特養のショートは、7月には「9月」のショートスティ予約をしなきゃならないので、仕事の予定が組みにくいのもある)
自営の先細りが止まらないけど、仮に母を入所させたとして、精神的・資金的に、事業を回復させる余力がわたしに残ってるのだろうか。
と、電卓弾いてた昨日、リビングからドーン!!!!!
母、盛大に転倒。
「ソファに座らないでね~」と優しく言うわたしを無視してソファに座ってた母。
(高齢者は座面が柔らかく低いソファから立てなくなる)
「コップ持って歩かないでね~」と再三優しく言うも繰り返す母。
(歩行不安定で、片手にモノを持ってると転倒する)
そんな母が、ソファからカップを持って立ち上がり、大転倒し、カップボードに頭を打ち付けた音。
自力で立ち上がれない母を抱き起こす。この記憶も秒で忘れて何度も繰り返す認知症。
今朝は母に朝食を食わせ、オムツも替え、ディサービスのため着替えも終えた。
その後に、最近回数は減ってるものの自分でトイレに入る母。
嫌な予感。最近の母はトイレ内の手順すら危うい。
トイレから出て来た母を捕獲・誘導し、洗面台で手を洗わせる。(もうトイレ後に手を洗うことすらできない)
母「なんかもぞもぞするの~」
お尻を気にする母。上着をめくって背中を見たら、着替えたばかりの下着がウンコ塗れ。オムツの外側もウンコだらけ。
父もよくやってたけど、なんで認知症者は「オムツの外側」にウンコつけるんだろうな。(もちろん中もだけど)
母はズボンやリハビリパンツを下ろす、上げるタイミングと排便排尿のタイミングがズレる。
尿意便意の認知もコントロールも出来ないから仕方ないけど、トイレ入るたびに惨事が起きるから(掃除して後始末するのはわたし)、もうオムツオンリーでいいんだけど!
医療、介護側からは「残存能力を維持」を推奨される。介護者の精神力と時間をゴリゴリ削って、そんなもん残して意味あんの?
母を座らせ全身着替えさせるも、しきりに右手の指先を気にする母。見ると、
母の爪の間に、びっしりウンコが詰まってた…
「ちょ、おまえ手でウンコ触ったな!!!!!!あっ、そのまま動くなよ。絶対になにも触るな!!」
そのタイミングでディサービスから電話。
「あと5分で迎えに行きます」
電話を切り戻ると、着替えさせた服を母が触り、服がまたウンコだらけになってる。泣きたい。
母を洗面台に連れて行き、爪の間に詰まったウンコを削ぎ落す。
弄便ある認知症者の介護で「爪の間に入ったウンコをいかにして取るか」ネタ見たことある。まさか自分がそれをやる側になるとは。
ダッシュで服を着替えさせる。
母「これ、お腹がキツイ!」
「うっせーな!おまえが豚化するわ、朝からウンコだらけになるわ、服が足りないんだよ!我慢しろ!」
この数か月、母が日々デブ化してる。
多分、生まれてこの方Sサイズで生きて来た母、今じゃМサイズでもキツイレベル(特に腹回り)。
でも、高齢者は体重増減激しいし(父なんて今は枯れ木のようだし)、今、改めてLサイズを購入するのも…ケチケチと数枚ずつ大きなサイズの服を買ってたわたし。
しかし、こういう事態になると服が足りない。
なんとか母を送り出し、母が触った場所とトイレを除菌掃除。
わたしが予感して母をすぐ捕獲したから被害は最小限。が、ここで時間を空けたら、家中を触りまくのは経験済み。
だからつい監視してしまうんだよ。
てか、本来24時間人目が必要な状態なんだよな。
両親ともに弄便、転倒が激しいって…なんの因果なんだろうね。ホントに。