わたしの大事な猫は、昨夜5本抜歯して帰宅した!
まだまだ予後は不安だけど、少し落ち着いたかな(わたしが)。
で、今日は。
朝から父が変な姿勢でTV前に座ってる。注意しても直さない。しかも知ってる匂いが漂ってる(NOT排泄物)。
朝食後、父と母が「立てない」「起こせ」と会話してるのを無視して仕事してると、ついには呼ばれた。
また父がリビングに寝転がってる。転倒ではなく椅子から落ちたのか。
TV前の椅子に敷いたシートは黄色く汚れている。
下半身リハパン1つで過ごす上、マメにトイレに行けない状態だと漏れるんだよ。ってことはわたしが介助する父も、床も尿だらげじゃねーか。
母「えええ~これぇ~?」
黄色いシミをべたべた触る母。危険なので先にシートを取り替え、父を起こそうとすると床に「正露丸」発見。
そういえば、昨夜の夕食後に父と母が1つずつ食べた6個入り大福。今朝はなくなってた。夜中に4つ食ったのか。マジ食いつくし野郎。
「正露丸飲んだの?腹痛いの?」
父「いや、なんとなく飲んだだけ」
起こそうにも本人足に力が全く入らず、やる気も無い。下痢か?
父「しばらくこのままでいい」
…今日は猫の静養日で仕事を入れてない。がしかし、介助されてる癖に自分のペースでことを運べると思うなよ(怒)。
母「ねぇなんでそこで寝てるの。寝るならベッド行けばいいじゃない」
その後、仕事場に聴こえる「認知症の拘りスイッチ」が入った母の繰り返し。切れる父。しばし放置し、また介助。
もう連続5日ほど転倒し続けてる。腰が限界。
しかも父は、倒れている場所から遠いベッドに行きたいという。
「じゃあ這って自分でベッドまで行って」
虫のように這う父。ベッド付近で家具を寄せなんとかベッドの上に上げる。
ベッドから転倒して床に転がることは滅多にない。なのに最近はなぜかTV前の椅子へ行きたがるから転倒も増える。
時間と労力をかけてやっと安全なベッドに戻したので、
「昼、サンドウィッチにしようか。お父さんもベッドに座って食べれるでしょ」
父「いや?俺は食卓に行くけど」
その後始末つけるのはわたしだよ(怒)
で、買って来たサンドウィッチを広げていると、
父「こっちに持って来てくれ」
だから言ってんだろうがぁ(怒)
しかし持って行き、ベッドに座る介助をするとですね、シーツに盛大なシミがある。
尿を吸収しすぎたリハパンが決壊した。母にもそうだったけど、排せつの失敗はあまり騒ぎたくない。その一念で初期は冷静に対応する。
「お父さん。シーツに漏れてる。ご飯食べたらトイレ行ってリハパン替えて。シーツも洗わなきゃ」
父「…(理解できてない顔で昼をむさぼる」
食べ終わるまで待つわたし。また寝転ぶと介助が大変だから座ってる間にカタをつけたい。
「ねぇ。トイレ行けないの?トイレいけないほど調子悪いの?それなら別の対応があるんだけど」
父「悪くない」
「じゃあトイレ行け。そのパンツもう全部漏れてんの。シーツがびっしょりなの」
父「トイレは行かない」
ぶっちー--ん
「シーツもパンツも尿まみれだって言ってんだろうが!!!パンツ替えにいくか、行けないならここに持ってくるからわたしが履き替えさせるけど!?」
父「じゃあ、それで」
洗面所からリハパンを持って来て、リビングに置いてあるパッドを装着。
「いい?トイレに行けないようなときは、このパッドをつけろって言ってんの!そうすればあちこちに尿がまき散らされずに済むんだよ!!!」
父「…」
父を立たせると、
父「俺は椅子(TV前)に座る」
「ばぁかか?バカなのか?今何してんのかわかんないの?あんたの下半身おしっこ漏れてんだよ!変えたばかりの椅子のシーツ汚すな!」
リハパンをずり落とすと吸収量を越えた量。慌ててゴミ袋を敷き、脚を抜く。
「お母さん、悪いけどベッドのシーツ取って丸めて」
母は、父がダメダメだと少ししゃきっとする。
パッドつきリハパンを履かせ、シーツを張り替え終了。。。
連日5日の転倒介助。日々悪化する父の認知。そして母だけで手一杯な中、父も排泄問題。
「…無理だな。これは1人で背負えるレベルではないな。兄と弟集めて、現状をまず説明するわ」
父「わかった」
ホントにわかってんのか??
母「わたしの美容院は?」
そうそう、母が髪を切りたいというから、シャワーを浴びせる話をしてただんだった。
母の頭を洗いながら、今までで失った収益やキャリアが頭をよぎる。
今まではまぁいい。
でもこの日々悪化し続ける現状、いつまで続くんだろう。わたしはあとどれだけのものを喪うんだろうなぁ。