認知症にブチ切れる・その2

母の骨折、処置はギブスではなくシーネ(添木)と言う名前のようです。添木を包帯で巻いて固定してる状態ね。

 

なんで改めて名前を検索したかって…

今、母がシーネを外しやがった(怒)

いや、そうなると思ってた。

夏場の骨折・包帯は痒みとの闘いだもんね。我慢できるなんて思わなかったし、本人は当日から骨折した記憶もないし、包帯見ても「骨折・怪我」を認知出来ないもんね…。

でも、まだ4日だよ、早すぎない??1か月は無理だと思ってたけど金曜の夕方骨折して、今日は火曜だよorz

 

chika05.hatenablog.com

 

 

整形外科には毎日行ってる。主に顎下の怪我を診に1週間は毎日通えと言われた。

仕事の合間、毎日病院へ連れて行くのはきついし、ばーさんの顎下の怪我なんざ絆創膏で充分なんだけど、初診時からして、

「うーん、ここ(レントゲンの肘の部分)尖がってるねぇ。これはイタイ?大丈夫?じゃあここは?ああ、痛いか…じゃあ肘の骨折かなぁ」

って感じだったので、様子見て再検査するんだろう。顔の怪我に1週間通えば、腕の方の目途が立つだろうし、骨折が記憶に留まらない母的にも「通院してるリアル」が必要かな、と思って頑張って時間作ってた。

 

その後はおそらく週1回くらい通院して、包帯変えてもらうような話だったので、その段階で、母が夜中に包帯を外すこともあるかもねぇ…夏場は痒いもんねぇ…と予測してた。

なのに、1週間持たなかった。さすが認知症だわ。

 

 

しかも腹立つのは、さきほど夕食を食べさせた後にリビングから、

母「ねぇお父さん、これいらないと思うよね。もうね行くのやめようと思うの」

父「思う(よくわかってない返事)」

的な会話が聞こえた。

なんの話かと思ってたけど、転倒後から今日まで骨折の世話をしてるのはわたしだし(もちろん父も状況は知ってるけど)、まさかシーネの話とは思わずに、数分後。

わたし「はぁぁぁぁ??あんた何してんの!?」

リビングの椅子で包帯を外し、包帯下を掻きむしる母を発見したわたしはブチ切れたよね。ちなみに、金曜日以降、

母「痒い」

わたし「骨折ってそういうもん。転んで骨折ったのはあんた。骨折した人は皆さん同じ思いしてるの。固定しなきゃ治らないから仕方ないよね。ハイ痒み止め塗るよ」

というやりとりは20回ほどしてる。

先ほどは、わたしに聴いたら止められると理解して父に持ちかけたわけで。その頭が働くなら、骨折してる自覚を持て。

 

 

 

母「か~ゆ~い~の~よ~」

わたし「そらそうだろうが!骨折ってそういうもんだって最初から言ってるでしょうが!あんた自分で転んだから骨折ったんでしょ!」

母「違うの。それは間違いでお母さん骨折なんかしてないの」

わたし「はぁ?してるって医者に言われただろうが。今日も病院行ったでしょ」

母「違うの。これはね、友達と遊んでてうんぬんかんぬん」

わたし「友達と遊んでて?ちげーよ。あんたは通院の帰宅時一人で転んで血だらけで帰って来たの!」

母「うそよ~。転んでなんかないし、怪我もしてない!」

わたし「転んだあんたが腕が痛い、病院行きたいって言うから連れて行ったわけ」

母「違うの、あれは友達で骨折は間違いで、お母さんは骨折してないってわかるの!」

ムイムイ包帯を切る母。

わたし「友達じゃねーよ。整形の医者だよ!医者が骨折って決めたんでもないから。レントゲンの結果と、先生の触診でおまえが"イタイ"って言った場所の結果、肘の骨折って診断されてんの!」

母「だからそれが間違いで、お母さん骨折してないって見れば分かるの」

わたし「骨は見えねぇんだよ!!!」

母「お母さん、転んでないし!」

 

そうは言いつつ、包帯取った腕を見たら腫れもないし、

「骨折?捻挫?あのレントゲンは元々の骨の変形とか?」

と思わなくはない(笑)

でも1週間は様子見なきゃしょうがないし、そんな曖昧なことを母に言っても仕方ないし、なんかもううんざりした。

 

母の転倒した日、血まみれの服は捨てバッグは拭いたけど日傘は盲点で忘れてた。丁度さきほど発見して叫んだばかりのそれを突き付け

わたし「この日傘見ろや。血まみれだろうが。あんたの血!あんたが転んだからだよ」

母「ええ…ああ、これはそうかもしれないけども、でもそうじゃないの」

わたし「じゃあなんでこの日傘が血まみれなのか言え」

母「これは友達と遊んでて…」

わたし「いつ遊んでたの。何日に遊んだの。さっき食べた夕食も記憶にない奴を信用できるか!」

母「さっき食べた夕食…は覚えてないけど」

覚えてないんかい。

 

とりあえずシーネを固定をしようと包帯やネットを出した。

だけど、仮に今固定したとて、夜間拘束するわけにもいかず、どのみち外されてしまうだろう。意味がない。

そこですーーっと引いた。

引いたまま言った。(これがいけないネ★)

 

うーわ引くわ。ドン引きだわ。

明日の朝イチ病院連れてくし、「母は認知症で自分が骨折してることも理解できずすみません」て説明するわ。

別にいいよ。どうせ軽度な骨折だし、ばあさんの肘の骨折を放置したらどうなるのかなんかわたしも知らないから、どうなってもいいよ。

でも、この程度も我慢できない、理解できないなら、もう少し大きな病気やケガしたらどうすんの?あんた少しでも自宅で暮らしたいんでしょ?そう思ってわたしも出来る範囲のことはしてるけど、これが認知症っていうんなら、それこそ施設なり病院で拘束してもらうしかないからね。マジやばいわ認知症

 

認知症」と「施設」を連呼してしまったw

 

そう簡単に施設には入れませんし、入院も出来ませんけどね!

 

 

金曜からこちら、右腕を吊ったままの不安定な体感でふらふら徘徊に行こうとする母にメンタルを削られ過ぎてた感。

 

例えば、大事な商談メールを作ってる途中、徘徊しようとする母に付き添い、靴を履かせ手を繋ぎ散歩に行く。

極力母の褒められるところを探しつつ、骨折中であることも刷り込みつつ、会話しつつ歩く。と、

母「この間も、誰かと手を繋いでこの道散歩したのよ」

わたし「それ、わたしね」

母「いや、違うの。別の人」

そんな奇特な人はいないんだな。

 

帰宅後、仕事場にふらっと来て、

母「ねぇ。あの~、さっき一緒に散歩した人はどこ?」

わたし「(メールを打ちながら)わたしですけど」

母「違うの違うの、別の人がいたじゃない。ほら~あの、男の子!」

誰だよ男の子!連れて来いよ!

 

こういう、大したことない会話が毎日毎日繰り返される中、わたしも、

「あのね。この家は娘が1人しかいないの。あんたたちの三食の世話からゴミ捨て洗濯掃除、果ては病院や介護のスケジュール、そして下の世話、仕事しながらわたし1人でやってるの。他に人手がいるなら是非とも紹介してくれや」

ってよく言ってる気がする。

 

今日も本当は父の前立腺がん通院日。

しかし、泌尿器科は1回行くと3時間は待たされる(予約の意味)。

父も母の徘徊にまいっており「俺は一人で行くよ」と言い出したけど、車いすって押す人がいないと走らないのよ。

で、ヘルパーさんを急遽頼…んだんだけど、土日は事務所がお休み。月曜日はわたし大事な仕事が終日。

仕事の合間に事務所に電話し、やれ折り返すだのなんだのかんだので何とか本日はヘルパーゲット。昼間はわたしと母で留守番してた(その間、2回徘徊)。

 

父が帰宅し、午後からは母の通院と父の処方箋の薬を取りにイオンまで。雨に降られタクシーで帰宅後、夕食作って食べさせてのソレ。

明日の仕事の資料を作らなきゃいけないのに、今、ブログで吐き出してる。

 

感謝は期待してないけど、マンパワーがなくてわたし1人であれやこれやヒィヒィ言ってる中、勝手に人手を増やされてるのが琴線に触れるんだろうな。

 

骨折が落ち着くまでスルーしてる「前歯が抜けた」件。

今度は歯医者に連れて行き、歯医者にアレコレ言われ…想像しただけで、吐き気がする。