初ショートスティ

月曜日からスタートした父母のショートスティ、2泊3日が終了した。

「施設」に駒を1つ進めたぞ!ひー

 

本来のショートスティは「希望日の2カ月前に予約を入れ抽選で当たれば」利用可能。

ゴールデンウィークや年末年始の倍率はめちゃ高いらしい。介護サービスが止まるからね。なにより介護者だって旅行くらい行きたしいね。

で、初回は2泊3日からスタート。

その後、1か月に2週間まで滞在できる。もちろん負担額や他の介護保険枠との兼ね合いはあるけど。

 

今回は2カ月前ではなく、12月に1月23日~24日でねじ込んでもらえた。

担当ケアマネの法人施設を希望したこと&わたしが「殺す!」とケアマネに訴えたからw

 

友人たちから、

「施設入れちゃいなよ~。ショートスティとかもあるんじゃん?全然会えないじゃん!」

と言われるが、ウチのレベルの認知症にとってはそんなに簡単な話ではない。

当初の父はショートスティすらNG出される状態だった(もちろん特養も無理)。

 

わたしも知らなかったけど、

病院→「治療の場」。治療優先なので身体拘束も許可されてる。

施設→「生活の場」。生活の場なので身体拘束はできない。もちろん治療もできない。

ゆえに、不穏が激しい認知症患者は「病院で状態を落ち着けてから(投薬調整)」じゃないと施設では対応できない。

入所しても不穏が続けば、拘束・治療が出来ない施設は対応に困り、自宅に戻されてしまう。最悪。

 

父は治療の場である精神病院の受け皿を探せず、わたしが自宅で抗精神病薬を盛りまくって、やっとショート解禁になったのが12月だった次第。

 

ここから更に長期滞在(施設入所)へ持って行く長い道のりがあるけど、まずは1歩前進。毎日毎日の垂れ流しや全裸(この寒空に)が改善されたわけではないから、家事・父母の介護・施設や介護関係との調整、契約…本当に疲れる。

 

 

しかも契約予定日、施設側に新型コロナ蔓延。

ショートの受け入れが出来ないかも‥と地獄の宣告。

なんとか先週金曜日に契約が出来、月曜から滞在という過密スケジュール。

 

ショートの持ち物にはすべて「名前シール」を貼り、父母の投薬はすべて分包し名前と日付を明記、2人分の着替えに歯ブラシ、コップ‥

家事と仕事と排泄処理の合間に準備をし、月曜14時半の迎えに同乗。本日水曜日10時半に迎えに行き帰宅。

2泊3日といいつつ実質2日の自由は短すぎる…(涙)

 

当初、父母に真っ当に説明しようとした。

「あんたら重度認知症垂れ流しアリの2人をわたしが独りで介護し続けるのは現実的に無理だし、わたしが倒れたら朝から糞尿まみれの状態で1日たりともマトモに過ごせません。と言ってあんたらの息子(わたしの兄弟)が週1日ずつ来てわたしの24時間労働を助けてくれるか?それも無理です。よって施設にも慣れていただきます。まずは2泊3日から!」

そしたら母の妄想がさく裂した。

(意味不明だったが、多分「子供たちから縁を切られた」的発想になったっぽい)

が、その記憶も秒で失われる母w

 

よって23日当日は直前まで言わず、

「はいはい14時です!14半にはお迎えが来ます!さぁ服着て!」

と車に乗せて置いてきた。

 

今朝、迎えに行った時は、

「ご飯どうだった?」

「(2人とも初めての機械浴)お風呂どうだった?」

「(利用者、スタッフふくめ)人がいっぱいいて楽しかったでしょ」

と訊いてみたけど、2人ともすでに滞在の記憶が消えていて全く様子がわかないという。

 

施設側には契約時、

  • 父は年末から食欲が増し(今は食に異様な執着)、足腰に力が戻ってきた。同時に便量が増え、週二回の浣腸をしても便を撒き散らす。
  • 深夜ベッドで排泄、汚物に塗れたままリビング徘徊が常時あること。
  • 不穏か治らない時はリスパダール抗精神病薬)を飲ませてほしいこと。
  • 母は帰宅願望が強く、母もまたリハビリパンツを自分で脱ぎ徘徊垂れ流し。パッドはトイレに流して詰まらせること。
  • 父も母も、食欲不振や転倒、体調不良があってもいちいち対応しないでOK。自宅でも基本放置。

と伝えた。

「で、2カ月先の予約を入れたいんですけど、2泊3日のお試し後は最大2週間行けるんですよね?3月は2週間、ぶっ通しで預けたいんですけど!」

ショート担当「いや、2泊3日と1週間2週間は全く違うので、出来れば2泊3日を何度か繰り返してからにして欲しいです」

がーん!

「じゃ、3月この日程で1週間希望出します。2月はそちらが空いてる日があればまた2泊3日で何回でもぶち込んでもらえますか?」

ショート担当「そうですね…。まぁとにかく初回お試ししてみましょうね」

とのやりとりがあった。

 

今日迎えに行った時は担当さんがおらず、後日ケアマネ経由で施設側の意見を聞かされるだろうけど、受け入れてもらえるだろうか。

朝のスタッフさんに「どうでした?」と確認したら、

 

  • 2人とも不穏になるとなかなか治らず、帰宅すると騒ぎだす。
  • 父は確かにベッド上でリハビリパンツ脱いで排泄しようとする。

「じゃあ、そこまで問題がある感じではなかったですか?」

スタッフさん「あ、う…いや…」

母「あらーでもいい宿だったわよー」

母の乱入で会話が途切れた。

まぁ現場スタッフは家族に評価できないだろうから、受け入れ継続してもらえるかケアマネさんに確認せねば…。

 

で、帰宅後ベッドに寝るなり汚れてないリハパンを脱ぎフルチンになる父。

放置するとまたベッドに排泄するので、

「汚れてないパンツ脱ぐな!無料じゃねーんだよ!おまえのリハビリパンツ代&垂れ流しの使い捨てシートだけで、月に3万かかってんだよ!」

拾ったパンツを履かせるわたし。

 

昼食を作り、父を見るとまたフルチン。

昨日は一瞬リフレッシュできた気がしたけど、リアルが重すぎて秒で消える。

大寒波来てる一月に、下半身むき出しにすんなキチガイ!親父のちんこなんざ見たくもねーんだよ!おまえの親戚に電話して訊いてみろ!俺がフルチンでいると娘がキレるんだよって言ってみろ!誰だって、そりゃフルチンになるのが頭おかしいって言われるから!」

 

その後、ヨタヨタ歩いて廊下に出る父。

「どこ行くの!」

父「トイレ」

施設では「車椅子で介護用トイレ」または「室内にポータブルトイレ」対応。

帰宅後、トイレに行き始めたり、リビングの椅子に排泄する問題が出るだろうなと思ってたけど、早速かよ。

 

これをやり始めると、

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夏場と同じ常同行動になる。

 

排せつまき散らしの範囲も広がるし、今は母しか使用しないから掃除する気になる1階トイレがまた腐海化するだろう。

ついでに、この大寒波時もわざわざフルチンになる父。夜間転倒があれば朝、凍死してる可能性もある。

もちろん制止したけど、前頭側頭葉型認知症の常同行動スイッチが入ると止まらない。

 

施設に慣らすってそういうことが前提。凍死は凍死でいっか~。

 

(その後、またベッドに排尿していた。おそらく自宅トイレに行ってみたものの、施設のトイレとはバリアフリーレベルが悪いので排尿に至らず、断念したっぽい)

 

今回の施設、昔ながらの多床型の特養併設のショートスティで、雰囲気は良いけれど「看取り対応」してないタイプ。医療行為もほぼNG。

でも、ケアマネさん所属の法人ゆえ融通も効く。

この際、看取りは諦めて2月の特養申し込みもここで…?と思ってたら、

ショート担当「ショートスティは郵貯、特養はみずほ銀行からの引き落とししか対応してないんですよ」

ええええええ…うっそぉ~

 

父のみずほ銀行の印鑑と暗証番号は、わたしがあの手この手でゲットしてる=現金が引き出せる。

しかし三菱の口座は印鑑しか判明できなかった=引き落としは出来るが、現金は引き出せない。

よって「引き落とし系」は全て三菱UFJにまとめよう…特に継続的に大きな引き落としがある特養施設費は三菱UFJ引き落とし一択と計画してたのに、まさかの展開。

 

もう1施設、ユニット型で「看取り対応」の施設も候補にしている。

そこは品川区特養で1番多くの医療処置に多く対応してる。

一応、悪質な前立腺がんの抗がん剤を8月で辞めてる父。今後また、膀胱ろう・腎ろうが必要になるパターンもあるだろう。

上の施設は管がついた段階で退去になるから、医療対応が多いこのユニット型と悩んでた。

 

昨日、ユニット型施設に電話し、

「昨年、ショートと特養の見学に行ったんですが…つかぬことを訊きますが、引き落としの銀行指定ってあります?」

大手銀行であれば、どこでも大丈夫だそうだ。うん、普通そうだよね????

 

施設探し…に限らず、介護サービスに繋げるって本当に大変だし面倒くさい。1歩駒を進めるたびに、

「えええええ、そこで躓くの?」

ってことが多すぎてなぁ。

 

時々、両親健在で元気なうちに資産整理して、自分たちで施設探して入居して…って話を聴く。

そこまでは望まないけど、毛ほどの準備もしないまま・自分は認知症だと認めないまま重度認知症になり糞尿を垂れ流す両親を見てると、つくづく親に失望する。

 

 

 

 

 

精神病院か施設を選べ

元旦から父には連打されている。

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ので、日曜日10時に頼んでいた訪看の浣腸を水曜日も追加し、週2回に。

今週は水曜日16時半に浣腸し、便秘による不穏や異常行動を緩和する対策をとった。

 

看護師さん「これは気がおかしくなりますよねぇ…。週2回の浣腸で改善されるといいんですけど…」

「ですよね。もう介護殺人待ったなしだから、改善を願います。」

看護師さん「介護殺人はもうね…どうしょうもないですよね…」

と父の前で話した水曜夕方。

なのに土曜日の朝(今日)、早々にウンコまき散らしてたっていうね。キチガイ

 

 

しかも、最近クエチアピン(鎮静)が効かない。

夜もギラギラ目を光らせ、ベッドから降り廊下の車椅子をリビングに運び、テレビをガン見。

ライターは隠してるので火事は大丈夫だろうけど、いつまた車椅子で排便したり、車椅子の座布団に排便し洗濯機で攪拌するか…異常な状態。

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車椅子は毎晩廊下に出すだけじゃなく、畳んで玄関の土間に置くことで対策してる。

訪看を増やすことで他のサービスを削らねばならず、諸々わたしの手間だけ増え続けてるが、それもウンコまき散らしを減らすため…だったのに、早々にまき散らすって畜生以下。

 

夜は19時に寝る母。最近朝が早い。

今朝わたしが7時にリビングに行くと、ソファに座る母。ダイニングの椅子に座る父。

(このじいさん、ベッドから降りるなって言ってんだろうが)

呆れながらベッドを見ると、無残にウンコに塗れた防水シーツと布シーツ。それを回避するために敷いてる使い捨てシーツは丸めてある。

ベッドの惨状もだが、この異常事態をよそに平然とテレビを見る認知症夫婦に心底ぞっとする。

 

わたしの絶叫に反応し、よろよろ立ち上がりベッドに向かい歩く父。

今日はディサービスもあるし、わたしはわたしの仕事の準備もある。

とりあえず父母の朝食を作らねば(現実逃避)。

父とすれ違いわたしはキッチンに。

ベッドシーツを引っ張る父。クソの役にも立たないが、多少はマズいと思ったのか?シーツは丸めてくれよ…思いながら朝食を作り、土間の車椅子を組みリビングに入れたら…

 

ウンコまみれのベッドの上で、父が寝てた。
ぶっちーーーーーん!!!!!

 

「このキチガイが!!!!!少しは自分で処理する気になったかと思えば、まさかウンコまみれのベッドに寝に来てるって、あったまイカレてるにもほどがあるだろうが!!!!」

年末年始から加速した父の異常行動…いや、投薬してるのに異常行動が復活してる事実とウンコ処理でわたしは限界だ。

 

「おまえ、毎朝毎朝わたしにウンコとおっしこの始末させてっけどな!もしわたしが病気でベッドにウンコまき散らしてたら、おまえは始末したか?あ?オイ、答えろよ!」

父「…」

追いつめられてる今、つまるところコレを考える。

立場が逆だったら、父や母はわたしの排泄不始末を介助したか?絶対にしない。

2人がもっと若く、認知症じゃなかったとしても、

 

  • 父はそもそも自分のウンコすら嫌な人(なのにウンコまみれになるから認知症は業が深い)。そもそも面倒ごとは母にパスして生きて来たし、脳卒中で倒れた母のことすら施設送りに躊躇なかった。
    「しかも○○(わたし)はママのオムツ替えないんだろ!」と謎の理由で。
  • 母は自分優先の人ゆえ、自分の楽しみや交友を断念して子供の介護・看病なんざ絶対にしない。

「おら、答えろよ!わたしがウンコまき散らしてたらおまえどうなんだよ!」

父「…そうならないことを祈る」

「っじゃねーんだよ!なった場合のこと訊いてんだよ!!絶対にわたしの面倒見ないだろ。てめぇの女房のオムツすら替えたことねぇもんな!わたしは今、おまえら2人のシモの世話、三食から掃除洗濯更に仕事、1人でやってんだよ。気ぃ狂うに決まってんだろ!しかもてめぇらキチガイ2人を相手にしながらな!おまえ出来るか?出来ねぇだろ?」

母「ええ~お母さん、今もそんなウンチまき散らしてるの?」

そんな時でも自分のことが心配な母が参戦。

「お母さんは、わたしが完全にオムツ替えるようにしたらまき散らしはしてない」

母「じゃあよかった!関係なくて」

「…ちょっと待て。コイツはあんたの旦那!とりあえずアンタも聴いて。ウンコ塗れの旦那を見ろ」

母「え~この人、わたしの旦那じゃないわ」

はぁぁぁぁぁぁぁ(溜息)。

 

自分が寝たのがウンコの上と認知した「ウンコ嫌いの」父、自力で車椅子に移乗しようとする。

「ちょっと待てやぁぁぁ!!!!」

ウンコの上に寝たから、履いてるリハパンの外側もウンコだらけなのに、そのケツで車椅子に座ろうとするのを制す。

新しいリハパンを履かせ、古いリハパンを切って…

「ぎゃあああああ!中もウンコ塗れじゃん!!!」

おしりふきシートで父のケツを拭き、新しいリハパンを履かせながら、

「あーもうマジ狂うわ。つか殺すわ。おまえ、精神病院と施設どっちがいい?今すぐ選べ!」

父「…施設」

 

年末年始、父が不穏にならず鎮静剤も効いていればここまで追い詰められなかったと思う。前頭側頭型認知症って本当に恐ろしい…。

母のアルツハイマーは投薬がある程度効くので、ドネペジルとメマリー10m、クエチアピン投与してもこの揺り返しが来るとは想定出来てなかった。

 

 

 

昨日は在宅の先生が来た。

「今、コロナでなんとも言えないんですけど、再来週2泊3日でショートスティ。しかしこの不穏、夜間徘徊、オムツ外し…断られたらどうしよう」

と訴えたら、

先生「そうですね。施設もなんの武器もないと困りますよね。頓服でリスペリドン処方しましょう」

と処方してくれた。

クエチアピンとリスペリドンて、ガチ精神病じゃんね。

 

処方箋薬局でも、クエチアピンで鎮静できないことを相談した。

クエチアピン、飲ませ始めた当初は傾眠が激しく、わたしも仏心が残ってたので、

統合失調症の薬だし、あんまり飲ませないに越したことないなぁ…ディサービスがある日は夜だけ鎮静かけて、ディがない日は1日2回飲ませよう)

と極力飲ませない方向だった。

ディがない日は朝昼晩3回服用させている今、

「ディがある日も1日3回処方した方が効果出たりしますか?」

薬剤師「継続的に飲ませた方が効果は出ます。でも、効果に波はあるんですよね…」

ほぉ。じゃあ、仏心出さずに毎日3回飲まそう。廃人?今でも変わらねーよ。

今日から朝昼晩クエチアピン投与に切り替えた。

 

返す返すも、精神病院ぶち込んで投薬治療できたらよかったのに。

1か月40万と提示されても入院加療を願ったのに…。

結果、自宅で効果があるかもわからない薬漬けにするしかなく、わたし1人でその決断と投薬調整するってのも、実にストレス。

 

 

再来週、ショートスティが実現したとして、

今の投薬で施設入所が叶うのか、個室より大部屋の方が人目があっていいと思うけど、そもそも父は大部屋で対応できる状態なのか(オムツ外し、深夜徘徊、排せつまき散らし)、大部屋で追い出されるくらいなら最初からユニット型にぶち込むべきなのか…

施設側に確認・検討して、2月には特養申し込み施設を絞らねばならない。

父を入所させても、母の問題は丸ッと残る。

 

この介護生活がどこかに着地できるのか、わたしが先に倒れるのか、予想できない。

わたしの倍は食う両親を見てて、

わたしが収入もキャリアも削り、こいつらに飯を与え続け、飯を食ったから出てくる排泄物処理に追われ続けてる…。非合理的じゃね????入口から入れなければ、出口からも出てこないじゃんね?

と考え始めてる。

 

 

ビニール詰めの尿と便

父の糞尿にまつわる異常行動激化中。

昨日(日曜)の朝は、

ベッド脇にビニール袋に入れた尿をぶら下げてた

布団の中にはビニール袋につめた大便

もちろんベッド上は糞尿。

 

「おまえ犬猫以下だな!!!!!」罵倒を飛ばしながら処理した。

日曜日はそもそも訪問看護(浣腸)。

1週間持たずに不穏になる父のため、今秋から水曜・日曜2日入れることにした。その日曜早朝にコレやるんだから腹立つ。

 

昼前、看護師さんに浣腸してもらったら、それでも相当量の便が出た。

馬鹿みたいに貪り喰いしはじめてるから便の量も増えてる。

 

今朝、またベッドで排尿してる父。

「おまえマジいい加減にしろよ!ゴミの日まだまだなんだよ!余計なゴミ増やすんじゃねぇ!!!」

そう、年末年始3回も可燃ごみを飛ばされた。

各戸回収で1軒が出せるゴミは45リットル×4まで。

父母のオムツゴミ、年始のゴミ回収(土曜)1回では出し切れず、次回(水曜)まで段取り組んでやっと終わる。

 

1回で出せるゴミの量なんか調べる日が来ると思わなかった。

毎日毎日父がリハパン脱ぎ捨て、使い捨てシーツを尿まみれにしてるので、段取り組まなきゃ「年末年始後遺症」を廃棄できない。

 

朝飯を作り、昨日に引き続き父のベッド上のモノの廃棄と洗濯。シーツを張り替える。

父母に朝食を食わせ、排せつ処理。

仕事して、昼食を作り、父母の排泄処理をし、仕事。

で、17時頃リビングに戻ったら、また父がベッドに排尿してやがる(怒)

 

「てめぇふざけんなよ!!!!ベッドはトイレじゃねぇって言ってんだろうが!!!!」

父「俺は記憶がないが、どうやらやったらしいな」

 

これ。これが認知症の不穏な!!!!

父の排泄不始末にせよ、母の作話・徘徊にせよ、スイッチが入ったら止まらないし、本人も覚えてないことが多い。

それが日に何度も入る。特に父は排泄関係+常同行動で何度でも同じことを繰り返し続ける。

で、その不始末をつけるのはわたし。

 

夕方またシーツを剥がし、廃棄と洗濯。母のオムツも替え、夕食を作り、食べさせ、

母「あら?○○(わたしの名)は?」

「わたしが○○ですけど?」

母「違うわよ。今、隣(仕事場)から出て来た○○」

「それわたし。仕事終えて出て来て、おまえら夫婦のシモの始末して、おまえらの晩飯作ってるのも全部わたし!!!!」

母「違うわよ。○○は別にいるの」

この会話も1日数回繰り返される。

 

こんな人間以前の生き物に餌を与え、与えた分だけの糞尿を始末し…

飼育係????????

 

今月末、まずは2泊3日のショートスティを決めているが、なんと施設が現在コロナ発生中で、契約が進まない。

仮にクラスター化したら、父母のショートスティ予定自体を見直す必要が出てくるかもしれない。

父の排泄不穏も継続し、ショートもダメとなったら、マジでかかと落としか回し蹴りかましそう。

 

 

しかしドネペジル3mで幻視は収まったものの、クエチアピン(鎮静剤)の効きは落ちる一方。

メマリー(鎮静)を10mに増やしても、何の変化も見られない。

一般人にメマリー10mとクエチアピン7,5m/1日投与したら、起き上がれなくなると思うんだけど、今も寝かせて、ベッド脇にテーブルを寄せ降りられないようにして、

「おまえ、夜はベッドから出るなよ!」

父「わかった」

その直後、テーブルを蹴飛ばし、TV前の椅子に座ってTVをガン見してる(多分、記憶に残らない常同行動)。

 

この生き物、気持ち悪いことこの上ない。

 

糞まみれの年明け

謹賀新年!とか言ってる場合じゃなく。

 

今朝、父がリビングのソファ前の床に座り込んでおり、ソファと床が糞まみれだった。かかと落とししなかった自分をほめたい。

 

この年末年始、絶対に地獄を見る予感はしてた。

そして昨日の大晦日から予兆はあった。

朝、相変わらずベッドの上でリハパン脱いで排尿。その上で服を着て寝る父。ようは夜間、濡れて冷えた衣服を着続け掛布団類を剥いで寝てるわけだ。

そんな父を起こして車椅子に移乗、全部着替えさせ、ベッドシーツも張り替える毎朝のわたし。

 

晦日は心底うんざりして、TV見て笑ってる母に言った。

「夫婦は互いに介護義務あるんですけどね?」

母「ええ!そんなぁ~。お母さんはお父さんに介護されたこともないのに、なんで介護しなくちゃいけないの?」

 

ほぉ。最近よく思い出すのは、母が脳卒中で寝た切り宣告された時。

父「どうせ○○(わたし)はお母さんのオムツ替えたりしないんだろ!」

と一方的に言い捨て、迷わず施設探しに動いた父。

弟が「お母さんが施設入るなら、資金援助はします」とメールしてきたのを見て、

父「俺が施設入る時の援助はどうなる!」

と叫んだ父。

 

そうよねぇ~そんな旦那の介護したくないわよねぇ(母はそれを知らないけど)。

 

だが、その理屈で言えば、わたしこそもっと介護する義理はねーんだよ!!!父母共にオムツ替えてるわたしに、父、おまえどんな気持ちだ?

 

ま、昨日の父は朝からくしゃみを連発。これがまた人に向けて盛大にやる。

「ざーっけんな!!!ベッドの上でおしっこして濡れたままの服着て布団もかけず寝てりゃ風邪ひくんだよボケ!!!いいか、死んでもわたし達に伝染すな!!!!」

そう。父も母も体調不良になったら面倒が一層増える。のみならず、わたしが風邪で倒れたら衣食住衛生環境は数時間で壊滅する。

元々年末年始は風邪をひきやすいわたしは、細心の注意を払って風邪をひかないようにしているのに、寝てクソしてるだけの父が風邪菌バラまくとか最悪。

 

昼食後、父が飛ばした唾などを全部除菌。

昼食までに「わたしがリハパン替え、ズボンを履かせ、"おめぇ風邪ひいてんだよ!"と毛布をかける」→「父が毛布を剥ぎ、ズボンを脱ぎ、リハパンを脱ぐ」を4回繰り返してる。

気が狂う。ってかよく狂わずに来てるな。

 

昼食後、目を離した隙に下半身むき出しでダイニングチェアに歩いて行き、くしゃみと咳を連発しつつタバコを吸いだす父。

「てめぇこのキチガイ!!!!!さっさとベッドに戻れや(怒)!!!!」

父「わかった。もうしない」(で5分後にまたやる)

このやり取りと、

「汚れてもいないリハパンを脱ぐ」→私「年末はゴミ回収ねぇんだよ!おまえらの汚物ですでに70リットルゴミ袋が満杯なんだよ!!いらんゴミ増やすな!!!」と拾って履かせるわたしの攻防も繰り返されてる。

 

おそらく腹の不快感があり(便意)、だからリハパンの着脱を繰り返すんだろう。

が、リハパン着脱しても便意は消えない。

元旦である日曜日は訪看に浣腸してもらってる日。

「明日は看護師が来て、腹の不快感は消える。おまえのその行動は"認知症の不穏"そして"常同行動"。なんの意味もなく迷惑だけまき散らすんじゃねぇ」

それを繰り返した大晦日(白目)。

 

結局、夜の11時頃もまたダイニングの椅子でTV前を陣取りタバコを吸い火種を落とす父を発見。

「このキチガイがぁぁぁぁぁ~!!!!!てめぇ1人で死ぬなら死ね!火だるまになって死ね!だけど人を巻き込むな!!!!」

廻し蹴りせず、罵倒で済ませた自分を褒める。

ライターを回収して隠す。ダイニングの椅子は、父が歩いて行けないであろうキッチンの奥に移動。

 

「いいか。朝まで絶対にベッドから出るなよ!出たら殴り飛ばすからな!!!」

 

で、朝。

今度はリビングのソファが糞まみれですわ。ものすごく臭いリビングで、

 

「このソファ捨てるからな!(ゴミ回収すらないのに、粗大ごみ捨てられるわけないのに、わたしももう疲れ果ててる)」

母「ええええ~もったいない」

「新しいの買えよ。そこのキチガイの金で。あと尿と糞まみれの床も全部張り替えだな。そこのキチガイの金で」

 

結局、ソファ廃棄を認めない母。

元旦朝からウンコまみれの父の身体を拭き、着替えさせ、ソファと床にハイターまき散らしクソ掃除。

「おら、てめぇ自分勝手にタバコ吸ったり好きなようにしたツケがこれだよ。てめぇでベッド戻れ」

父を這わせベッド側に行かせるも、ベッドには上がれない。

わたしが父を担ぎ上げベッドに戻す。元旦から腰骨背骨が死ぬ。

 

「あんた、8月から娘に糞尿の始末とこんなことさせ続けて、大みそか・元旦もコレ。ねぇ今どんな気持ち?あっ、お母さん、そのウンコ触らないで!!!!」

(母はとにかく汚物を触る。アルツハイマーあるある)

 

…ようするに、ここ最近は8月9月の地獄と同じ状態になってる。

あの頃は認知症の投薬してなかったので幻視・妄想もあった。今は幻視・妄想部分だけは緩和されたけど「常同行動」は変わらない。

 

前頭側頭葉認知症は投薬が効かないってホントだな~。

幻視はレビー小体型認知症だからドネペジルで抑制できてるけど、メリマー10mぶち込んでるけどダメじゃん。クエチアピンも1日75mぶち込んでるけど「常同行動」には全く効いてない。

いや、効いててコレ???「8月9月と同じ」ってことは「進行はしてない」とも取れるか???もうわからん。

 

いずれにしても、あの8月9月の「対・父の常同行動」をリターンする気は全くない。

今度こそ殺してしまう。

 

いずれにしても、両親揃って自宅で過ごす年末年始はもう最後と決めてる。

ゆえに、クソ忙しい中でもおせちっぽいものや蟹は用意した。

しかし、もうわたしにおせちを盛る気力はない。通常のトーストを朝食に。

 

「はい今日から23年ね。1月23日~25日はアンタ達施設にお泊りです。これから施設にどんどん慣れていただきますから」

母「ええ~施設ってどんな…」

「近所です。人はたくさんいるからお母さんも楽しいんじゃない?ついでに介護のプロもいるし人手もあります。わかるか?あんたらキチガイをわたし1人で面倒見るのはもう無理なんだよ。まずはお父さんからね、施設に慣れて施設で暮らしてもらいます」

わかったか?と父を見ると、

父「大体、わかった」

その記憶も秒で消えるんだろうけど、もう本人が理解してようがしてまいがどうでもいいわ。

 

10時に来た訪看さんに早速、今朝の顛末を話す。

看護師さん「じゃあ、浣腸しない方がいいですか?」

「いや、してください!あと1週間持たないと思うので」

 

結果、大量な便が出た。

一時、食欲も落ちてたので週1回で持ったけど、今アホみたいに食欲回復してるから便も多いんだろう。

「訪看、週2回に増やそうと思うんですけど」

看護師さん「そうですね…自力で問題なく排便できれば週1回でいいですが…。オムツの中に出すとかなら。でもソファにするっていうのは問題ない自力排便ではないので」

「大問題ですよね!!!!」

この正月、すぐに動けるわけじゃないけど(こういう時期にやらかすのが父)、とにかく浣腸を増やすことにした。

 

看護師さん「でも、わたしはこういう寝てる姿しか見てないけど、ソファに移動したりできるんですね」

「寝たきり状態と、急に動くようになって徘徊し排泄をまき散らす時期が交互に来てます」

看護師さん「え。それは珍しいですね。普通寝た切りになったらそのままなんですよ」

 

で、す、よ、ね!!!!!

だからわたしも、なんのこっちゃ!生物として気持ち悪っ!!!!!とドン引きなんですよ!!!!

 

力説したわ。父の前で。

 

このまま老衰していくなら、施設は嫌だろうし自宅で看取ってもいいかなぁ~

なんて思った過去の自分を呪いたい。

 

 

 

 

正月ってなんだっけ?

今日、なんとかデスマーチを乗り切った…

 

わたしは自営業。8月9月のカオス期は、母の乱入つきでフルに仕事しながら、父を床から起こし上げ続け、撒き散らされた排泄を処理。父の抗がん剤を絶ち在宅に切り替え、救急搬送したり自宅点滴したり…思い出しても吐きそうなほどキツカッタ。

仕事するほどドタキャンやミスが増えるので8月から営業セーブ。

あの2か月でわたしの介護許容量は飽和状態。

 

11月は営業セーブの影響が数字で出始めた。

これはこれで詰む。

自営だから介護に時間を調整できるけど、自営だからわたし自身が営業しなきゃ収益がマイナスになる。わたしが外に仕事しに出られる状況じゃないし…と11月は営業かけ、12月は後半に仕事を詰め込んだ。

 

朝から朝食・排泄・妄想に付き合い、昼食まで準備し仕事し、合間に抜けて排泄の面倒を見て、準備しただけでは食べられない両親に昼食を食わせ、夕食の準備をし、乱入する母にブチ切れつつ、夜は仕事を終えダッシュで夕食を食わせ…

これを連日こなすのも詰む!!!と気づいた12月。

 

まぁ11月、少し時間が出来たので介護施設や役所行けたから1月のショートにコマを勧められたんだけど…。

それ、キャリアと収益をゴリゴリ削ってわたし1人で担うものなんだろうか。

 

薄氷の上を走って今日、長丁場の仕事が着地した。

で、明日は年内のゴミの最終日。

週2回のゴミ収集でさえ70ℓのゴミ袋がパンパンになるのに、年末年始は3回のゴミ収集がない。絶望。

ディサービスも1週間休み。絶望。

しかもその分、自宅の排泄は増えるし、朝から晩まであのキチガイの面倒を見なきゃならない。

クリスマスって何?正月って何?

 

在宅医にもケアマネさんにも、

「わたし正月の間に回し蹴りか、かかと落としすると思うんですけど」

と警察沙汰になった時の根回しをしておいた。

 

でも先ほど、

「あ、エルボって可能性もあるな。回し蹴り、かかと落とし、エルボだな」

と思った。

 

今朝、父母をディに送り出し、とりあえず1階廊下を除菌掃除。

1階トイレ、9月にダスキン入れて綺麗にしたのに、不穏になった父がトイレに行き大便落としたり、母が尿をまき散らすので早速戦線放棄。

そのトイレのスリッパを履いたまま母が出てきて歩き回る。(もちろん発見次第ブチ切れる)

洗面所も母の大便まき散らし(ヘルパーさんが掃除はしたけど)後、除菌する暇もないまま放置だった。

除菌シートを年内に捨てたい一念でダッシュで拭き掃除し、仕事。

17時過ぎに仕事を終え、18時の父の排泄ヘルパーに間に合わせるように飯を作ってると、

母「お母さんはどこ行ったの?」

「毎日毎日、1日5回も6回も同じこと訊くな。おめぇの母ちゃんは40年前に死んでんだよ」

わたしの頭の中はすでに、年末年始のゴミの段取り。

(排泄物…3袋は溜まるなぁ…ほかに一般ごみと…年始のゴミ回収までにどれだけのゴミが溜まってるんだろ…)

 

食後、リンゴを向いてジャムにした。皮とか芯とか明日捨てたい。

母「お母さん、帰り遅いわねぇ」

「おめぇの母ちゃん、40年前に死んでるっての。あんた何歳?84歳な。あんたの母ちゃん生きてたら100歳越え。んなことより明日何の日か知ってる?年内最後のゴミの日。40年も前の話してんじゃねーよ。わたしは明日のゴミでいっぱいなんだよ」

母「あら。そうなの。それは大変。わかった。過去の話は1日1回にするね」

 

18時半に父の排泄ヘルパーさんが帰宅。

19時過ぎ、寝るという母に歯を磨かせ、排泄介助。

ああ、疲れる。ホント疲れる。背中も腰もいたい…。この家、わたしがコロナどころか風邪ひいても終わるじゃんね。

いや、飯なんざ食わせなきゃいいけど衛生的に終わる。糞尿まみれの家。

やっと仕事場で片づけをし、床に倒れるわたし。が、不審な音でリビングへ。

 

「おまえ、起きんじゃねーよ!!!」

最近「不穏+腰の痛みがなくなったらしい」父の徘徊が復活中。特に夜間。

父がベッドから足を降ろしかけたところだった。

父「いやちがう、あれはなんだ…」

テーブルの上の母のマスクに同封されてた「中国語の説明書(3センチ角)」に反応する父。

こういうイカれたスイッチで、とんでもないことをやるのが認知症。マジキチ。

「これはマスクの商品説明。ゴミ」

まだもぞもぞしてる父。

これで火の不始末や糞尿まき散らしをするからクソ腹立つ。制すると、

父「トイレ」

エルボ、行くかと思った。自制した自分を褒めたい。

「あんたトイレ行けねーからオムツしてんだよ。今、ヘルパーさんがあんたのシモの処理して帰ったとこだよ。寝ぼけんじゃねぇ」

一喝して父が収まった。

 

はぁ…そういえば風呂掃除もしなきゃなぁ…風呂場の電気をつけ掃除グッズを探してると、寝たはずの母が降りてきた。

母「お父さん、お風呂入るのね~」

ぷちっ!!!!!!

「入らねぇよ!入れねぇよ!キチガイ夫婦が!!!おまえらのソレ、認知症の不穏な!キチガイ2人で触発し合って面倒ごとばっか起こしやがっていい加減にしろ!!!」

回し蹴りを入るとこだった。自制したわたしエライ。

ちなみに昨夜もこの時間、寝たはずの母が起きてきて父にアレコレ言い始め、つられた父が起き上がりひと騒動あった。

 

「おら、2階戻れや!おまえは寝るんだろ!キチガイの二乗を相手にする気力はねーんだよ」

母を廊下に押し出す。

母「違うの。お母さんが帰ってくるから迎えに行かないと」

夜間徘徊フラグ出た。

「てめぇの母ちゃんは40年前に死んでるって言ってんだろうが!おまえ今84歳なんだよ!おまえの親が生きてるわけねーだろうが!」

初期はもっと優しく言ってたんですけどね。さすがに1年毎日毎日朝から晩まで同じことを言われてると、殺意しかない。

母「だったらなんでさっきお母さんが大阪に行くって出て行ったの?」

ストーリーが破綻してても気にしないのが認知症

「それは全部おまえの妄想だよ!さっさと階段上がれ!2度と出てくんな!」

2階の部屋に追いやった。

 

ディサービスで朝から夕方まで起きて、人と関わっててもコレだからな…年末年始はディサービスがない…不穏は加速するだろうな。

わたしも現時点では、31日~4日は仕事を入れてない。入れた入れたで疲れ切るけど、仕事入れないからといって夫婦じゃ飯も食えないし、最低朝昼晩は排泄介助しなきゃ母が垂れ流しで歩き回るから、友人たちと遊びに行けるわけでもない。

朝から晩まで家事とキチガイ2人の心身介助。溜まり続ける排泄ゴミ…

考えただけで鬱になりそう。だがしかし自罰的ではないわたしは、殴る蹴るの方向に行くだろう。

 

年末年始、身内間の殺人事件が起きる理由を身をもって知るとは。

 

 

 

ところで今、階下の父が18時過ぎに替えたばかりのオムツを脱ぎリハパンを履き、その汚れてないリハパンも脱ぎ、新しいリハパンを履いてた。

こういう異常行動をよくやるから、父のリハパン消費量は尋常じゃない。もちろん、毎朝ベッドに排尿してるから「使い捨てシーツ」も毎日使う。

 

これをネット・置き配で「仕事(来客)がない時間」「母不在時(邪魔がすごいので)」指定で頼む。

玄関にドーンと積まれた段ボール4箱を今朝もさばいた。施設かな?

それを捨てるからゴミの量も「夫婦のおむつ代」もすごいんだけど、月2回ほど頼むそれを処理するのも地味に足腰に来る。

 

使用済みのオムツ類を入れて捨てるため、父のベッド脇にはS字環でビニールがぶら下げてある。

最近そのS字環に、父が使用済みのリハパンをむき出しで吊るす。

ハンギング糞尿。マジキチ。

 

母も一時期よく、「汚物で汚れた布パンツをビニールに入れ、部屋中に吊るして」た。

これは認知症あるあるなんだろうか…。

 

 

 

ついに弄便

今日、母の入浴ヘルパーさんから衝撃報告。

母は毎週土曜日16時半~17時半で入浴ヘルパーを入れている。

風呂はディでも週2回入ってる。

土曜日は主に「夕方不穏」回避のため。

 

しかしこの2週は「脱衣所、風呂で便垂れ流し」、今日は浴槽内で垂れ流したらしいorz

先週はわたしが18時過ぎまで仕事だったからね‥知らなかった。。

 

今朝、

「昨夜も言ったけど今日はデイサービス!」

叱咤しながら朝食を食べさせて、ゴミ出しして、母の排泄処理と着替えを終え、仕事の準備してる間にまた寝てる父を叩き起こし、

「ディサービスだっつってんだろ!」

父「珍しいな、こんな時間に」

「今は朝の8時半!」

父「え、夜じゃないのか‥?」

‥‥。

「あっ!またトイレのスリッパ(怒)」

昨夜、1階トイレのスリッパを履き母が歩き回ってるのを発見し叱った。

‥1階トイレ、秋にダスキン入れたんだけど、父母床にうんこ落とすわ、母は糞便撒き散らすは、秒で汚されるからまた放棄中。

そこから出たスリッパで廊下を歩き回るのは許さない。

そしたら今朝は2階トイレのスリッパ履いて降りてきた。つか、毎回糞尿詰まったリハパン取り替えてるのに、トイレ行く意味ある?

で、2階トイレに行ったら、便器にパッド流して詰まらせてた。母に手袋つけさせ回収させる。

毎日戦争だよ。

 

なんとか父母を追い出し仕事‥が、15時過ぎに仕事場にピンポンピンポン。

お客さんに断り出れば案の定母。鬼の形相で追い返す。最近、連日乱入される。これが一番キツい。

今まで積み上げたキャリアも収入も犠牲にして日々劣化するだけの老人の下の世話に追われる人生に意味ある?

 

で、17時過ぎ仕事終えて自宅に戻ったらヘルパーさんからその報告。

お湯は廃棄し便をある程度回収し、母を脱衣所に出すも、ずっと手を握ってて。

なんとか手を開かせると、浴槽内で出した便をずっと握ってた。洗面台でその手を洗った。

2週続けてこれだと、入浴介助が難しいとのこと。

 

便握ってたってそれもう弄便やん。

 

ヘルパーさん「病院に行った方が…」

「それ、下痢ですか?」

ヘルパーさん「下痢ではないけど、軟便ですね」

 

数年前から、浴室の排水溝を掃除すると便が詰まってたりした。(父か母かは不明だけど)

腹圧がかかったりすると出てしまうんだろうし、だから風呂はディサービスに切り替えてた。

ようはもう、排せつコントロール出来頭に大小垂れ流し状態なんだな。

でも、湯に漬かりながらも出るとは認知症末期だな。

 

これが「下痢」なら病院に行く意味があるが、ただの軟便で認知症により大便失禁してるだけなら、対処方法がないだろう。

夕食を作りながら、3秒ほど考える。

 

「入浴介助以外に、なにができます?」

ヘルパーさん「いや一通りしますよ。例えば清拭とか」

「清拭とは?準備は?」

ヘルパーさん「タオル数枚ですね。洗わないシャンプーで髪を洗い、全身を拭きます」

「あ、じゃあとりあえず年末年始はそれでお願いします」

このクソ忙しい年末に病院なんざ連れて行く暇がない。年始は尚更病院やってないし。

馬鹿高いシャワーチェアを買ったばかりだけど、こんなんでまたCTだの大腸検査だの(絶対に無理)やらせる気力は皆無。

 

夕食を片付けながら、

明日も終日仕事、明後日は午前中仕事で午後ケアマネ、夕方父の訪問理容、明後日仕事で…今年最後のゴミの日いつだっけ…浴室で排便したってことは、排水溝にまたクソが詰まってるのか…年内のゴミで出したいなぁ…

夕食後、疲れた体に鞭打って浴室の排水溝を開けてみた。

 

…!綺麗になってる!

多分、先週ヘルパーさんが掃除してくれたんだ。ん?アレ何?

 

排水溝のクソは取り除かれていたけど、浴槽内に数か所、便が付着してるのを発見。

ヘルパーさんはおそらくシャワーで流してくれたものの、全部は流せなかったんだろう。

ハイターをまき散らし、スポンジで掃除し終えた今。

 

も、いいや。風呂はやめだ!

 

仕事を通常に戻してみたら、母の乱入への神経的疲れもあるし、肉体的にもかなりしんどい。

 

世間はクリスマスイブらしいけど、

なにそれ?ってか正月って何?

ディサービスやってくれよ。ゴミ回収してくれよ。死んでしまうわ。

ってことしか考えられない。

 

 

動ける認知症、最悪

今日の夕方17時前、母は歩いて15分ほどのJR駅まで1人で徘徊に行ったらしい。

わたしと手を繋いで行っても、転倒するのに。

長い坂道、特に下りではブレーキがかからず、赤信号に突っ込むだけじゃなく、信号待ちしている人に突っ込むのに。

 

理由は「大学の先生たちが来るから迎えに(作話)」→途中で作話が変わり→「お母さんを迎えに(作話)」

 

わたしが仕事中の17時前、リビングとの境のドアをドンドン叩く音。

仕事場とリビングの境は2重ドア。

鍵がないので、母の乱入が止まらず2か月ほど前から後付け鍵をつけてる。

リビング側に鍵をつけ、キーでロック。

わたしは来客前にロックして、自宅玄関から出て仕事場に入る。

ドアの内開き・外開きの関係上、ちょっと不便だけど、リビング側から鍵が設置されるので、母も「ヤバい」と思うのか乱入を防げてた。

(もちろん、日付と来客時間を書いた紙もリビング側に貼ってる)

 

しかし今日はドンドンドンドン尋常じゃない。挙句、仕事場の玄関からピンポンピンポン。

お客さんに「ちょっとすみませーん」と玄関を出ると、乱入しようとする母。

この認知症スイッチ、ホントに「脳がぶっ壊れてる、ブレーキない状態」で腹が立つ。

当然、自宅玄関内に押し込み、

「なんなの?今、授業中なんだけど?」

母「あら、そうなの(しれっ)。大変なの!これから人が来るの」

「あ、そう。とりあえずおまえここから出てくるな」

母「それどころじゃないのよ!人が来るの」

この妄想、作話に付き合ってはいられない。数日前は17時18時なんて「夜中」と認知してたのに、症状が安定しない(理由は彼女の脳内にしかない)ので対応しきれない。

 

chika05.hatenablog.com

 

そんな今日も、

朝食を食べさせてる間、相変わらずベッドを尿塗れにしてる父のシーツを洗い、ベッドを整え、食べ終えた父母のオムツを替え、パンパンのオムツゴミを捨て、込み入った資料や振り込みなどをしつつ母の相手をし、昼食を作り、夕食を作り、

「これから18時までわたしは仕事だから。晩御飯はここに出来てるから(夕方徘徊阻止のため)」

説明し、言い含め、それでも17時前にコレだからな。

 

わたしが仕事場を移動したら、そういうアレコレもやってられない。父母の朝から晩までの全ては、わたしが自宅で稼いでるから成り立ってる。

「いいか。2度と隣のチャイム鳴らすな(怒)」

で、仕事を終え18時過ぎにリビングに戻ったら、今年はまた使用してないバーバリーのコートが投げ出してあった。

父のヘルパーさん「まぁ、○○(徒歩15分のJR駅)まで?お元気ですねぇ」

母「そうなの。人が来るって言うから迎えに行ったの」

はぁぁぁぁぁ???

わたしに追い出されても収まらず、妄想が加速。

「家に人が来る」→「駅に人が来る」

と変化し実行したらしい。

 

「また徘徊かよ!で、誰を迎えに行ったんだよ」

母「あれよ~大学の先生たち。何人も来るの」

わたしが「授業」の言葉を使うと、なぜか母の学生スイッチが入るっぽい。

祖母に関しては「お母さんを探す→駅に迎えに行く」と夜中でも徘徊スイッチが入るので、「おまえの母ちゃんとっくに死んでるわ」と秒で否定する。

でも、今日のような「大学の先生を迎えに行く」バージョンも出てくるし、先日は夜、仕事を終えたわたしと玄関で鉢合わせ、

母「みんなの家に行ってくる!」「みんなって誰だよ」母「みんなはみんなよー」

強制的に徘徊阻止した。

徘徊のスイッチになる妄想・作話のバリエーションが変化するので手に負えない。

 

ヘルパーさん「でもあんな遠いのに、お母さん元気ですね」

母「でも娘はそういう評価しないのよ」

父「俺も評価しないぞ」

突如、参加してくる父(オムツ介助中)。いやおまえリビングで母と一緒にいたんだろ!止められないおまえもおまえだ。

いや期待してないけど、父は父で自分のスイッチ入った時だけこんなことする癖に↓

chika05.hatenablog.com

 

ホントに母が徘徊出る時はいつも、クソの役にも立たないから腹立つんだよ!

 

 

そんな父はこの2週間、妙に足腰元気になってきた。全く喜ばしくない。クソでしかない。

 

当初は、朝わたしが車椅子をリビングに入れ、移乗させ朝食にするスタイルを無視し、勝手に立ち上がり食卓の椅子に歩き出す。で、転倒して介助。

「おまえ、ふざけんなよ!勝手に歩くな!」

わたしが切れても、父にはその理由が理解できない。夏のループと同じ常同行動だ。

 

その後、わたしが階下に行くより前に、食卓の椅子でタバコを吸ってるようになった。

 

更に、昨日はまた夜中に廊下に出たのか、このクソ寒い中廊下で仰臥して垂れ流してた。

「おまえ、なんなの?全部想定通りなんだけど!?凍死したいの?」

父「頭がおかしいんだよ」

「自分で分かってるなら上等!来年は施設な!」

 

一昨日はリビングで、

父「おい、早く拾え拾え!」母「え~わかんなぁ~い」

嫌な予感がして飛び込むと、父が持ってたタバコを自分が座る車椅子に落としてた。

そうなると父自身で火種を拾えない(それほど動けない)。

母も、それを探すことが出来ない。

その時は、わたしが車椅子の座布団を焦がすタバコを探し当て、父をベッドに運び、座布団を水に突っ込んで事態回収。

もちろん父にはブチ切れた。が、翌朝もまた1人でタバコ吸ってた。

 

夜中、ベッドを塞ぐテーブルを足で蹴り、座位になり、歩き出し、食卓でタバコを吸う父がいつ出火しても、火事が起きてもおかしくない。

 

冬場、各地で毎日のように「火事で民家全焼」ニュースがある。死者は大抵高齢者。

「危ないからやめろ」と言っても、「制限されてる」としか思わない。

痛い目見ても、記憶が保持できない。

火が出た後に消すことも逃げることも出来ない。

で、家が出火したら、裏にも飛び火するのは必須。損害賠償かな。

 

つくづく、

動ける認知症はタチが悪い。

自分が死ぬだけなら御の字だけど、他人様を巻き込む確率がめちゃくちゃ高い。

しかしそれを阻止するには、本気で24時間挙動を見張り、制限しなきゃならない。