この二件で父に辟易としていたわたし。
そういえば6月の泌尿器科(ガンの治療法を選択する診察日)は、わたしの仕事の都合もあり、兄に付き添ってもらいました。
で、この機に6月からヘルパー契約を結び、
・毎週土曜日(母がディサービス、父は自宅)の昼、「父の買い物付き添い」
をお願いしました。
要支援でも、この契約を結んでいれば「月に1回なら病院付き添いに変更」出来るらしい。
今後を考えてもヘルパー事業所と繋がっていたいし、
・料理出来ない
・買い物いけない
父を土曜日の昼に放置するのを回避できる。
そう。わたしが仕事で不在のお昼は、母が買い物係。
でも土曜日は母がいない。
普段は父が「サンドウィッチ買ってきて」と指示を出し、母が買いに出る。
しかし母はなぜかサンドウィッチが買えない。もっと「茶色い食い物」に反応する。
仕事終わりにわたしがリビングに行くと、いつも(これ、昼飯にはきつくね?)と思う茶色い物体…「せんべい」、例えば「総菜の揚げ物」などが積んである。
時々、コンビニの袋入りのパンを大量に買ってきてる(茶色い)。
それはそれでいいじゃん?
と思うけど、父は「サンドウィッチのビジュアル」だけが正解脳になってるので、
「こんなマズそうなものは食えない!」
と拒否してることもある。
問題は山積みなれど、「目標達成は出来ないけど、実働部隊」である母が不在な中、父一人を放置するのもアレなので、土曜日のヘルパー買い物同行は一石二鳥。
そんな本日は、わたしも在宅でした。
「お昼にチャーハン作るけど、もし他の物を食べたいなら自分の分だけ買ってきて」
と言うわたしと、
「セブンイレブンに行く。ママはいつもサンドウィッチ買えないから、俺が行って検証してやる!(母の買い物下手に憤懣溜まってるのね、と察し)」
「あ、そうなの。じゃあチャーハンやめるわ。わたしの分もサンドウィッチ買ってきて」
「わかった!」
という会話をし、帰宅した父のビニールを見ると…
サンドウィッチないじゃん。茶色い物体しかないじゃんー!!!!!
今日父が買って来たのは、
メンチカツパン(父は食わない)、チョコクロワッサン(父はチョコ嫌い)、チョコケーキ(父は…以下同文)、メロンパン(同文)、茶饅頭、みたらし団子
すげー全部茶色いぞ!
茶色くないのは、ミルフィーユケーキ、スタバパックコーヒー、抹茶ミルク、いちごミルク。
このセンスのなさ…母と同レベルなんだけど。しかも甘い物ばかり。いや、父は甘いもの好きなんだけどさ。
わたし「サンドウィッチどうしたのよ」
父「あれっ、俺、サンドウィッチ買わなかった…?」
怖っっっ!
高齢者は茶色い食い物しか見えないの?認知症は茶色への反応が素早いの???それとも我が家はサンドウィッチ買えない呪いでもかかってるの???
すかさず甘くないメンチパンを手にするわたし。これならチャーハン喰いたかったわ…。
父は茶饅頭を食べ一言。
「なんか甘くないのないの?」
ねーよ。おまえのセレクトだよ。笑
前頭葉が毛ほども機能してない証明なので、笑い事じゃないんだけども…。
コンビニでサンドウィッチを買う。
夫婦そろって、コレそんなに難易度高いか?
父「いやぁセブンイレブン、ママがサンドウィッチ買うのは不可能だな!」
わたし(もうだめだなこいつら。わたしが不在時は出前でいいのでは…あっ、2人とも電話かけられないんだった!)
詰んでる状況だけど、わたし自身が仕事の状況次第で1日1食もザラなので、
2,3日食べなくても死なないか♪
と思うことにしました。
こんな父でも介護認定員からすれば「認知症ではないと思われます」と言われちゃってるからね。検査拒否してる父も悪いけど。
ヘルパーに車椅子押してもらって、サンドウィッチ買いに行っても買えない認知能力。
それでも要介護ではなく、要支援なのね。
丁度、住民税のお知らせが来たし、思い出したら品川区にまた腹立ってきた。